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過去の記憶は書き換えることができる

誰しも過去の辛い出来事ってあると思います。

私も浪人時代や、大学時代、起業時代など当時は辛くて辛くて仕方なかった出来事があります。

ただ、いまでもそれが辛いと思っているかというとそうではありません。
むしろあの出来事があって良かったとすら思っています。

今回は、過去の辛い記憶を書き換える方法について解説します。

過去を書き換えるには未来にゴールを設定する

結論から言ってしまうと、過去を書き換えるには

未来に本当に自分が叶えたいwant toのゴールを見つける

ことです。

もしいまあなたが過去の出来事を「辛い」「なんで自分だけ」と思っているのであれば、いま考えついたゴールではダメです。

それは「現状の内側のゴール」と言って、過去の自分の記憶から導いたゴールであったり単に今の現状から目を背けたいために思いついたゴールの可能性が高いです。

そうではなく、今の現状の外側、つまり過去の延長線上にはないゴールで、且つ自分がどうしても成し遂げたいと思うゴールを見つける必要があります。

それが見つかった時に、初めて過去が書き換わる可能性が高まるのです。

鬱になって良かったと思う人たちがいる

私の本業である、障害者支援の仕事に何年も携わっていると、こうおっしゃる方々がいます。

「鬱になった時は辛かったけど、今はなって良かったと思っています」

こうおっしゃる方は大多数ではありません。
どちらかと言えば少数です。
しかし、私は複数の人から同じような話しを聞いています。

これはどういうことかと言うと、この方たちは仕事や学校、家庭からの影響で鬱を発症しました。

最初は辛くて、

「なんで自分だけこうなってしまったんだ」

と自分の人生を恨みます。

しかし、治療に専念する中で、ある時自分以外にも鬱で悩んでいる人たちが大勢いることに気付きます。

そして、その人たちも自分と同じように鬱で辛い人生を送り過去を悔やんでいました。

その時に初めて「自分一人ではないんだ」ということに気付きます。

そして自分はこれまで、仕事中心で家族や自分の体さえも顧みることなく仕事ばかりしてきた。

しかし、鬱になってしまって初めて自分のこれまでやってきたことを振り返り、自分の人生を見つめることができた。

そして、実は私と同じような人は世の中に沢山いていまも同じように苦しんでいる人たちがいる。さらに今はまだ鬱にならずに働ているけど、いつそうなってもおかしくない人たちが沢山いる。

そういった人たちに自分の経験を話すことで、少しでもその人たちの人生にプラスの影響を与えることができたらその人たちを苦しみから助けてあげられるかもしれない。

私はこれから自分の経験を通して、同じように苦しみを抱えている人たちを助けてあげる仕事をしたい。

現状の外側にwant toのゴールを見つけた時に過去が書き換わる

こうして、自分の経験を通じて人を助けたいという考えにまで至った人たちは、自分が鬱になったことを肯定的に受け止めることができます。

これは一つのストーリーですが、多くの人が同じように自分が本当に成し遂げたいゴールを見つけた時に、自分の過去が

「辛い出来事」→「必要な出来事だった」

に書き換えることができています。

つまり、辛い過去の出来事は、未来に自分が本当に成し遂げたいゴールを見つけた時に、書き換えることが可能なのです。

すぐに出来ることではないかもしれませんが、過去は消えない痛みではありませんので、諦めずに本当にやりたいことを見つけて欲しいと思います。

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