見出し画像

東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法

勉強の楽しさを共有したいという思いで書かれた本。
「勉強法大全」として勉強に関することが、網羅的に詳しく書かれている。

同じように勉強してきても結果が違う理由
=「勉強の要領のよさ」

勉強で身につく論理的思考力。
➜すべての事柄に通じる一生の宝物。
=勉強はリターンの大きい娯楽。

※勉強できる環境にあるというのは贅沢なこと。

勉強の指南書はあくまで「勉強の補助」
➜正しい方法で勉強を始められるかが肝心。

「当たり前」のことしか書かれていない思う。
=実践できているか思い返してみる。

<CHAPTER0>

著者の願いと勉強の意義。

🐾PDCAサイクルの出発点にする。

テスト勉強の場合
Plan
テストの勉強をどう進めるか計画。
Do
計画に沿って勉強(実行)
Check
テストの点数(結果)を確認・評価
Act
次回どう点数を伸ばせるか改善案を検討
➜会社経営などすべてのことに通じる。

PDCAサイクルを速いペースで回し続ける。
➜自己を高めていく最も効率のいい方法。

回す必要のないPDCAサイクル。
=先人がすでに回してくれたPDCAサイクル。
➜コスパの観点から重要度は低い。

※最も効率的なやり方で最大限の努力をこなす。

練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。

ダルビッシュ選手のツイート

🐾勉強の意義

1.将来の選択肢が増える。
➜学力不足で夢を閉ざされない。
2.優秀な人に恵まれる。
➜優秀な人と渡り合うには優秀になるしかない。
3.勉強を通じて、自分の快・不快、得意・不得意を知る。
➜本当に楽しいと思うことを見つけるため。
4.勉強を通して、人生力が身につく。
➜タスク処理能力などがあらゆる場面で生きる。
5.自分に自信がつく。
➜「やればできる」「頑張れる」ことが知れる。

<CHAPTER1>

勉強効率を極大化するモチベーション講義。

🐾モチベーション

勉強は継続してこそ結果につながる。

モチベーションが保てない。
➜勉強の「量」と「質」が落ちる。

モチベーションが高い。
➜脳がその物事を重要と認識。
・記憶に定着しやすい。
・理解が促進される。
=「好きこそものの上手なれ」
➜自分から進んで行うことは吸収率が高い。

モチベーションを高く保てる条件。
・「メリット」を感じているとき。
・「やりがい」を感じているとき。
・それ自体が楽しいとき。

🐾①勉強のメリット

勉強は、勉強以外のあらゆる場面で生きてくる。

メリットを感じる例)
親、教師
「勉強しなさい」
➜逆効果。

服屋の店員
「この服を買いなさい」
・「怖い」
・「売れないから無理やり買わせようとしている」

メリットを伝える。
「お客様にお似合いですよ」
「雑誌掲載表品で売り切れ必至ですよ」
➜お客さんにとってメリットがあることを力説する。

🐾②勉强のやりがい

やりがいに必要なもの。
・目的、目標をどう設定するか。
・どのような目標を持つのか。

目的・目標を持つクセをつける。
やりがいを持つとき。
=目的、意味がハッキリしているとき。
➜必要性(やりがい)を感じる。

●目的を持って行動する。
➜PDCAサイクルを回せる。
=人生が変わる。

目的なく漫然と行動する。
➜「どうしてこんな事になったんだろう」
=悪い結果で自己肯定感が下がる。

※目的のない行動は「後悔」につながる。

目的を持って行動する。
➜悪い結果でも改善して次回に活かせる。
=学んだことで自己肯定できる。

目的を持つ
・モチベーションになる。
・終わったときの自己肯定感になる。

●目標はなんでもいい。
「欲望に忠実」でもOK。
➜称賛されるようなものである必要はない。
=自分にプラスであれば何も悪いことはない。

欲望の具体例)
・就職、お金
➜東大生(医学部)の家庭教師は時給1万円。
・結婚、恋愛
➜優秀な人に囲まれる大学に入る。
=年収が高くなる人との出会いの場。
(可能性)

※俗に考えると勉强の「お得」が見えてくる。

俗物的な目的
➜勉強するうちに崇高さへと昇華する。
例)
アルバイト代が上がるから高学部へ。
➜現場に触れ、感銘を受ける。
=目標が昇華する。

●理想像に近づく。
何かに打ち込む姿はカッコいい。

ひたむきに勉强している人。
=カッコいい。

「~はカッコいいな」
➜自分もなりたいと願望を反映している。

どういう人をカッコいいと思うのか。
➜「自分はどうなりたいのか」を抽出。
=自分の中の理想像を作り上げる。

●目標は仰々しく。
大聖堂を創る職人の話。
1人目
「レンガを積んでいる」
2人目
「レンガを積んで教会を創っている」
3人目
「多くの信者の心の拠り所となる『大聖堂』を創っている」
➜もっともやりがいを感じているのは3人目の職人。

3人目の職人の目標
➜「誰かのためになること」

「自分のため」「誰かのため」
➜自分は意義のあることをやっている
=自己肯定感につながる。

※「誰かのためでもあること」➜自己肯定感、幸福感
=「自分のため」にもなる。

もっとも結果を出すのも3人目の職人。
➜目標は意識して初めて近づけるもの。

3人目の職人になる。
「今やっていることは誰かのためである」
➜自己暗示をかける。

完全な利他主義は存在しない。
➜自分のための要素は少なからず入る。
=欲望に忠実は健全。

あえて大義名分を掲げる。
➜掲げ続けるうちに本心になる。

「鶏が先か、卵が先か」を考えることに意味はない。

●負の目的の注意点
負の目的に固執する。
➜達成しても幸せになれない。

例)
「見返す」ための努力
・結果が出たら相手を見返せるのか?
・努力、労力、時間に対する相手へのダメージ量は?
➜費やしたエネルギーとの不均衡。
=虚無感に蝕まれてしまう。

負の目的
「ここで負けてたまるか!」
➜強いパワー

※負の原動力には限界がある。
➜負の目的を最終目的にしない。
=踏ん張るための一手段。

🐾③勉强の楽しさ

勉强は本来「楽しい」もの。
例)
国語の長文読解は苦手。
➜好きな本は分厚くても読んでしまう。
数学の計算式が苦手。
➜ゲームダメージ、ステータスを計算してしまう。
=やっていることは本質的にほぼ一緒。

