見出し画像

あなたが本当の「自由」を感じたければ、あなたが従う「ルール」を見直そう

「あなたは自由な生き方をしたいと思いますか?」

仕事や家族、その他の人間関係に制約を受けずに、すべて自由に生きることが出来たら楽だろうな、と憧れを持っている人も多いと思います。

私も自分が何にでも自由に使える時間が増えたら良いなぁと思うことがあります。

ところが、一方であなたはこんなことを感じたことがないでしょうか?

例えば長めの休暇(年末年始やゴールデンウィークなど)があったときに、完全に自由な時間が取れたのに、1日を何もしないでただ無為に過ごしてしまい「無駄な時間の使い方をした」「つまらない」「なんか空しい」と。

実は人が本当に「自由」を感じるのは、何も束縛がない完全なフリーの状態(freedom)ではなく、一定のルールや条件(束縛条件)の中において自分の裁量権が大きい時に「自由」を感じることが出来るのです。

例えば仕事で、最終的に成果さえ出してくれれば働く時間も、働く場所も、仕事の仕方も自分の好きなように働いても良いよと言われたら、あなたは「自分は自由に働くことが出来ている」と感じるでしょう。

これは、フリーランスで働いている人でも同じです。
最終的に自分が食べていくことが出来る分の稼ぎを得られるのであれば、その過程は自由に自分で働き方を決められるのであれば自由を感じられる可能性があります。

逆に束縛が強すぎると自由を感じにくいし、自由が大きすぎても「退屈」「つまらない」「やる気が出ない」となってしまうのです。

つまりここで大事なことは、「自由」とは拘束が何もない完全な自由として考えるのではなく、「自由」と「束縛条件(ルールや条件など)」とのバランスの中で決まることなのです。

例えばあなたがサッカーを楽しめるのは、サッカーというルールの中であなたが比較的多い裁量権をもってプレーできているから、サッカーが面白いと感じているはずです。

これが例えば「相手よりも1点でも多く点を取ったほうが勝ち。あとは自由にやってください」と言われたら、あなたは何をしたらいいかわからないと思います。

例えばボールをもって走って逃げてしまう人も出てくるかもしれません。サイドラインを割っても問題ないとなったら、どこまでがコートなのかも分かりません。

実はゲームが面白いと感じる条件には「ゲームを成り立たせるルール(束縛条件)」が必要なのです。

自由と束縛条件のバランスの良いゲームが、本当に面白いゲームなのです。

もしあなたが自分の仕事で面白味を感じられないとしたら、自由が全く与えられていないか、逆に自由すぎて何をしたらいいかがわからない状態かもしれません。

さらにあなたが上司で部下が仕事をつまらないと感じているときにはぜひ、「自由」と「束縛条件」のバランスをとるようにしてあげてください。

ぜひ自分の仕事の中の自由のバランスをぜひ確かめてみてください。

■参考記事

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事が参考になったと思っていただけましたら「スキ」「フォロー」いただけるととても励みになります!!

また一対一のコーチングをご希望される方は下記フォームから「コーチング希望」とお書きいただきお問合せください。折り返しご連絡させていただきます。

#毎日note #毎日更新 #note #人生 #日常 #毎日投稿 #コーチング #ビジネス #自己紹介 #生き方 #note毎日更新 #仕事 #働く #やりがい #幸せ #お金 #私の仕事 #子育て #教育 #マネジメント #認知科学 交換の大原則 抽象度 人事組織ダイバーシティ インクルージョン

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?