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球宴はホームラン祭り。計6発が飛び交う空中戦。ベンチ前のパフォーマンスに監督も参加。高校野球でも期間限定でOKにしては?せっかくの夢舞台なんだから

オールスターゲームはホームラン祭りとなった。計6発が乱れ飛ぶ空中戦。ベンチ前のパフォーマンスでは監督も参加するほどの盛り上がりも見せた。高校野球は来月、甲子園を舞台に全国選手権が行われる。せっかくなんだから、期間限定でパフォーマンスありにしてみては?高校球児たちの夢舞台。ちょっとぐらいはしゃいでも大目に見ましょうよ。

23日に北海道のエスコンフィールドで行われたオールスター第1戦。試合は二回表に大きく動いた。セリーグが打者13人を送り込んで9得点のビッグイニングに。

なかでも、このイニングだけで3本のホームランが放たれた。2死三塁で巨人の丸佳浩選手がライトスタンドへ2ラン。試合はセリーグが6-0とリードを広げた。

丸選手がホームランを放ち、ベンチに戻った際に恒例となっている「丸ポーズ」。両手を頭上で円のマークを描く。このパフォーマンスに、丸選手とともにセリーグ6球団の選手たちも参加した。

そして阪神の岡田彰布監督も笑顔で加わったのだ。ライバル球団の選手のポーズ。公式戦で戦っている時なら、絶対に見たくないだろう。でも、今日はお祭り。味方となったライバル選手のパフォーマンスに加わったのは、微笑ましかった。

パリーグも負けてない。八回裏1死一、三塁の場面。ソフトバンクの山川穂高選手がレフトスタンド上段へ特大アーチを放った。6月はノーアーチと苦しんでいたが、現在パリーグの本塁打王争いで14本とトップに立っている。大砲の一発にスタンドは沸いた。

そしてベンチに戻ると、山川選手のお決まりのパフォーマンス「どすこーい」の大合唱。これにパリーグの選手たちも参加して、祭りは盛り上がった。

セパのパフォーマンスを見ながら、高校野球のことを思った。球児たちの憧れの地、甲子園。ここでも期間限定でパフォーマンスありとしては、どうか?

甲子園では今年、期間限定で午前と夕方に試合を行う2部制を試行する。それならば、得点シーンでパフォーマンスを披露してもいいのではないだろうか。

せめて各校の初戦、しかも相手のエラーによる得点でなければOKのような気がする。選手たちはスタンドに向かって披露するならば、相手チームへの非礼にはならないだろう。

球児は高校生。情熱が体にぎっしり詰まっている。それをパフォーマンスで表現するのも良いのではないか。

せっかくの夢舞台。地方大会を勝ち抜いてきた選手たちにとって、甲子園はお祭りの舞台だ。そこで成し遂げたことに対して、パフォーマンスを披露してもいいような気がするのだ。

球宴も甲子園も、野球選手にとってお祭りだ。球児がパフォーマンスで喜びを表現することもOKとなればいいのに。

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