※知らずうちに勉强と同じことを楽しんで行っている。
=勉强も「楽しい」と感じることができるはず。

勉强を楽しくする要素
・「できるループ」
・「知的好奇心」

🐾できるループ

勉强ができる楽しさによって勉强を加速させる仕組み。

できる楽しさ例)
・問題に正解したとき。
・試験で高得点を取れたとき。
・努力を認められたとき。
など。

楽しいから勉強する。
➜勉強するからもっとできる。
➜できるからもっと楽しくなる。
➜楽しいからもっと勉強する。
➜無限にループさせていける。

「できるループ」を回す3つの方法。
1.目標に対し適切な方法で勉強する。
➜chapter4で詳しく説明。

2.自分のレベルに合わせて勉強する。
=その時々の自分にあった難易度の勉强をする。
➜簡単過ぎず難しすぎない適切な範囲

「できる」をたくさん積み重ねる。
➜脳に「勉强は楽しい!」と思わせる。

※自分の実力やキャパシティ以上の勉强は避ける。
➜「できない」の積み重ねになる。

実力以下をくり返すとマンネリ化する。
=達成感を得られない。

苦手な科目を克服するためのコツ。
あえて過去にできた範囲まで戻って学び直す。
➜「できるループ」を回し直す。
=勉强が楽しくなる。

3.ゲーム化する。
「楽しい」と感じるポイントを意図的に作る。
・タイムアタック
・スコア
・チェックリスト

「タイムアタック」
いかに短時間でクリアできるか意識する方法。
例)
練習問題、模試で時間を計り記録する。
➜後々同じ問題を問いたときにタイムを比べる。

「短縮できた」という経験。
=成長を実感しやすくなる。
➜もっとタイムを縮めようという目標にもなる。

タイムが安定しない。
=苦手分野
➜対策を練るときの手がかりにもなる。

「スコア」
「いかに高得点をとれるか」を意識する方法。
➜得点、正解率を記録し、比較する。
=成長の実感、簡易的な目標作りに役立つ。

「タイムアタック」「スコア」は他人と競うのも有効。
・良きライバルがいたほうが燃える。
・教え合うこともできる。

「タイムアタック」「スコア」の注意点。
「記録が落ちても気にしすぎない」
➜累計で考えると成長していることに気づける。

※勉强の仕方、反省点の抽出に意識を向ける。
➜今までの時間をムダにしない。

「チェックリスト」
「To Doリスト(やることリスト)」のこと。
➜こなした作業単位で考えるやり方。

こなしたリストにチェックを入れていく。
➜コレクター気分で快感になっていく。

1日の終りに成果リストを見る。
「今日はこれだけこなすことができた!」
「今日は全部のタスクをこなすことができた!」
=今日の戦歴。
➜明日のやる気へつながる。

チェックリストの活用ポイント。
「タスク項目を細分化する」こと。
例)
1日の目標=英単語100個覚える。
細分化リスト
「1~10」「11~20」……

チェックを入れる頻度が上がる。
➜「勉强が進んでいる感」が増幅される。
=勉强に熱を入れることができる。

※チェックリストが全部埋まらなっくても気にしない。

チェックリスト
➜自分の頑張りを可視化するためのもの。
=自分のできなかったことを可視化するためのものではない。

🐾知的好奇心

「知的好奇心」
能動的な興味のこと。
➜「これはなんだろう?」

※脳は興味、疑問に思ったことを理解すると「楽しい」と感じる。

知的好奇心の仕組みを利用する。
➜勉强が「楽しい」と感じられるようになる。
=楽しめるかどうかは自分の捉え方次第。

好きなものを突き詰める。
➜勉强にたどりついてしまう。
例)
ゲームが好きな場合。
「ゲームを作りたい!」
➜プログラミングを学ばなければいけない。

高度なゲームを作る。
➜ダメージ計算のために数学を勉強しなければならなくなる。

滑らかな3Dを表現する。
➜物理的な知識が必要になってくる。

より先進的な技術を取り入れる。
➜英語圏の専門書を読まなければならない。
=英語の勉强が必要になる。

何かを突き詰める。
➜目標や疑問が生まれる。
=横断的に広い分野での知識が必要になる。

好きなことを突き詰める。
➜嫌いな科目でも自発的にやりたいものに変わっていく。

🐾幸福の最大化

「自分なりの幸福を最大に近づけられるか」を意識すること。

幸福の最大化を意識する。
➜優先順位を決めるうえで重要。
=長期的にみて幸せになるのはどっちか?

優先順位
➜最終的な幸福の累計。

本書より

自分なりに考えて結論を出す。
➜「自分なりの幸福」につながる。

自分で決める。
➜辛くても「自分で決めた」からと踏ん張れる。
=どんな結果でも後悔しない。

※優先順位は自分にとって「どちらが幸福か」を考えてつければいい。

複数の物事を両立させる。
どっちも全力でやること
➜優先順位をしっかりつける。

優先度が高い➜リソースを多く割り振る。
優先度が低い➜ギリギリのリソースでこなす。

どちらが幸福を最大化してくれるかを考え抜く。
➜どんな結果でも得られるものがある。

優先順位は状況に合わせて変えていく。
➜初めに決めた優先順位に固執しない。
=メリット、デメリットを常に意識する。

合わせて読むのにオススメの本

<CHAPTER2>

「逆算勉強法」のススメ。
➜目的からの逆算で、最速の勉强を設計する。

🐾逆算勉強法とは

最小限の労力で最大限の成果を発揮することを目指す。

やるべきことを明確化。
➜一切のムダを削ぎ落とす。
①目標を立てる
②目標を分析した後、スケジュールを作る。
③スケジュールを細かく分ける。
➜タスクベースと1日の目標を作る。

本書より

スケジュールを作る理由。
➜使える時間が限られているから。
=同じ時間で何倍も勉強するテクニックが必要。

目標を達成できる要素。
・「どれくらい頑張ったか」
・「どの方向に向かって頑張ったか」
➜方向性をゴールにしっかりと合わせる。
=逆算勉強法

本書より

正しい方向へ努力する。
例)
受験のための英単語勉强。
・辞書を片っ端から覚える。
➜効率が悪い。
=試験当日までに覚えきれない。

「きっと出るだろう」とわかっている単語を覚える。
➜最小限の労力で挑める。
=試験当日までに覚えきれる。

※決めたスケジュールは忘れないように目につくところに貼っておく。
➜常に意識できるようにしておく。

正しい方向が決まる。
➜しっかり量をこなす。
=目標を達成することができる。

逆算勉強法の具体的方法。
5つのステップ)
①目標を知って具体的なゴールを設定する。
②ゴールまでにやりたいことを決める。
③やるべきことをスケジュールに落とし込む。
④実践する。
⑤進み具合を定期的に確認する。

🐾ステップ①

目標とゴールの設定。
大学入試合格の場合。
「具体的なゴール」
➜どの試験で何割の点数をとるのかを決める。
・目標とする試験で出題される科目は?
・満点中何点取れば目標は達成できる?
➜合格点数以上の目標は立てる必要がない。

※負担になりすぎない程度に余裕を持った目標値に設定する。
➜目標について知ることが必要。
=目標達成までの日数を必ず確認する。

「どの範囲が出るか」
例)
数学I・A・Ⅱ・Bが出る。
➜全体のなんとなくの量感を掴む。

「どれくらいのレベルまでやり込む必要があるか」
例)
・基本的な単語を覚え、流れをおさえる。
・細かい単語の暗記まで問われている。
➜なんとなくの質感を掴む。

どこまでやり込む必要あるか?
➜過去問を「サラッと眺める」ことで把握できる。
=難易度でゴールまでの距離感もわかる。

量と質感、自分の現状とゴールの距離感を掴む。
➜距離をいつまでに埋めるかを総合考慮。
=目標値を設定することができる。

勉强が進むと目標値が変わる。
➜目標は臨機応変に変化させるもの。

注意)
過去問に固執しすぎる。
➜過去問と全く同じ問題は本番では出ない。
=努力がムダになる可能性がある。

🐾ステップ②

やりたいことを決める。
例)
・どの参考書をどの程度終わらせるか。
・どの試験を受けるか。
・どの予備校に行くべきか/行かないべきか。

「人に教えてもらう」
自分よりゴールに詳しい人に教えてもらう。
➜直接取り組むべき参考書を教えてもらう。
メリット)
・時間を短縮できる。
・信頼性の高い情報が手に入る。

さらに情報の精度を高める。
➜複数の情報源から総合的に判断する。
=1人だけの情報ですべてを決めてしまわない。

※アドバイスすべてを鵜呑みにしない。
➜腑に落ちるところを参考にしてそれを極める。

「得られた情報から本当にするべきことを絞る」
情報すべてを行うには時間が足りない。
➜不完全な理解では本当に使える力にはならない。
例)
半分の理解度の参考書3冊 < 完璧に理解した1冊。

