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歌を書いてます。 アルバム未収録のライブ音源や作曲やレコーディングの裏話など
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#ギター

気がついたら今日も雨 / 土曜日の猫通信 feat. 弦巻マキ

好評だったので、マスタリングし直しました。ボカロのボリュームを変えずに、歌を聴こえやすくなるよう工夫しました。ハモパートも一部増やしています。

「気がついたら今日も雨」   / 詞・曲:セキヒロタカ

気がついたら今日も雨
まとまらなくていらつくの
こんな湿度の毎日
もうおわり

壊れたままの腕時計
ゴミ箱に捨てて来たの
お気に入りのステラも
もういいわ

薄れ消えてゆくはずもない温度に
また満
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ブラジルの友人ミュージシャン Edu のワルツ。Luca の子守歌。

ブラジルの友人、Edu のワルツ。感動した。
Luca への子守歌、だって。
優しくて切ない。日曜の朝に聴くとヤバイ。
本当にいい歌だから、聴いてみて。

僕のボサノバの曲「月光」を Facebook か YouTube で見つけて気に入ってくれて、メッセージをくれたところから始まった、ブラジルのミュージシャン Eduardo との交流。本当にイイ曲書くし、演奏も素晴らしいんです。日本では知られて
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「夢を見た。桜舞う、月の夜に。」

また、この季節が来ましたね。この歌を書いたのもちょうどこの季節でした。
僕たちは、いつも大切なものを少しずつ置いたままにして立ち去って行く。多分、そこに自分がいたことの証拠を残しておきたいのだと思います。

「夢を見た。桜舞う、月の夜に。」
    / 詞・曲:セキヒロタカ

夢を見た。僕等はあの場所で。
桜舞う、月の夜に。
いつかまた、その場所で

僕等は夜の公園で いなくなった猫を探した。
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やっぱすげえわ

やっぱすげえわ

コロナのせいでリリースが遅れに遅れているアルバムですが、1月に入って確認用のラフミックスがプロデューサーの西慎嗣さんから送られてくるようになりました。

「グラミーにノミネートされる」ということはこういうことなのか、と思いますね。

一番驚いたアレンジは、「終バスにて」。

この歌は、酔っぱらって「オレ何やってんだかな」と思いながら終バスで一人帰るときの気持ちを歌った歌で、前からこういう気持ちを歌

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白昼夢

「闇」って本当に悪いものなのかな、って思うんです。
今の世の中って、SNS もそうだし、いろいろ見たくないものも見せつけられるじゃないですか。それならいっそ真っ暗で何も見えない方がいい。
古代エジプト時代、王の怒りを買った神官の中には、瞼を切り取られて砂漠に放たれたものもいたそうです。「ほとんどが亡くなったが、中には洞窟を見つけて、一生闇の中で生き延びたものもいた」という話があるそうです。
今の世
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ありがたいなぁ

ありがたいなぁ

今年初めに公開したんだけど(服装で季節がすぐ分かる笑)、今も再生回数じわじわ増えてるみたいで、気づいたら、現在 21万4千回再生。ありがとうございます!!

「長い旅路のその後で」

僕の周りでもいるんですよね。
いつも周りの人のことばかり考えてて、自分を一番後回しにしてる人。
自分の人生なのに自分が主人公じゃない。
でも、みんな、わかってるよ。そういうこと。
君はもっと自分のことのために生きればいいのに、って。

そういう人に書きました。
とてもシンプルで、大してお洒落でもありませんが、正直な気持ちで。
去年の正月、ひどい風邪をひいてぐったりしているときに出てきた歌です。

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土砂降りの日の終わりの歌

改めて言うのも変だけど、自分の曲が大好きなんですよ。
ただ好きっていうのじゃなくて、
「こんな時の気持ちを歌で表現したかったんだ!」
ってことがほぼ100%出せてるから、自分にとっては最高の名曲。いくらポールでもジョンでも俺の気持ちを正確には歌にできないもんね!

「もう手遅れだよなぁ」なんて弱気になってる時は「その道を行け。前を向け」を歌って自分を勇気づけられるし、別れの時が来てちょっと寂しくな
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その道を行け。前を向け。

起業を迷ってる人の note を読んだ。
でも彼女は迷ってないね。もう心は決まってるだろ?

その道を行け!前を向け!明日がお前を待っている。
雨が虹を呼ぶように。夜は朝に続くよに。
その道を続く明日へと。お前を待ってる明日へと。
その道を行け!前を向け!夜を越えて行け!

  「その道を行け。前を向け。」

その道を行け、前を向け。明日がお前を待っている。
その道を行け、前を向け。夜を越えて行
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自転車に乗って君の街に行こう

みなさん、自転車でね、川べりをぴゅーって走ったら、思い出しません?
小学生の頃のこととか、もう会えなくなった友達のこととか。
そういう歌です。

  ・・・

「自転車に乗って君の街に行こう」

晴れたこんな日は、自転車に乗って
君が住んでる、その街に行こう。
あの路地を抜けたら、川沿いの道。
全速力で、ペダルを漕ぐよ。

風を切って走れ!この坂を越えて。
風を切って走れ!海の見える街へ。
リン
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始まりがあれば終わりがある。

始まりがあれば終わりがある。

始まりがあれば終わりがある。
弊社を支え続けてくれたメンバーが今日〆切の原稿を最後に引退される。
リーマンショックの厳しい時も一緒に乗り越えた。ずっと年上だけど戦友だと感じていた。

始めて実際にお会いしたのは西九条だった。
早春の良く晴れた気持ちの良い週末の午後。

ずいぶん前のようにも思えるし、昨日のようでもある。

本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
この後の人生が幸せな

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ギター&フットパーカッション同時演奏で久しぶりのカヴァー曲を

ライブではいつも全曲オリジナルなんですけど、「月光」の前説に、この曲のイントロ寸止めバージョンをやったら「最後まで聴かせろ!」ってリクエスト(苦情?(笑))があったので、録った映像です。
ギターを弾きながら(オクターバーを掛けて低音弦でベースの音を出してます)、足でフットパーカッションを踏んでます。ちょっと面白いですよ。
ぜひ、見てやってください。

雨がやんだら

こんな雨の日に、こんな詞の歌はいかがでしょう?詞からできた歌の典型です。
・・・
「雨がやんだら」

そう、きみはいつでも、百点満点。
こんな雨降りの日でも。
そう、きみといると、ぼくもいつも
百点満点でいられる。

明日、雨がやんだら、散歩に行こう
いつものみち、カメラを持って

いつもの道だけど、きみと歩けば
いつだってまっさらなみち。
ふるい自転車屋さんの看板や電信柱のポスターも
世界の素晴
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「ドーナッツ」

そうだ一緒にドーナッツ屋さんに行こうよ。
コーヒーを飲んで、二人でドーナッツを食べよう。
君はピーナッツクランチ、僕は シナモン。
通り沿いの窓辺の テーブルで。

かじったドーナッツを 顔の前で、じっと
眺めてる君に、僕が言う。

「今、『ドーナツが丸くてホントに良かった』とか言おうとしたでしょ?」
「まぁ、そんなところね。 どうして?」
「なんとなく、 わかるんだ。」
「変な人。」

君はそう
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