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相手と自分の信念体系(belief system)の違いに気づく

人はなぜ他人との関係性においてイライラしてしまうのでしょうか?

その一番の理由は「信念体系(belief system)」が人によって異なっているからです。

数回にわたり「リーダーは批判を受けることを覚悟しよう」というテーマで書いてきました。

その中で批判を受けたときに行う7つのSTEPを紹介しました。

①必ず批判が出ることを覚悟する
②感情的に反応しない
③相手の立場、状況を考える
④相手と自分の信念体系(belief system)の違いに気づく
⑤相手のプライドに配慮する
⑥相手と共感できるポイントを見つける
⑦共感ポイントを使って感情に訴えかける


今回は④の「相手と自分の信念体系(belief system)の違いに気づく」になります。

信念体系とは「物の考えかた、捉え方、見え方」という意味です。人は全く同じものを見ていても、まったく異なる捉え方をしています。

例えば、彼氏や彼女と街を歩いていても、彼女の方は「今日は天気も良くて絶好のデート日和だわ」と考えているかもしれません。

ところが彼氏は人通りが多いのを見て「今日は人が多くて嫌になるね」と考えているかもしれません。

このように全く同じ景色を見ていても、人は自分の信念体系に照らし合わせた物の捉え方をしているのです。

この信念体系による物の捉え方の違いは景色だけでなく情報や人の言動を見たときにも同様に起こります。

例えば仕事で上司から依頼を受けたときに「自分は期待されている」「この仕事をやり遂げれば自分はまた一歩成長できる」と考えている人もいれば「何でこの忙しい時にまた仕事を増やすんだよ」「誰か他の人にやらせればいいのに」と考える人もいます。

このように人によって物事の捉え方は千差万別です。

そのため、あなたがリーダーになったときに部下から批判や不満が出たときにも、その相手がどんな「信念体系」を持った人なのかを見極めて、伝えることがとても重要になります。

極論を言ってしまえば対立の構造は「信念体系の衝突」と言い換えることができます。

そのため、相手がその物事に対して

何を考えているのか?
どうとらえているのか?
何が見えているのか?

それを把握せずにどれだけあなたの考えを伝えたとしても、受け入れてくれる可能性は限りなく低くなります。

そのため、まずは相手の信念体系がどうなっているのか?
そしてもっと大事なのは、自分の信念体系がどうなっているのか?

それを把握することで、初めて相手が受け入れてくれる可能性が高まります。

※信念体系は、その人のこれまでの経験から「何を考えたか?」「どう考えるようになったか?」を確認することで把握することができます。


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