参考書の優先順位をつける。
参考書選びのポイント。
1.「網羅性」
➜全情報を網羅してくれるもの。

網羅されていない➜不安になる。
=他の参考書に目移りする。
➜手を広げすぎて時間が足りなくなる。

重要度の高い範囲に絞って問題集を追加する。

2.「合格者の多くが使っているものを選ぶ」
➜ハズレを引く可能性は少ない。

ハズレだったとしても、周りもだいたいハズしている。
=「差をつけられた」と焦らなくてすむ。

予備校ならば業界最大手を選ぶ。
➜弱点があっても卒業生からフォロー情報を得られる。

3.「自己投資はケチらない」
➜値段を理由に選択肢から外さない。

能力を高められれば、すぐに元が取れる。
能力が高いお金はいくらでも稼げる。

🐾ステップ③

スケジュールに落とし込む。

いつまでに参考書を終わらせたいか。
➜その日の「To Doリスト」を決める。

参考書単位でアバウトはマイルストーンを立てる。

週や日ごとのタスクへ落とし込む。
➜メリハリを付けながら進める。
=都度の修正が必要。

予定通りにタスクを消化できない日は必ずある。
➜勉强を途中でやめないこと。
=続ければ確実に目標に近づける。

やめるすべての努力が水の泡。

できなかった経験を次につなげる。
➜気持ちの切り替えが重要。

🐾ステップ④

実践する。
最終的にはどれだけ実践できるかが勝敗を分ける。

勉強本に書かれていること。
=「勉强の仕方」
➜勉强をすることを前提としている。

※正しい道でも進む距離が短ければゴールに到達できない。

「全体像を意識することの重要性」
意識すること)
・「全体像」
・「今が全体の中でどういう位置づけなのか」
➜勉强の効率が格段に上がる。

※全体像を掴んでから細かい知識を頭に入れることが重要。

全体像を意識する。
=「幹」を意識する。

「幹」
重要部分のみを一貫したストーリーのなかで説明したもの。
「細かい枝葉」
試験の出題頻度が低いマニアックな知識。

全体像を意識する。
=「幹」を見極めて育てること。

細かい枝葉を勉強する。
➜「幹」のどの部分から派生しているのかを意識する。

「幹」を作るときの注意点。
「ある関係性のなかでつながっている」
➜まとめて重要部分を説明できるような物語が「幹」

例)
四則演算の場合。
単元の羅列
「足し算と引き算と掛け算と割り算がある」

「幹」一貫したストーリー
「足し算は数を合わせることを意味する演算で、その対となる概念に引き算がある。そして、その足し算をくり返すことを簡略化したものが掛け算で、その対となる概念に割り算がある」

※関係性までわかるものが「幹」

ある関係性のもとでつながったストーリーで一通り説明できる。
➜どんな問題でも解けるようになる。
=試験に必要な内容を無駄なく、効率よく学習できる。

勉强の失敗例。
➜「枝葉を中心に細かく勉強する」
=教科書には「枯れ葉」の情報も含まれている。
➜本当に大事なところが疎かになる。

※マニアックな部分よりメインの部分から手をつける。

枝葉中心の勉强。
➜全体を見た「幹」が見つけられなくなる。
=応用問題のたびにつまずく。

「幹」を自分の力で作る。
=自分の力で重要部分を見極める。
➜問題解決能力を高められる。

自力で試行錯誤して問題を解く。
➜「幹」を見極める作業をする。
=本質を見抜く力がつく。

「自己解決力」
困難な状況に陥っても、自らの力で解決につなげる力。

勉强のみならず「本質」はどんなものにも潜んでいる。
➜勉强での経験は人生のどの局面でも生かせる。

重要部分を見極めるコツ。
=共通点を見極めていく。

共通点➜問題に横断して重要な内容。
「何が共通点だったのか?」
➜言葉にできる。
=「幹」へたどりつける。

幹へ近づく第一歩。
=間違えた問題をしっかり分析すること。
➜自分に抜けていたものが見えてくる。

「幹」を作っていくときの視点。
「AとBがどうつながっているの?」
➜重要なものをピックアップしながら説明する。

「幹」を作るときの情報も先達に聞くことが有効。

「アウトプット」
一度吸収した知識を吐き出すこと。
➜すべての科目に共通して非常に重要。

勉强は受動的な学習(インプット)に偏りがち。
➜頭を働かせずに時間は稼げる。
=学習した気になれる。

インプットからアウトプットの流れ。

本書より

インプットだけする。
➜なかなか情報を取り出せない。

アウトプットを習慣化する。
➜記憶・理解の確認ができる。
=すべてのステップが磨かれる。

※「アウトプットの学習効率が高い」ことは研究で立証されている。

インプットとアウトプットの割合
インプット➜2~3割
アウトプット➜7~8割
➜学習効率が高い。

具体的なアウトプット方法。
●実際に問題を解く。
➜勉强の目的は問題を解くこと。

教科書を読み続けるだけ。
➜教科書の切り口でしか理解が深まらない。
=知識に対して多角的に見ることができない。

例)
歴史の場合。
教科書=年代ごとに記載。
問題を解く➜「農業史」という観点の見方ができるようになる。

読み飛ばした部分の重要度もわかる。
➜抜け、漏れを防げる。

インプット直後のアウトプットは実質インプット。
➜見た直後に覚えているのは当たり前。
=アウトプットは時間を空けて行う。

●誰かに教える。
普段から人に教えることを意識して勉強する。
➜人に教える=アウトプット。

※「教科書の重要なところ」を「自分の言葉で要約」していくことが重要。
➜メリハリをつけて、わかりやすく言い換える。

人に教えることを意識する。
➜「押さえるべき内容はなんだろう?」と意識できる。

自分の言葉に置き換える。
➜深い理解につながる。

人と分担して教え合う勉强。
=高効率。
➜メリハリが意識でき理解が深まる。

脳内で自分自身に教えることもアウトプット。
➜他人に教えることと同じ学習効果。

全体像を把握するときのコツ
1章分をじっくり読んだ”直後”に読み飛ばしで読み直す。
➜おさらいで全体像が見えてくる。

”直後”の読み飛ばしのメリット。
・30秒で済ませられる。
・全体像を意識できる。
・労力がほぼかからない。

🐾ステップ⑤

進み具合を定期的に確認する。
➜ステップ④と同時並行。
・内容が身についているか
・計画の方向性が間違っていないか

一度立てた計画その時の最良(仮説)
➜都度変えていくことが必要。

検証と改良しなければ成長は止まる。
➜PDCAサイクルをしっかり回す。

逆算勉強法のステップ
・学習範囲の全体像を知る。
・範囲ごとのスケジュールを立てる。
・メリハリをつけつつ最後まで学習する。
➜シンプルなやり方。

<CHAPTER3>

点数を底上げするための技を身につけよう

勉强を成功に導くテクニック
●勉強効率を爆速で上げる方法
●時間を誰よりも有効に活用する方法
●無駄を省いた確実なゴール
●誰でも始められる暗記術
➜学習の効率・効果を飛躍的に伸ばすもの。

