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WEBマーケター、小説を売る。

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イシカワ サトシです。 このマガジンは『小説の価値を上げる。』をテーマに着目した一風変わった読書ブログです。
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#解説

【考察】私が『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、村上春樹の入門小説として推す理由

【考察】私が『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、村上春樹の入門小説として推す理由

・村上春樹の小説を読んでみようと思うけど、何から読めば良いのかわからない。
・小説は読まないけど、村上春樹は有名なので読んでみたい。
・一番有名な『ノルウェイの森』を読んでみたけど、読んでも何が良いのかわからない。

日本はもちろんのこと、世界でも相当有名な作家、村上春樹。

一番売れたであろう『ノルウェイの森』や『1Q84』、最近発売された『騎士団長殺し』など、ニュースでも取り上げられることが多

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【考察】『限りなく透明に近いブルー』のタイトルの意味とは

【考察】『限りなく透明に近いブルー』のタイトルの意味とは

はじめに:最も売れている芥川賞受賞作品ご閲覧いただき、誠にありがとうございます。イシカワ サトシです。
このnoteは『小説の価値を上げる』を目的とした一風変わった読書ブログ。

第六弾は村上龍の『限りなく透明に近いブルー』

村上龍のデビュー作であり、代表作。第19回群像新人文学賞受賞、第75回芥川賞を受賞した、文壇においても非常に評価の高い作品です。
しかしですよ、この作品。その過激すぎるスト

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