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全国伝統的工芸品公募展で入賞いたしました。

タイトルの公募展で、全国商工会連合会会長賞をいただいて、その作品と賞状を持って県知事へ表敬訪問をさせていただきました。

こちらは木綿の帯地になります。
このデザインは、銀座を歩いていたときにショーウィンドウに見つけた南国柄のスーツを見て、「これを絣で表現したものを見てみたいな〜」という好奇心から生まれました。

あえて伝統的な藍染の紺絣にすることで、柄の自由さ、めずらしさが引き立つようにと考えました。
こちらの公募展の主旨が「⾧い間受け継がれた伝統的技術・技法に、現代生活の中で使われるための新しいアイディアや表現を取り入れた、市場性のある伝統的工芸品」とのことで、マッチしたのかもしれません。

紙布を主軸とするつもりではありますが、こういう絣の仕事も好きなんだ〜


島根県庁のある松江の宍道湖は、この日もきらきら。

「男性が仕事を頑張っていたら女性が寄ってくるけれど、女性が仕事を頑張っていても男性は寄ってこない」

松江からの帰りにお会いした、人生の先輩からいただいたお言葉。
なんか、わかるかも〜笑

ジェンダーの問題で最近こういうことは言わない風潮になっていますが、生まれつきの性別に関係はなくても、男性性と女性性はどうしても違って。


22歳からこっち、自分の鎧を少しずつ脱ぐような感覚があり、身軽になっていく自分がうれしかったのを憶えています。
でも、最近また違う鎧を着込んでいるような…。現状、鎧がないと潰れてしまいそうなので、いまはいまとして、またいつか鎧を脱げるときを楽しみにしておこうと思います。


お仕事で関わるかたは男性が多いので、男性社会で渡り合うための鎧でしょうか。
その結果、しばしば男性よりも男性らしくなっています(雰囲気とのギャップに驚かれる)。
問題が起きたときの腹の括りかたは、ほぼ武士。笑


節分!
恵方巻をご近所のかたからいただきました!

北北西微北って、どこですの〜

◎作業風景Instagram
https://www.instagram.com/shifu_ori_yuy/

島根県石見地方、川本町という人口3500人の小さな町地域おこし協力隊として、染織をしています。協力隊の任期後に作家として独立し、「石見織」を創立するために、日々全力投球。神奈川県横浜市出身。