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10年後に生き残る仕事とは?【読書感想】

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仕事って何だろう。

たくさん稼ぐこと?
人の為に役立つこと?
生活するための手段?


僕の中では明確な答えが出ていません。

 人生100年時代と言われる現在。
定年まで働いて、
年金を受けながら
落ち着いた老後を過ごすという
これまでのテンプレートは
この先も叶うのでしょうか。

そもそも、
定年まで今の職場で働くことが
妥当なのでしょうか。

転職をするとなれば
今後はどういった業界の
どういった人材が
必要となるのでしょうか。

 
本書は、
経営者の堀江貴文氏と
情報学者の落合陽一氏が、
AIやロボットの登場で、
今後「なくなる仕事」「減る仕事」
「生まれる仕事」「伸びる仕事」
についての考察と解説をメインに、
これからの仕事に求められる
価値について述べられている
一冊となっています。
 

AIやロボットの普及により、
人が行う仕事の形態は
大きく変化しています。

例えば、
各企業における電話交換は
今や自動音声による対応が
多くなってきました。

人にしかできないこと以外は
機械に任せようという働き方です。

このことを踏まえたうえで
「なくなる仕事」「減る仕事」
について紹介されています。

感想としては
「ほとんどじゃんけ笑」といった具合です。

 

今ある仕事のほとんどは
AIや機械に取られてしまう
世の中になりそうです。

この中で生き残るのは、
「自分の色」を出せる人材。

逆に言えば、
AIやロボットには出来ないことです。

その一つに雑談があります。

雑談のようなやり取りを行う
AIは見たことがありますが、
お客さん一人ひとりの性格や人柄、
趣味嗜好、家庭環境等を踏まえて、
雑談で盛り上がるほどのものまでは
見たことがありません。


他には「好きなこと」を追求したスキルです。

「好きなこと」
を極めると、やがて
「自分にしかできないこと」
に変わります。

けん玉、陶芸、音楽、
もの書き、スポーツ、
なんでもいいと思います。

これらは機械がやると
人間がやるとでは
また意味合いが変わります。

機械が100回けん玉を成功させるのと、
人間が同じことをするのとで
どちらがワクワクしますか?
単純作業に強い機械が
100回決めるよりも、
体力や集中力が消耗する人間、
チャレンジ前に
その人間のストーリーなんかを
聞けば余計に魅力が増します。

 

「雑談」と「好きなこと」
を紹介しましたが、
要は「自分にしかできないこと」を
持つ人材はこれまで以上に
重宝される時代になってくる
ということのようです。

 

「雑談」を極めるためには
色んな人と会話し、
色んことを経験し、
色んな本を読むこと
ではないでしょうか。

 

「好きなこと」を極めるためには、
やみくもに鍛錬に励むことも大切ですが、
複数の「好きなこと」を
掛け合わせることで
よりニッチな存在になりえます。

YouTubeのHIKAKINさん
ボイスパーカッション✖️商品紹介
これが良い例です。

僕の好きなことですか?


うーん。
野球に読書に犬に料理にラーメンに…。
どれもこれも競争相手の多い分野。
でもこれらを2つ3つと
掛け合わせたアイディアを
追及することで
よりニッチな存在になれます。

早い話、
はなからニッチな分野を
掛け合わせておけば
希少な存在となりうるということです。

 

ニッチな存在って売れるの?
という疑問については、
ネット社会が顧客範囲を
日本から世界へ
広げてくれているので、
可能性はいかようにも広がるとのことです。

 

さて、
みなさんはどのようにして
自分の色を出して生きますか?

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