🐾勉強効率を爆速で上げる方法

1.ストレスを減らす。

別のことが頭に浮かぶ。
➜勉强の効率が落ちる。

ストレス➜強く長く頭に残る。
=勉强への影響が大きい。
・睡魔との戦い
・スマホの誘惑
・人間関係のしがらみ
など。
➜頭の中に広がる嫌なイメージ。

2.寝てしまう。
ストレスを感じる➜寝る。

※眠気、不安は勉強効率を下げる最大の敵。

体のつらさストレス
➜勉强のストレスの多くは「眠気」

眠気で頭がボンヤリ状態。
➜勉強しても記憶に残らない。

ストレスを感じながらの長時間勉强。
➜勉强そのものが嫌になってしまう。

「不安」も眠気と同様にストレス。
不安を抱えたままの勉强。
=非効率

睡眠=頭のリセット。
➜不安、心配を忘れて勉強できるようになる。

眠るときのコツ
四肢を脱力を意識する。
右手➜左手➜右足➜左足
➜順に力を抜いていく。
=「自律訓練法」

「自律訓練法」
自律神経を整えるという目的。
➜医療の現場で用いられている方法。

仮眠をとるなら直前にカフェイン摂取。
➜仮眠後の目覚めがスッキリする。

3.場所を変える。
集中できる環境を作る
➜誘惑から遠ざかる。

例)
・スマホを家に置いてカフェで勉强。
・静かな図書館で勉强。
・予備校の自習室で勉强。
・先達のオススメの場所で勉强。
など。

4.音楽を使いこなす。
ストレスを減らせるなら聴く。

※音楽を聞き流せる能力があるかどうかで効率が変わる。
➜歌詞のある/なしも影響する。

ストレスを減らす。
勉强に集中する。
➜バランスが重要。

5.友達を巻き込む。
友達と遊べないストレス。
➜友達を巻き込むことで解決。

単純作業➜マンネリ化
=モチベーション低下。

人と一緒に勉強する。
「この人に勉强で置いていかれたら嫌だな」
などと思える友達。

負けず嫌いの感情を刺激。
➜楽しく勉强が継続できる。
(Chapter1の「勉强のゲーム化」)

6.相性が悪い人とは距離を置く。
➜無理に距離を縮めようとしてもストレスになるだけ。

※場合によっては関係を断つのもあり。

人生は有限。
ウマが合わない人に労力、時間を費やすのはムダ。
➜本当に大事なことができなくなる。

気づいたら離れていたという距離の置き方がベスト。
・けんかする労力
・連絡をとる労力
・話し合う労力
➜全部ムダ。

合わせて読むのにオススメの本。

7.勉強時間は自分のペースで設定。
友達と勉強するときの罠
「相手のペースで勉強してしまう」
➜逆算勉強法のスケジュールを崩してしまう。

勉強時間を自分のペースで管理する。
➜効率を上げるために重要。

やめるのも自分のペース。
「やる気がでないからやめる」
・疲れたら寝る。
・回復したらやる。
➜自分の状態でやる/やらないを決める。

やる気がない状態での勉强。
=ストレスの元。
➜勉强が受動的になってしまう。

やる気のある状態での勉强。
=勉强が能動的になる。
➜頭への入り方が格段に違う。

やる気の面でもモチベーション管理は大事。
➜一生やる気が起きないでは話にならない。

8.勉强を自分のレベルに合わせる。
自分に合ったレベル、ペース。
➜最も効率よい勉强。

自分のレベルに合わない無理な勉强。
高い場合➜勉强が嫌になる。
低い場合➜勉强が退屈になる

※周りのレベルに合わせて自分の学習レベルを下げることは避ける。
➜ダラダラ勉強するクセがつくのを避ける。

人よりも先の範囲を学ぶ
・モチベーションにつながる。
・自己肯定感が上がる。
・自信につながる。

※やらされる勉强より自分からやる勉强の方が圧倒的に楽しい。

勉强が遅れる。
➜遅れたところまでしっかり戻ることが大切。
=土台が理解できていなければ積み上げられない。

9.独学の意識を持つ。
自分から勉强をするという意識。
➜最終的には独学が最も効率が良い。

講義独学を補助するツール。
➜本来勉强は独学でするもの。

独学をする。
➜わからないところを先生に聞く。
=最も効率的。

独学➜自分で考え理解する力。
=アウトプットできる力

自習のメリット。
➜自分のペースで学べる。
・理解している所➜飛ばす。
・理解できない所➜じっくり取り組む。

まずは自習の時間を作る。
➜講義は必要最低限に留める。

ゴールまでに何が必要で、いつまでにできないといけないのか?
➜逆算することが重要。

10.授業を活用する。
①授業の意義。
「メリハリを押さえつつ全体像を把握すること」

新しい分野。
➜何から勉強すればいいかわからない。
=片っ端からすべてやるのは非効率。

授業で全体像を把握する。
➜先生の強調していたところに応じて復習する。

②予習を活用する。
予習で授業の理解度が深まる。

予習の時間は最小限。
➜復習の時間を多くとるほうが目標達成に近づく。

予習内容
「章立てと章のテーマ」をサラッと説明できる程度。
・教科書の目次にザッと目を通す。
・何の章や見出しがあるか説明できるようにする。
➜章立ての階層を意識する。
=授業で全体像を意識しながら聞くための下地。

時間が余っているなら独学で予習を深めるのも有効。
➜独学力が磨かれる。

③「なるほど感」
「なるほど、そういうことか!」
➜復習の際に蘇ってくるもの。
=「アハ体験」

「わかった瞬間」=快感
➜脳裏に強く焼き付く。

「なるほど感」を増す。
=先生の言うことを理解する。
➜「土台の復習」「自分の言葉で要約」が効果的。

11.模試を活用する。
模試を受ける。
・自分の弱点を克服する。
・今後の勉強方針が立つ。

①模試への向き合い方。
いかに得点を最大化するかの練習。
➜全体に目を通して、点数を取れる問題から取っていく。

わからない問題。
➜「それっぽい」答えで埋める。
=点数をもぎ取りにいく。
➜合否を分ける最後のひと押し。

※模試を受けたその日のうちに1回復習する。
➜記憶が残ってるうちは短い時間で復習できる。

自分の考えを覚えている。
➜復習の効果が上がる。

模試の結果が帰ってきたときも、再度復習する。
➜間違えたところにサラッと目を通すだけでOK。

模試返却後の復習で重要なこと。
➜今後の勉強方針の方向性を明確にすること。
例)
間違い、減点箇所の傾向を把握する。

本番までの復習は何度でも行う。
模試の問題
➜予備校の威信を掛けて作られた問題集。
=問題の質が非常に高い。

「模試に出てくる情報は完璧である」
➜言える状態まで何度でも復習する。

②模試における注意点。
「まだ勉强が終わってないから受けない」

※模試は自分のわからないところを確認するためのもの。
➜今後の方針決定の材料。

模試に申し込む。
➜「模試に向けて勉強しなければ」
=ペースメーカーになる。

模試の偏差値に一喜一憂しない。
➜受ける模試によって全く異なる。

模試を何から何まで受けない。
➜手を広げすぎない。

1回の模試を味わい尽くす。
➜かなりの労力。
模試を受けまくる。
➜復習が追いつかなくなる。
=決めた方向性に向かう勉強量が不足してしまう。

12.映像授業とライブ授業を活用する。
映像授業のメリット。
・自分のペースで苦手な部分のみを学べる。
・同じ動画を何回も見たりできる。
・倍速機能で学習時間を短縮できる。
➜効率だけならライブ授業より圧倒的に優れる。

ライブ授業のメリット。
・スケジューリングの手間が省ける。
・ライバルと一緒なのでモチベーションが上がる。
・先生に質問しやすい。

※自己管理ができて時間的に余裕が無い場合は映像授業が有効。

「復習を完璧にするまで次の動画を見ない」

先のことを勉强をする。
➜全体の位置づけが理解できる。
=メリハリを設定できる。

授業はなるべく早く聞き切る。
➜まとまった時間を自習のために確保する。

復習は授業に置いていかれない程度に済ませる。

13.具体と抽象を行き来して理解を加速させる。
「具体」
➜実際に得問題。
=目の前に出てくるもの。
「抽象」
➜「要するにこういうことでしょ」
=要点をまとめたもの。

「具体的な問題」=たくさんある。
➜「同じような考え方、知識を用いて解くことができる」
=共通点でまとめる事ができる。

共通点を見つける。
➜「これは前と同じように解けばいいんだな」
=新しい問題でもすぐに理解できる。

「具体」と「抽象」を使いこなす。
➜教科書の目次だけである程度復習を済ませられる。

本の目次➜大抵は「抽象」で構成。

抽象化された目次から具体的な説明ができる。
➜内容が理解できている証拠。

本書より

🐾時間を誰よりも有効に活用する方法

1.急速の使い方を意識する。
➜勉強時間を増やす。

●切り替えやすい休息。
始まりと終わりの区切りがハッキリした休息。
例)
音楽を聴く。
曲には必ず終りがある。
「3曲聴いたら終わりにしよう」
➜区切りを意識しやすい。

