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部下の心を動かすリーダーになる方法

全7回にわたって「リーダーは批判を受けることを覚悟しよう」というテーマで書いてきました。

そして部下から批判や不満の声が上がってきたときには、感情的にならず、部下と同意できる部分を見つけ、そこから感情に訴えかけて、部下の心を動かすステップを説明しました。

実際にこのステップは部下だけでなく、あらゆる人間関係に応用できるものです。

■部下(人)の心を動かすための7つのステップ
①必ず批判が出ることを覚悟する
②感情的に反応しない
③相手の立場、状況を考える
④相手と自分の信念体系(belief system)の違いに気づく
⑤相手のプライドに配慮する
⑥相手と共感できるポイントを見つける
⑦共感ポイントを使って感情に訴えかける

実は私はこのステップを踏むことが当初とても難しいと感じていました。

特に②の感情的に反応しないは、頭では分かっているのですが、どうしても顔に出てしまい

「怒ってますよね?」

と言われたこともあります。

しかし「感情をコントロールする」だけをやろうと思っていた時には、感情をコントロールすることが難しかったのですが、それ以降のステップがあることを知ってから、実は「感情をコントロールすること」が出来るようになってきたのです。

これはおそらく、人を動かすための全体像が見えたことで、各論のステップが意味することが段階として理解することができたからだと思います。

どんな物事にもステップが存在します。

いきなり何か大きなことをやろうとするのではなく、その過程を細かく分解することで、自分が何をしなければいけないのかが見えてきます。

ぜひあなたもこの全体の流れを理解いただき、部下を動かし、チームを上手に率いるリーダーになっていただければと思います。

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