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これからのアパレルのビジネス脳

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アパレルの工場目線から、こんなビジネス脳と仕組みが作れたらいいなって思う記事をまとめています。
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2019年9月の記事一覧

大人のいじめ。アンフェアな仕事。

大人のいじめ。アンフェアな仕事。

ビジネスをしていく上で、コスト管理や、それにに必要な交渉は必要不可欠です。利益を少しでも多くしたいというのは、悪いことではないし、むしろ当然のことです。

しかし、元受けと下請けの関係性の中で、絶対服従関係的なものが構築されてしまっている場合、フェアとは言えない取引が行われることは多々あります。

様々なケースがあるかと思いますが、下請けいじめは身近に存在しています。

これは今に始まったことでは

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変化は待つものじゃなくて作るもの

変化は待つものじゃなくて作るもの

身の回りで起きる色々な変化。

プライベートなのか、仕事なのか、人それぞれ変化を感じていることでしょう。

確かに、自分の意としないところで起きている変化もあるとは思いますが、それを受けてどう変化していくのか?というのは、待っているだけではいけません。

**どう変わっていきたいのか?ビジョンをどう描くのか?
そして、どんなロードマップを作るのか?**

その目標や理想に向かって行動することが必要

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パンドラの箱だと思い込むな!無力化した既存事業の転換点~2分note~

パンドラの箱だと思い込むな!無力化した既存事業の転換点~2分note~

常に変化を続けている環境。

それは、自然環境だけではなく、ビジネス環境だったり意識的環境も同じです。

今まで通りの惰性でうまくいく事業は少なく、その時々に合った変化をして、成長をしていく必要があります。

それは、強者が生き残る『弱肉強食』ではなく、
より、環境変化に敏感でそれに対応し自分も変化する『敵者生存』を理解している人こそ生き残るということです。

専門家でも知識人でもないので、博識な

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アパレル工場の多品種小ロットの落とし穴~現場目線を3分で読む〜

アパレル工場の多品種小ロットの落とし穴~現場目線を3分で読む〜

国内のアパレルは大量生産から多品種小ロットの生産に移行して生き残る

的なことが言われている場面に遭遇することもあります。
確かにそういった面もあるのかもしれませんが、
ここには重要かつ絶対的条件があります。

それは、それに見合った価格と生産バランスです。

**1アイテムを大量に生産する前提で設定された製造コストと、
いろんな工程のものを色々な種類作るのでは、
同じ物量だったとしてもコストは違

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脱スーツは、排除ではなく、適装が重要だ。

脱スーツは、排除ではなく、適装が重要だ。

 三井住友銀行は9月から、東京・大阪の本店で働く行員を対象に、原則としてスーツ着用にしていたルールを見直して、

「年間を通して服装を自由化した」というニュースを見ました。

お堅いイメージのある銀行の企業文化を変えようと8月末まで約2カ月間試行した結果、継続を望む行員が多く、通年での自由化を決めたそうです。

ガッチガチのルールに縛られているだけでは変わらないことを変えようとしたこと自体は良い取

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「下請け」って言葉自体がもう古いのかもしれない。

「下請け」って言葉自体がもう古いのかもしれない。

当たり前のように使われる言葉ですが、「下請け」という言葉自体が、業務上の上下関係を明らかに表していて、これは、

言葉としても意識としても
もう時代に合わなく
なっているのかもしれない。

と思うこの頃。

変化していく時代において、企業が生き残るためには、お互いが高め合い、持っている力や価値を最大化していく必要があります。

そのためにも立場の垣根を越えたパートナー関係を築く必要があると思ってま

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