息抜きを縛りすぎる。
➜勉强が嫌いになる可能性がある。

●得意科目を休息にする。
苦手科目の勉强➜休息で得意科目の勉强➜苦手科目の勉强➜休息で……
➜1日中勉強できる。

得意科目
「できるループ」を回しやすい。
➜アウトプットの学習が効率的。
=楽しみやすい。

「この科目はもはや娯楽だ!」ぐらいにしてみる。

2.日課を利用する。
疲れている日に休む。
➜自己嫌悪に陥る。

疲れていても取り組めることを日課にする。
➜勉强へ向かうハードルを下げられる。
=勉強時間を増やせる。
例)
数学の問題を1問解く。

ハードルの低い日課。
➜毎日少しでも前進していると実感できる。

日課がこなせなかった日。
「そんな日もある」
「明日から継続すればいい」
=ポジティブに考える。
➜自分から勉强を遠ざけない。

3.苦手科目ほど伸びしろがある。
必ずしも伸びしろがあるわけではない。
➜試験の配点など客観視してコスパを判断する。

苦手科目に時間を多く割く。
➜弱点に目を向ける忍耐力が身につく。
=人生で役に立つ。

※嫌いになるほど自分を精神的に追い込みすぎない。

4.スキマ時間を活用する。
例)
お風呂に入る前に単語を頭に入れる。
➜出るまでに覚える。

通学前に問題を見る。
➜通学中に解き方を考える。

※頭が自由な時間は探せば山ほどある。
➜ちょっとの時間の積み重ねが大きな成果になる。

スキマ時間に向く勉强。
➜「流れを意識する必要がないもの」
例)
英単語など。

5.まとまった時間を確保する。
勉强の種類。
・体系的な理解を要する勉强
➜数学、英文法など。
・記憶が主である勉强
➜英単語など。

まとまった時間での勉强。
➜体系的な理解を要する勉强。
=なるべく一気に勉强して全体像を掴む。

6.作業を最小限の時間でこなす。
優先度が低い作業。
➜期日ギリギリまで手をつけない。
=時短テクニックとして有効。
➜リスクはある。

例)
夏休みの宿題の場合。
最終日に「やばい!」と思い一気に片付ける。
➜勢いを利用する。

精度粗めの逆算勉强スケジュールで「あえて」手を付けずに放置する。
➜しっかり優先順位を立てて初めて機能するテクニック。

合わせて読むのにオススメの本

🐾無駄を省いた確実なゴール

1.無理のないプランを考える。
➜設定したゴールまで確実に到達できるかどうか。

平均時のパフォーマンスで計画を立てる。
➜最高時のパフォーマンスを基準にしない。
=長期的に続けられるプランを立てる。

2.手段が目的化しないようにする。
例)
過去問を何周もこなす。
➜過去問は「ゴールを知り、分析する」ためのもの。
完璧になるまで模試を受けない。
➜模試の目的は「理解していない部分を知る」ためのもの。

手段が目的にならないために。
・目的は何なのか?
・目的のために何をすべきなのか?
➜常に意識する。

3.手段が目的化しないノートの使い方。
「まとめノート」
教科書、板書内容、配布プリントなどをノートにあらためて書き写したもの。
➜手段が目的化した典型例。

「まとめノート」がよくない理由
●書くだけで時間がかかる。
➜「見て覚えられるもの」は目で覚える。
例)
・教科書にマークする。
・復習のときに強調する。
など。
➜それでも覚えられないものだけ書く。

●「まとめノートを作る」という手段が目的化する。
➜理解しているはずの知識を再度まとめてしまう。
=ノートを作るだけで満足してしまう。

ノートを作るメリット。
「要は〇〇なんだ」
➜メリハリを意識してまとめる。
=自分の理解が深められる。

※単純な「書き写し」はしない。
➜自分の頭で噛み砕いて書く。

ノートを作る。
・なんのためにノートを作るのか?
・ノートを作る必要は本当にあるのか?
➜不要なノートはなるべく取らない。

板書の場合。
➜必ずしもノートに書く必要はない。
=教科書を見ればわかることは書かない。

オススメの方法。
すでにまとめられたもの(教科書、プリントなど)
➜メモを付け加える。
・写す作業が最小限に抑えられる。
・先生の話に集中できる。
・情報を一元化できる。
➜復習のときのポイントになることだけ書く。

4.理解した内容を確実に点数へつなげる。
試験の点数に直結しない原因。
・試験中に時間が足りなくなる。
・ケアレスミス

時間が足りない。
➜短縮できる時間をとことん減らせるかがポイント。
例)
暗記問題は悩む時間を省略する。
➜スッと出てくるまで反復を重ねる。

計算問題
➜教科書レベルの問題に時間を使いすぎない。

「教科書レベル」
➜パターンでしかない。
=悩むのは勉強不足。

現代文、英語の読解。
➜日頃の積み重ね。

ケアレスミスをしてしまう。
自分の「間違えやすい部分」を把握、記憶する。
➜直面するたびに毎回意識する。

本書より

分析して都度意識する。
➜ケアレスミスはなくせる。

🐾誰でも始められる暗記術

1.暗記する上で、反復は必須。
➜人間は忘れる生き物。

記憶の分類。
・「短期記憶」
➜情報を最初に覚えるところ(すぐに忘れる)
・「長期記憶」
➜重要と判断された情報が保存されれるところ。

長期的な勉强
短期記憶を長期記憶に変換できるかが重要。
➜脳に「この情報を自分にとって重要なものである」と思わせる。
=反復すること。

効率の良い復習、再記憶タイミング。
➜初めて記憶した30分後、1日後、1週間後、1ヶ月後。
=ほとんどの情報は長期記憶に移行する。

合わせて読むのにオススメの本。

2.アウトプットは重要。
情報をアウトプットする。
➜脳から情報を引き出す。
=脳に「重要な情報」と認識される。

反復の際のアウトプットのメリット。
➜本当に覚えているかを確認できる。
=抜けている部分をチェックできる。

※暗記においてもアウトプットは重要。

例)
単語を覚えるとき。
①1単語を1分かけて1回チェック
②1単語を10秒かけて6回チェック。
➜②の方が記憶に定借する。

①アウトプット1回
②同じ時間でアウトプット6回
➜アウトプットの回数を増やせる工夫が必要。

3.反覆することを意識してマークする。
教科書にマークする目的。
➜「自分が見返すべき大事な部分がわかる」こと
=理解している部分は、大事であってもマークしない。

重要部分全部をマークする。
➜どこを理解していないのかわかりづらい。
=勉强効率が下がる。

※教科書のマークはの自分の知らない部分だけ。
➜マークの部分だけ反復する。

教科書を見る。
知らなかった部分にマークして反復。
➜それでも覚えられなかった部分にさらにマークして反復。

自分の成長に合わせてマークも更新する。
➜復習のムダを省ける。

体系的(幹)な理解が不十分
➜全体的に反復。
=臨機応変

4.語呂合わせを活用する。
語呂合わせの種類
・複数の単語を覚える場合。
・複雑で長い単語を覚える場合。

複数の単語をまとめて覚える場合。
➜ストーリー仕立てにする。

例)
平成以降の総理大臣を覚える場合。
カードゲームのUNO(宇野宗佑)をやっている。
海辺(海部俊樹)の家でリーチしたのが宮澤喜一。
海に流れ込む細い川(細川護熙)の上に羽(羽田孜)が浮かんでいる。
川は富山市(村山富市)から流れてきた。
川には橋(橋本龍太郎)がかかっていて、上でコブクロの小渕さん(小渕恵三)がいる。
そのコブクロが歌って喜んだのが森喜朗で……。
➜雑でも頭に定着して試験の時に思い出せればそれでいい。
=語呂を作ることが目的ではない。

