あなたは何パーセント相手の発言を受け取りましたか?
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「相手の話しを聞く方法」について解説します。
聞いているようで全く聞いてない
皆さんは「人の話聞いてる?」と誰かから言われたことは無いでしょうか?
ちなみに私は妻から「本当に人の話し聞いてないよね」とよく怒られますw
たとえ誰から言われたことが無かったとしも、自分自身で「あ、いま人の話し聞いてなかった」ということに気付く経験は誰しもがあるのではないでしょうか?
何か別のことに集中していたり、突然会議中にクレームメールが飛んできたり、人は相手の話しを聞いているようで、実は100%集中して聞くことはまずないのです。
バイアスが相手の話しを曲解してしまう
またさらに厄介なことに、脳には認知のバイアスが存在しています。
認知のバイアスとは、ある物事に対してその人の頭の中に「思い込み」や「偏見」と言った認識する上での癖のようなものになります。
これがあることで、相手の言っていることをストレートに受け取らず、自分なりの解釈を入れて認識をしてしまうのです。
このことからもわかるように、人は相手の話しに集中していなかったり、認知のバイアスが合って曲解して受け取ったり、相手の話しをしっかり受け取るということを、基本的には全く行っていないことが理解いただけると思います。
あなたは何パーセント相手の発言を受け取りましたか?
では実際のところ、あなたは相手の話しを何パーセント受け取れているのでしょうか?
仮にですが、集中して聞いていた内容が70%だとします。そして認知のバイアスがあって実際に相手の言っていることを60%しか正しく受け取れていなかったとします。
すると相手の話しの内容100に対して、70%×60%=42%となります。
つまり実際には相手の言っていることの半分以上は、情報として正しく受け取ることができていないということなのです。
もしこれが営業上でお客様の話している内容の40%しか受け取れていなかったとしたら、おそらくその商談は上手くいかないでしょう。
また上司の話しを40%しか受け取っていなかったら、あとで「言ったことと違うじゃないか」と怒られたり、自分の成長の機会を失ってしまうかもしれません。
またそもそも世の中にある情報の40%しか受け取らない状況で、物事を判断しなければいけないとしたら、おそらく私たちは不安になると思います。
しかし、それが私たちにとっては「当たり前」になっているので、その恐ろしさに気付かずに生きているのです。
相手の話しを「複製」する技術
では私たちは相手の話しを全部受け取ることは出来ないのでしょうか?
実はそんなことはありません。訓練次第で受け取れる情報の精度を高めることは可能なのです。
ここで大事なコミュニケーションの技術として「複製」というものがあります。
これを英語では「Duplicate」「Duplication」と言います。
Duplicateとは、「正確に複製する」という意味になります。
似た言葉で「Copy」がありますが、それよりも正確性が高い場合に「Duplicate」を用います。
つまり相手の発言を「完璧に複製する」というトレーニングのことです。
こうして、徐々にこの精度を高めていくのです。
最初はおそらく50~60%の内容を受け取れるかどうかだと思います。
しかしこの訓練を行っているうちに、だんだんと相手の言っていることを「正確に複製(duplicate)」できるようになってきます。
まとめ
人には認知のバイアスがあって、また相手の話しに集中し続けることが難しい生き物です。
そのため、相手の情報を100%正しく受け取ることは非常に困難です。
しかし、訓練をすることでこの精度を高めることは可能です。
そして、もしあなたが相手の言葉を100%近い精度で受け取ることができるようになれば、あなたはコミュニケーションの達人になれるでしょう。
ぜひ、自分の受け取れる情報の精度を上げることを意識してみてください。
自分の人生が劇的に変化することと思います。
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