すべての物事は二度作られる
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「すべての物事は2度作られる」について解説します。
まずは想像することが最初
皆さんは「すべての物は2度作られる」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは「7つの習慣」を書いたスティーブン・R・コヴィー博士の言葉です。
「7つの習慣」では建物を建てるときを例に挙げて説明しています。
家を建てるのに、いきなり木を切って組み立て始める人はいません。
必ずまずは設計図を作るはずです。
つまり頭の中で一度「家を建てて」、そして実際に物理的な家を建て始めています。
家ならばこれは当たり前のことです。
ところが自分の仕事ではどうでしょうか?
何の計画も立てずにいきなり仕事をし始めていないでしょうか?
そして結果が思ったように上手くいかなかったときに「なんでうまくいかないんだろう」と思い悩んでいないでしょうか?
すべての物事は「まず最初に頭の中で設計図を作り、それを現実社会に実現する」という基本原則を忘れて、いきなり行動して失敗して、それを悔やんでいる人が多いのではないでしょうか。
自分の頭の中にあることが現実社会で実現してしまう
この「まずは頭の中で作られる」ということの厄介な点は、自分が無意識で考えていることも現実化してしまうという点です。
例えば「自分は太っているからモテない」と考えている人は、実際にモテることはありません。
また会社で「この会社では女性は上に上がれない」と考えている女性は、やっぱり昇進することができません。
もしかしたら言葉では「俺は絶対に痩せてモテてやる」「私はこの会社で昇進する」と言っていたとしても、自分の思考の中で「でもやっぱり太ってたらモテないよな」「女性は難しいよね」と思っているとしたら、この強い臨場感のほうが現実となってしまうのです。
つまり人間は、より頭の中で強い臨場感を持っているものを現実社会に実現しているのです。
であれば、自分がうまくいっている状態の臨場感を上げることができれば、実際に上手くいく確率が上がるということになります。
ではどうしたら成功している状態の臨場感を上げられるのでしょうか?
ゴール設定は「想い」「言葉」「行動」で設定する
実は日本には「身口意(しんくい)」という言葉があります。
これは
という意味になります。
つまり自分の実現したいことを「身:行動」「口:言葉」「意:想い」の3つで設定するという方法です。
例えばなぜ「痩せてモテるようになりたい」と思っていてもそれが現実化しないかというと、行動が変わっていないのと、痩せてモテている状態のイメージができていないからです。
「行動、言葉、想い」の3つをセットで変えることで、初めて実現したいことの臨場感が上がってくるのです。
特に自分の口癖は要注意になります。
口癖は自分では気付かないで使っている可能性があります。
そのため、何か上手くいかないことがあると「ダメだ」「やっぱり上手くいかない」とネガティブな口癖を持っていると、上手くいかないほうの臨場感を高めてしまうのです。
そのため、「ネガティブな口癖をポジティブな口癖に置き換える」という技術はとても有効です。
まずは自分の口癖の中で自分が成功しているときには絶対に使わないであろう口癖を見つけてください。
そしてその口癖を、「成功している自分ならきっとこんな言葉を使っている」という言葉に置き換えるのです。
そうすることで、自分の言葉が変わり、それに伴い行動も変化してきます。
まとめ
「すべての物事は2度作られる」
これは実際に自分の頭の中で作られたものが現実になるということを、とても上手に言い表した言葉になります。
しかしどうしたら自分の理想を実現できるのかは、なかなか難しい問題です。
そこで「身口意」の3つ「行動」「言葉」「想い」を変えることで理想の状態の臨場感を高めていくことがポイントになります。
その中でも特に「言葉」である口癖は自分に大きな影響を与えています。
ぜひ皆さんも自分の口癖を見直して、理想の状態の臨場感を上げていただければと思います。
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