小泉純一郎➜超有名
=無理に語呂にしなくてもよい。

複雑で長い単語を覚える場合。
一字一句間違えられない。
➜正確に思い出す。
=複雑な語呂合わせが必要。

例)
マリネス渓谷(太陽系で一番深い渓谷)の場合。
・マリネをリスが食べているイメージ
➜「マリネ+リス=マリネス」
・マンネリしているイメージ
➜「マンネリマリネリ……マリネス!」
=ニュアンス重視。

思い出す回路を2つ用意する。
➜思い出せる可能性が上がる。

本書より

語呂合わせのメリット。
●カタカナなど無機質な文字の羅列も覚えられる。

意味のない記号の羅列
➜脳は重要な情報と認識しづらい。

語呂を使う。
➜頭の中で情景を思い浮かべられる。
=暗記を効率化できる。

●アウトプット回数を増やしやすい。
➜スキマ時間に思い出しやすい。
=反復回数が増え記憶に定着しやすい。

※語呂合わせを作ることで満足しない。
➜記憶する時間をしっかり取る。
=目的は試験で結果を出すこと。

<CHAPTER4>

高校・大学受験を完全攻略する。
➜5教科の解体”真”書

🐾数学

数学で試されること。
「いかに基本問題のパターンが頭に入っているか」
「パターンを、いかに応用問題へ適用できるか」
➜パズルゲームのように進められる教科。

1.数学を学ぶメリット。
①問題解決能力
数学の問題の基本。
ある条件が与えられる
➜指定されたゴールがなんであるか答えるように求められる。
「与えられた条件からわかること」
「ゴールを求めるために必要なこと」
=問題を解くために2つを結びつけること。

本書より

➜思考法は「逆算勉强法」そのもの。
=任意の問題に応用可能。

②論理的思考力
数学の性質。
「必ず正しいと言える論理を積み重ねていく」
➜答えにたどりつく。

論理を1個1個矛盾なく積み重ねられる能力。
=論理的思考力

論理的思考力はあらゆるところで活躍する。
例)
英語の場合。
英文構造の分析。
➜英文法というルールしたがって論理的に考える。
日本史の場合。
➜戦の因果関係を論理的につなげていく必要がある。

各科目の一貫した論理を掴む。
➜科目を体系的に理解できる。

論理的思考力のメリット。
・話の説得力が増す。
➜説明力が増し、相手を納得させられる。
・複数の選択肢から最良のものを選べる。
➜メリット、デメリットを抽出できる。
=比較衡量することで最良の選択ができる。

2.数学の勉強法。
①基本問題はパターンを攻略する。
パターンを身につける。
➜数秒で問題の解き方を判断できるようになる。
=応用問題を解く時間を多く確保できる。

パターンを見抜くためには抽象論を意識する。
➜解き方の背景にある理屈を説明できるようにする。

例)
連立方程式の場合。
x+y=5
2x-y=1
2つの式を足す。
3x=6からx=2を求める。
代入してy=3を求める。

2x+y=7
x+3y=6
「解き方を丸暗記」した場合。
2つの式を足す。
3x+4y=13
➜解けない。

連立方程式を解く。
上式を3倍して下式とyの係数を揃える。
➜上式-下式をする。

ポイント)
「連立方程式を解くときは、係数を揃えてから足し引きすることで、文字を1つ消してあげる」

「両式を足すこと」

※答えを丸暗記して問題を解いても類題には太刀打ちできない。
➜抽象論を抽出することがポイント。

問題の解法を全部覚える。
➜多すぎて無理。

「背景にある抽象論」
➜限られた数しかない。

抽象論を抽出する。
➜共通点を探すこと。
「これらの問題をまとめて同じ理屈で説明するにはどうしたらいいか」

見つからない。
➜別パターンとして押さえておく。

理屈を意識しながら問題を解く。
➜パターンを定着させる。
=理屈を使いこなす。

②応用問題は基本問題を軸にした再現性が重要。
応用問題を解くことで基本のパターンが洗練されていく。
➜基本問題の無限ループは時間のムダ。

例)
連立方程式の場合。
X+3Y=15
X²+Y²=25

「連立方程式を解くときは、係数を揃えてから足し引きすることで、文字を1つ消してあげる」
➜そのままでは使えない。
=洗練させる必要がある。

統一的な論理を創り出す。
「連立方程式は文字を消去して1つの文字の式を作ることを目指すもの」
・係数を揃えて足し引きする場合。
・代入法
➜応用問題を通して洗練する。

応用問題を解く。
➜抽象論が洗練されていく。
=応用問題はパターンの宝庫。

応用問題の学習で意識すること。
➜再現性

「再現性」
問題から抽出した理屈を、その類題に直面したときに「必然的に」その理屈を適用して解けるようにすること。

「解法丸暗記」から脱却する。
「問題を初めて見たときに、どうやったらこの解法を必然的に思いつくようになるのか」
➜自分の中で腑に落ちるまで考え抜く。
=必然性をもって再現することができる理屈。

「どうすれば初見で解けるようになるか考える」
➜数学におけるPDCAサイクルを回すこと。

③パターンを覚えてしまう。
➜どうしても数学が苦手な人の場合。

数学はセンスではなくパターン化。
➜極論はパターンを丸暗記。

人に教えてもらったパターンを丸暗記。
➜問題を通してパターンを染み込ませる。
=「数学の点数を取る」ことはできる。

3.数学の楽しさ。
基本問題)
問題の背景に一貫した理屈が見えたとき。
➜解ける範囲が広がる。
「一見異なるものがリンクして世界が広がる感覚」
=数学の楽しみ。

応用問題)
パターンの組み合わせを考える。
➜パズルゲーム
=それ自体が楽しい。
➜解けても解けなくても楽しめる。

数学を楽しむために。
基本問題)
➜複数の問題の根底にある抽象論を抽出すること。
応用問題)
➜パターンを押さえておくこと。

4.数学でオススメの参考書。
(著者の場合)
基本問題にオススメ(数研出版)
『チャート式 解法と演習数学』
『サクシード』
『4STEP』シリーズ

基礎習得後にオススメ
『大学への数学 1対1対応の演習』シリーズ(東京出版)

より難易度の高い問題にオススメ
『月刊 大学への数学』(東京出版)

🐾国語

1.国語を学ぶメリット。
国語は勉強するメリットが一番多い科目。

現代文を学ぶメリット。
①要約力がつく
②他の科目の成績も伸びる
③語彙が豊富になる
④文章からの学びがある
⑤文章を読むのが楽しくなる

①要約力がつく。
「要約力」
複雑な物事を「要はこういうことでしょう」とまとめる能力。

※評論文の要点を掴んでいくうちに要約力が磨かれていく。

現代での発信力
➜「的確に要点を掴んでいて、かつ、読みやすい」
=要約力が必要。

要約力を磨く。
➜大事な情報を吸収する能力が格段に上がる。

要約する➜情報がコンパクトになる。
➜情報を多く俯瞰できる。
➜情報のつながりが見えやすくなる。
=情報の体系的な理解が容易になる。

②他の科目の成績も伸びる。
➜要約力が上がることの帰結。

例)
数学の場合
解答を見て「要はこういうことだ」
➜抽象論を抽出することが重要。

記述式要約力そのもの。

日本史、世界史の場合。
登場人物、出来事を時系列に沿って要点を掴んでいく。
➜体系的な理解のために必須。

英語英語で書かれた現代文。
➜国語がボロボロ英語もボロボロ。

※外国語の言語能力は母国語の言語能力を超えられない。

③語彙が豊富になる。
使用できる語彙が増える。
・試験の答案での表現力が上がる。
・家族、友人との会話も豊かになる。
・コミュニケーションが円滑になる。
・見ている世界を広げてくれる。

