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これからのアパレルのビジネス脳

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アパレルの工場目線から、こんなビジネス脳と仕組みが作れたらいいなって思う記事をまとめています。
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#縫製工場

自分たちの仕事は【我が子】に継がせられる仕事なのか?というシンプルな話

自分たちの仕事は【我が子】に継がせられる仕事なのか?というシンプルな話

こんにちは。
縫製工場の三代目、シャクモトです。

2020年1月23日AMに、母校の小学生のお子さんたちが私たちの縫製工場に社会科見学に来られました。

これは、2018年から小学校から依頼を受けて行っている取り組みです。

毎年、ビックリするような質問があったりして小さな後輩たちにはエネルギーを貰っているような気がします。

そんな中で、ふと思ったことをtweetしました。

十数人の子供たち

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僕たちのInstagramのフォローをお願い致します

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小さな縫製工場の3代目。
ネクタイブランドSHAKUNONE'(シャクノネ )のプロダクトマネージャー、シャクモトタツヒロです。

今日は短く、シンプルにお願い投稿です。

普段、経験を通して皆さまに共有したい内容を文章としてnoteに投稿させて頂いています。

その上で、読んでくださっている方々に是非、

SHAKUNONE'公式Instagramアカウントのフォローをお願い致します。

大切に

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今!縫製工場が考えないといけないこと。

今!縫製工場が考えないといけないこと。

昨晩、Facebookのメッセンジャーで同じ縫製の仕事をしている先輩とやり取りをしていました。

〇〇君、頑張ってるね。
これから先どうなっていくんだろう。
自分たちには何ができるんだろう。

そんな、話をしていく中で感じたことを書いてみたいと思います。

近年、縫製工場だけでなく、繊維産業を取り巻く環境はすこぶる良くない。
十数年前までは地域の有名企業として先頭を走っていた縫製工場も先日倒産しま

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「自分たちが作ったモノ」が「売れる瞬間」を知ってるか知らないかで天地の差が出る

「自分たちが作ったモノ」が「売れる瞬間」を知ってるか知らないかで天地の差が出る

誰しも何かを売って生きています。

それが「商品」なのか「サービス」なのかは人それぞれですが。

ただ、世の中には【仕組み】があって、例えば一つの商品を「売る」という単純なことにも多くの人が関わっていて、役割分担を細分化していく中で、
ある意味《光と闇》みたいなものが生まれてきたと私は思っています。
良いとか悪いとかではなく、自然発生的にそれが存在しているということです。

そんな中で、自分たちが

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記事に共感してはもらえたが、それだけ苦しんでいる人が多いんだと気づいた件。

記事に共感してはもらえたが、それだけ苦しんでいる人が多いんだと気づいた件。

少しづつ少しづつ、毎日思ったことや、日々感じたことを書き連ねて言っている僕のnote記事。

SNSなんかでも、バズるようなことが起きたこともないし、狙ったこともありません。※狙ってもできません。

基本的に記事のストックはしないので、その時々で書き殴った、主観的な内容がおおいのですが、そんな中で、先日書いた記事に大きな反響を頂きました。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

シェ

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アパレル工場の必然的な死

アパレル工場の必然的な死

ファッションは誰もが楽しめるコンテンツであり、その幅も多様化しています。

一見、華やかに見える世界に見えますが、表舞台とは裏腹にその実は想像よりも悲惨な場合が多いということを知っておいてほしいのです。

多くの縫製工場は同じような課題を抱えています。

そのほとんどが「お金」に起因するものであるということは、現場でそれを感じているはずの人達でさえ表立って言おうとはしません。

なぜなら、そこには

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考えるばっかりじゃダメ。不格好でもイメージを形にするクセを付けよう。

考えるばっかりじゃダメ。不格好でもイメージを形にするクセを付けよう。

実現させたいことがある。

それにはお金がかかることがほとんどで、やりたいことを全部やれるわけじゃありません。

といって、諦めるのは簡単なことですが、
クオリティーを求めないのであれば、ある程度の形を作ることはできる場合が多いです。

なのにも関わらず、
頭の中にあるアイディアやイメージを具体化させずに、時間が経つにつれて脳内メモリーから消し去ってしまっている人が多いのではないかと感じています。

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『時間をつかう』とは『命を削る』と同義だという前提で感じるコストの算出

先日、Facebookで繋がっている方の投稿を読んですごく感じるものがあった。

※是非リンクをクリックして詳細を確認してみてください。

ザクっと言うと、記事のタイトルにもありますが、1秒1円という価値の提供をしているということです。

記事の中にもこう書いてあります。

例えば、服のボタン付けに100秒掛かるなら、加工費用は100円が必要になる。そもそも、10円でやらされたり、また引き受けてし

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