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箱根駅伝に提案!「日本学生選抜チーム」を!箱根路を走る経験を全国で共有し、レベルアップにつなげる礎に

正月の2日間で行われた箱根駅伝。青山学院大が2年ぶりに総合優勝し、計23校の230人のランナーが感動を与えてくれる走りを見せてくれました。今年は100回目の記念大会で、全国に出場の機会が与えられましたが、関東以外の大学がそのチャンスをものにすることはできませんでした。そこで提案。日本学生選抜チームを設けるのは、どうでしょうか?

100回目の節目として、関東以外の大学にも予選会に出場する機会が与えられました。ただ箱根の本大会の切符をつかんだ13校は、すべて関東勢の結果に。

関東以外のチームは11校が挑みましたが、最高位が京都産業大の27位。関東のレベルの高さをまざまざと見せつけられる形となりました。

例年、関東学生連合チームを含めて21校が出場していますが、今年の100回大会は関東連合をなくして23校に出場機会が与えられました。

来年以降の出場校について、関東学生陸上連盟は「全国化」をしないこととしました。予選会を開いても、関東以外の大学が厳しい結果となれば、この対応は仕方ないと言えるでしょう。

ただし、私は関東以外の大学の選手に何らかの機会を設けてほしいと考えています。それが「日本学生選抜チーム」です。

大学単体のレベルでは厳しくても、日本全国で有力選手を選抜して走ることは、箱根の経験の全国化につながると思うのです。

そこで、大学3年生以下に限った選抜チームとしたらどうかと思うのです。4年生が最後の思い出に走っても、翌年以降のチームに経験が共有されることは、あまり望めません。しかし3年生以下であれば、箱根路を走った経験を新年度のチームで共有できるからです。

関東の大学にとって、駅伝シーズンは出雲駅伝、全日本大学駅伝と進み、最後の箱根駅伝に向けてチームを最高潮にもっていきます。

関東以外の大学としては、箱根に始まり、出雲、全日本大学駅伝につながる意識づけができるはずです。

箱根で走った経験の全国共有。これが関東以外の大学のレベルアップにつながり、再び箱根駅伝の「全国化」のチャンスが与えられたときに、関東以外の大学が単体で出場権を手にできるかもしれません。

関東の大学では箱根駅伝が最終目標。関東以外の大学では箱根から始まる駅伝の強化。箱根駅伝について、いろいろな意味合いがあっていいと思います。

箱根駅伝での「日本学生選抜チーム」の設置を!箱根の経験が全国でのレベルアップにつながるように。

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