語彙力がない。
➜「この人とは話が合わない」と思われる。

周りの人の判断。
➜ある程度の頭のよさや説得力。
=言葉遣いで判断される。

④文章からの学びがある。
⑤文章を読むのが楽しくなる。

問題文からも学びがある。

現代文の問題文質が高い。
➜新たな知識・知見を得られる。
=会話のときの引き出しが多くなる。

「適切な具体例を示せるようになる」
現代文の評論文
抽象部分➜具体例➜終章部分の総括の繰り返し。

抽象部分筆者が伝えたいこと。
➜新たに得られる知識・知見。

抽象部分の具体例がストックされる。
➜「わかりやすく」物事を伝えられる。
=人生がより有意義になっていく。
(Chapter3「具体と抽象を行き来して理解を加速しよう」)

古文・漢文を学ぶことのメリット。
●外国語の学習の練習になる。
古文・漢文
➜厳密には外国語に分類される。

性質は現代文に近いので外国語より簡単。
➜他の外国語を学ぶときの練習になる。

●古来の人々の価値観を知ることができる。

2.国語の勉強法。
①語彙力と漢字力は常識人の必要条件。
語彙力がなくて現代文の点数が伸びない。
➜読解力以前の問題。

わからない単語は都度ノートに書く。
➜自分だけの単語集を作る。

試験の有無に関係なく漢字は勉強する。
=漢検2級すら取れない大人はヤバい。

漢字の勉強法。
=ひたすら反復、アウトプット。
➜漢字本来の意味を掴みながら語彙を増やす。

※語彙が増えることは漢字を勉強する大きな意義。

②現代文の勉强は文章を要約していくことに尽きる。
攻略法)
自分のレベルに合った参考書を選ぶ。
➜載っている文章のロジック(論理)を説明できるようになること。

「どういうロジックで、どう結論に至ったか」
➜文章構造に沿って説明する練習をする。

導入➜問題提起➜抽象論➜具体例×2➜結論

整理整頓して説明する。
➜違和感がある。
=理解不足の部分を自覚できる。

※点数を取るためには、流れを意識しながら文章を丁寧に読むことが大切。
➜途中で違和感を覚えたら読み返してから先に進む。

③どのようにマークを引いていくか。
文章を読むときは常に筆記用具を持ってマークする。

マークする➜文章に対して真剣モードになる。
=スイッチが入った状態。

マークする目的。
文章を読み返したき、マークした部分を押さえることで、最短で内容をさらえるようにできるから。

ロジックを見失う。
➜マークを追う。
=ロジックを思い出せる。

マークに凝り過ぎる必要はない。
➜時間の掛けすぎはむしろ害。
=ある程度のマークで文章の流れはわかる。

ノリで引いていくのがベスト。
➜直感で大事だと思った部分に線を引く。
例)
”しかし””すなわち”の後。

具体例を大きくカッコでくくる。
➜具体例の前後の抽象論の繋がりを意識する。

筆者が本当に伝えたいこと。
=抽象論

具体例
=伝える手段。
➜あってもなくてもよいムダな部分。

何と何が対比されているかを意識する。
対比構造がある文章。
・問題で問われることが多い。
・勘違いの原因になりやすい。
➜マークにこだわらない。
=意識することが大事。

④読む速度を上げるには。
=数をこなすこと。
・マークを引く。
・ロジックを説明する。
➜作業を丁寧に何回もやる。

※速さを意識しすぎて適当に読むクセをつけない。

⑤古文・漢文の勉強法
古文)
活用形、助動詞や係り結び、敬語など。
➜文法と頻出の単語を押さえる。

マニアックなものは深追いしない。
➜都度確認する程度に留める。
=問題に合わせて微調整。

漢文)
・最低限の構文とよく出る漢字を押さえる。
・文章問題を解きながら漢文に慣れる。

3.国語の楽しみ方。
➜文章自体を楽しむことに尽きる。
=好奇心次第

※勉强ではなく、雑学を仕入れているという感覚で臨む。

評論)
作者の考えにツッコミや相槌を入れる。
➜作者と対話するイメージで読む。
=楽しく文章と向き合える。

現代文の勉强
=評論を週に1~4個くらい要約。
➜コスパ的にちょうどよい。

4.国語でオススメの参考書。
(著者の場合)
現代文の評論の場合。
『ちくま評論』(筑摩書房)
➜評論の解説でしっかりした解説が載っている。
『現代文キーワード読解』(Z会出版)
➜単語の解説に重点を置いた内容。

古文単語の場合。
『古文単語ゴロゴ』(スタディカンパニー)
➜語呂合わせで古文を覚えられる。

漢文の場合。
『漢文早覚え速答法』(学研マーケティング)
➜漢文で点を取ることに徹底している。

🐾英語

1.英語を学ぶメリット。
①英語が得意だと入試で安定する。
➜英語は配点が多く設定されている。

入試の英語。
➜センスより積み重ねが重要。
=勉強するだけ実力がつく。

※英語は勉強量が点数に大きく直結する科目。
=「英語を制するものは受験を制する」

②英語を学ぶと実利がある。
➜就職、昇進に有利になる。
例)
就活でのTOEIC、TOEFL。

独立して起業するとき
海外の人と交流できる。
➜海外展開できるかどうかにも関わってくる。

日常での情報収集でも役立つ。
➜Twitterなどで英語の原文が理解できる。

洋画を字幕無しで楽しめる。

※英語は人生のどのステージでも必要になってくるスキル。

英語を制するのが早い。
➜人生での恩恵も多くなる。

2.英語の勉強法
①英文読解は現代文と同じように対策できる。
英語)
➜現代文がそっくりそのまま英語になった科目。

文章文の集合体
単語の集合体
➜単語は文法というルールに従って並んでいる。

文章を読む。
➜単語同士を文法に沿ってつなげる。
=文を理解する。

文同士を接続詞を用いて一定の意味のもとでつなげていく。
=文章として理解する。

英文を読むときも同様。
➜どの部分で詰まっているのか?
=分析が出発点。

詰まっている部分の対策。
●単語レベル
➜暗記に尽きる。
=反復とアウトプット。

●文法レベル
➜ある程度体系的に理解して暗記する。

マニアックな文法にこだわらない。
「文章を読むのに最小限の文法」
➜後は都度確認すればいい。

●構文レベル
いかに文法に矛盾なく文を解釈していくか。
基本の文法と単語を覚える。
➜パズル感覚で進められる。

※常に自分がどの文法(ルール)を使って解釈していったかを意識する。
➜抽象論を意識することと同じ。

●文章レベル
現代文同様の思考回路ができるようにしなければならない。
=「どういう流れで、どういうことを伝えたい文章だったのか」
➜人に説明できるようにしなければならない。

※ロジックを追うことを忘れない。

たくさんの文章を丁寧に読む。
➜文章のロジックを説明できるようにしていく。

②英単語はウルトラ重要。
最終的に差が出てしまうもの。
=英単語力
例)
・ライティング、アクセント問題
➜日本語を見て適切な英単語を引っ張ってくる。
・文法問題
➜慣用句がそのまま聞かれる。
・リスニング問題
➜単語の意味を思い出している間に読み上げが進んでいく。
=聞いた瞬間に意味がイメージできなければならない。

