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「さようならの理」千賀泰幸

「日本人は何を美しいと思うのか」

大陸の東の際で、大洋の北西の際に
三日月のように浮かぶ日本列島の上で
大陸の文化と大洋の文化のはざまに生まれ
古来より永き星霜に磨かれてきた
「日本人の美学」。
それは
時にぼくを励まし、支えてきた。
時にぼくを苦しめ、縛ってきた。

そうを考えるきっかけになったのは、
2015年の肺がん発現でした。
「5年生存率5%の肺がん」との宣告を
「5年死亡率95%」と覚悟したぼくは
「残された時間を、どう使えば幸いか」
と苦しみました。
そして、精神腫瘍科医の勧めで
「死生観」を学びます。
その中でぼくの死生観の背骨にも、
「日本人の美学」があることを知ります。
以下に、
日本人の美学「さようならの理」
への軌跡と展開を記していきます。

さようならの理(ことわり)

日本にはさようならがある
だれだってぐるぐるする
 
夜空ぜんぶの星が友だちになる
 
まがったてっぽうだまのように
 
雨ニモマケズ 風ニモマケズ

春はあけぼの

願はくは花の下にて春死なん
 
なにごとの おはしますかは 知らねども
精霊の王(神様や仏様が来る、その昔)
 
精霊の王(はざまのカミサマ)
武士道と云うは 死ぬこととみつけたり
 
花びらは散る、花は散らない
 
地獄へは俺が行く
 
散りぬべき時 知りてこそ
葬送のフリーレン また会ったとき恥ずかしいからね
 
葬送のフリーレン 勇者ヒンメルなら、そうした

春のカミサマ

【創作】春のカミサマ
【絵本】春のカミサマ
【小説】さようならの歌 (春のカミサマの原作)
「動画」春のカミサマ (動く絵本)


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