K Y = 空気読めません的な生き方
KY="空気を読まない"
ずっとアメリカで暮らしているので、日本語の進化には全く無頓着だが、最近知った言葉が、「KY」。
KY="空気を読まない" ということらしい。
もちろん"空気を読まない"は知っている。知っているといっても意味を知っているというだけで、そのようにできるというわけではない。
日本の社会では、「空気が読めない女」と思われているらしい。日本へ出張に来るたびにそう思う。
医療関係の会社との取引など特にそうで、会議室へ通されると、ずらりと並んだ幹部クラスがみんな男。その中で発言すると、時々「し〜ん」とするのがわかる。
もちろん私が代表を務める会社の商品が生理用品だから、その領域はこれらの男性の偉いサンたちにはちょっと守備範囲外かもしれない。
それでもハヤリの「フェムテック」に理解する態度を示そうと必死になっているお偉方に、こちらは敬意と愛情(?)をもっている。あわよくばお取引きしていただきたい。
KYジェリーは女性の味方
アメリカで「KY」といえば、KYジェリー。不感症の女性を対象とした性感クリームの一種で、たくさんの女性から注目されている塗り薬である。
不感症というと語弊があるが、膣内が乾きやすいストレス女子や更年期の女性のために、痛みを伴わない性行為のための薬という方がむしろ一般的かも。
さてこの空気を読まない「KY」と KYジェリーの共通点は。
そのカギとなるのは「摩擦を大幅に減らし、快感を得やすく」である。
空気が読めないということは、周りにどう思われても無頓着でいられること、つまり摩擦が少ないということではないか。さらに空気を読んであれこれ気遣いしたり心配したりする必要がないので、自分が自分でいられる。
どちらも、ストレス女子にはおすすめである。
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