英単語で重要なこと。
・どのような問われ方でも完璧に答えられる。
・意味が「情景として思い浮かぶ」ようにする。

※発音はネイティブ風にマネして覚える。

自分が発音できないもの。
➜リスニングでも聞き取れない。
=CD付きのテキスト、発音記号を要確認。

イディオム(慣用句)は必ず意識する。
例)
「appointment(約束)」を覚えるとき。
➜「make an appointment with」
=塊で覚える。

長文、リスニングなどで意味の捉え間違いを防げる。

暗記のコツ。
毎回脳内で映像を想像すること。
例)
「submit(提出する)」の場合。
日本語で「提出する」と訳す。
提出している風景をイメージする。

バイリンガルの場合。
英語を理解するときに日本語を媒介しない。
➜英語を聞くとそのまま意味が思い浮かぶ。

大学入試に必要な英単語
=大体2000単語。
➜スキマ時間に反復とアウトプットを意識する。

③リスニング対策
➜文章が映像でイメージできるまで読み込む。

読解と一緒に勉強するのが効率的。
➜CD付属の教材を選ぶ。

CDを聞く➜文章の意味をとらえる。
➜英文を見ながら聞いて、正確に聞けたのか確認する。
➜英文を見ずにCDを聞く。
➜音声そのまま被せて声に出す。
=「シャドーイング」をくり返す。

最終目標)
シャドーイングしながら、文章の情景がイメージできる。

④ライティング、スピーキングの勉強法
➜これまでの勉強法でどんどん身につく。
・単語力
・最低限の文法
・多読
・リスニング
➜過程で身につく「英語の語感」
=必要なスキルはほぼ揃ってしまう。

さらなる勉强)
実際に英文を書いてみること。
実際に話してみること。
➜ネイティブを演じて情景をイメージしながら行う。

長い英作文、スピーチの場合。
「Introduction➜Body➜Conclusion」
・典型的なパラグラフ構造
・パラグラフの基本的な中身
➜学んで日頃から意識する。

3.英語の楽しみ方。
➜現代文と同じく文章自体を楽しむ。

英語のルールがわかる。
➜パズルを解くように文章構造が理解できる。

長文を和訳する手順。
➜論理パズルゲームと似ている。
=パズルが好きな人は必ず楽しめる。

※英語は勉強すればするほど自分の扱える世界が広がっていく。

4.英語でオススメの参考書
(著者の場合)
英単語帳の場合。
『システム英単語』(駿台文庫)

構文の場合。
『英文解釈教室』(研究社)
➜上級者向け。

文法の場合。
『総合英語Forest』(桐原書店)
➜網羅性を重視。

文章をたくさん読みたい場合。
『速読英単語』(Z会)

🐾理科

1.理科を学ぶメリット・楽しさ。
①メリット・楽しさは、世の中が華やかになること。
➜日常にあふれる不思議な現象に理由付けを与える。
=雑学好きなら楽しめる。

理科系の科目。
➜「知っていたら嬉しい・面白い」という知識が多い。

「よくよく考えてみたら、すごいことかも」
➜物事の見え方が変わってくる。

②理科が得意だと将来に役立つ。
➜理科は世の中を豊かにすることに直結している。

市場で売られている商品。
➜なんらかの形で理科が関わっている。
=理数系の職に就くときに有利。

数学)
➜事象を表現するためのツール。
理科)
➜数学を使って実際に事象を表現する「目的」

2.理科の勉強法。
数学の勉強法暗記

「これって要はどういうこと?」
➜単元を見たらパターンとなる抽象論をあぶり出す。

理科はルールにしたがってすべてのことが定まっている。
例)
●物理の場合。
・運動方程式
・キルヒホッフの法則
など。
●科学の場合。
・アボガドロの法則
・ヘスの法則
など。
●生物の場合。
・メンデルの法則。
など。

数学よりも抽象論の数が少ない。
➜応用パターンも限られている。
=コストパフォーマンスがよい科目。

問題抽象論の具体化。
「あそこの抽象論はこういうことだったのか」
「こうゆう風に使われるのか」
➜繰り返して確認する。
=抽象論を具体的なイメージを伴って理解できる。

理科も「幹」が重要。
➜抽象論間の関係性を含めて1つの地図を作る。

理科暗記科目。
理系科目の暗記は最低限の部分のみ。
➜抽象論を応用するだけで補える。
=暗記に頼りすぎない。

※抽象論を押さえる作業を中心に行う。

数学色が弱まる化学 > 生物
暗記色が強まる化学 生物

3.理科でオススメの参考書。
(著者の場合)
難関校向けの物理の場合。
『物理重要問題集』(数研出版)
『名門の森』(河合出版)
『新・物理入門 問題演習』(駿台文庫)

化学の場合。
文部科学省認定の教科書。
(学校で配られるもの)
➜教科書に書かれていることを理解する。
=多くの問題に対応できる。

『化学 基礎問題精講』(旺文社)
『化学 標準問題精講』(旺文社)
『理系大学受験 化学の新演習ー化学基礎収録』(三省堂)

🐾社会

①社会を学ぶメリット・楽しさ。
➜他人とのコミュニケーションに役立つ。

社会で学ぶこと常識
社会ができない人常識のない人
=やらないデメリットが大きい。

科目によってのメリット。
地理、歴史
➜多様な文化、価値観、考え方に触れられる。

変化の激しい世の中を生き抜く。
➜多様な価値観が重要。
=直面する問題に多角的なアプローチが必要。

地理や歴史を勉強する。
➜擬似的に多文化交流できる。
=メリットであり、楽しさ。

歴史を学ぶ。
➜人生の方向性を修正できる。
=歴史の失敗を自分の人生に生かせる。

回す必要のないPDCAサイクル。
=先人が犯した失敗、PDCAサイクル。

公民、現代社会を学ぶ意義。
➜常識を身につける意味で必須。

※公民は学ぶべき教養。

2,社会(日本史)の勉強法。
①説明できるストーリーを作る。
➜大まかなストーリー(幹)を掴んでいくことが重要。
=どんな人がどんな理由で何をしたか。

ストーリーを頭に入れる。
➜細かなところを忘れても補完できる。

注意)
単語を片っ端から覚えない。
人名、国名、地名
➜つながりがわからなければ役立たない。

※ストーリーを作ったうえで、そのなかに単語を埋めていく。

流れを頭に入れるコツ。
➜歴史を小分けにする。
例)
「今日は類人猿から農作の始まりまで」
「農作の始まりから王政ができるまで」
➜ちょっとずつストーリーを重ね、つなげていく。

区切りがついたら読み返して確認作業。
➜理解した直後の読み返し。
・復習がすぐに終わる。
・全体像が見えやすい。

2.問題を通して別の切り口で知識を見つめ直す。
教科書を読む。
➜問題を並行して解いていく。
=教科書にない切り口が見られる。

※問題を通して他の切り口での再調整を試みる。

本書より

ストーリーを書かせる記述問題を選ぶのがオススメ。
・ストーリーのアウトプットができる。
・いろいろな切り取り方で聞いてくれる。
➜既存の知識を別の角度から再認識できる。
=知識がより確固たるものになる。

記述式問題を解く。
➜重要な点を理解する。
➜教科書を読み直す。
=より深く内容を読み解ける。

3.社会(日本史)でオススメの参考書。
(著者の場合)
『センター試験 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』
(KADOKAWA)
➜対話形式で読みやすい。

<最終的な勉強法のコツ>

自分の受ける大学によって優先順位をつける。
・配点
・得意・不得意
・コスパ
など。
➜総合考慮して効率よく行う。

様々なものに「本質」がある。
5教科の勉強法
=Chapter1~3の勉強法の個別適用。

「本質」を掴む。
➜共通項のある別の物事についても適用していく。
=重要な能力。
➜勉强を通して本質を掴む能力を磨いていく。

知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分ではない、実行しないといけない。

ゲーテの言葉

合わせて読むのにオススメの本。

この記事が参加している募集

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?