あなたはどこまで「次元」を高めて物事を見ることができますか?
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「次元」について解説します。
あなたは何次元まで想像できますか?
次元と聞くとあなたは何を想像するでしょうか?
ドラえもんの4次元ポケット?
「あの人の話しは『次元』が低い」
数学の「次元」
など、様々なものを想像すると思います。
数学でいう次元とは
となります。
1次元は直線、2次元は平面、3次元は立体です。
ここに「時間」という座標をつけて4次元というのが一般的に使われる意味になります。
しかし、実際には座標はいくつあってもかまいません。
例えば、ここに「自分」という座標を加えることも出来ます。
また自分の「住んでいる場所」や「身長」「家族」などの座標を加えることも出来ます。
ただし、これを頭の中で空間座標として表すのは非常に難しいので、あくまで数学的な座標軸として考えてください。
しかし、大事なことは座標軸は増やそうと思えばいくらでも増やすことができるということです。
たくさんの次元を扱うのは難しい
しかし次元がたくさん増えるということは「変数」が増えるということなので、考えることが非常に難しくなります。
特に私たちが実際に暮らしている世界は、様々な「座標」が存在していますので、座標が多くなれば多くなるほど答えを導くのが難しくなります。
自分の生活一つとっても、「自分」「お父さん」「お母さん」「家」「ペット」「ご飯」と言った要素にそれぞれ「場所」「時間」などが入ってきたら、それだけで頭がパニックになるくらいの情報量が本来ならあるのです。
しかし、私たちは普段生活しているときに、それらを上手に扱っています。それができるのが実は人間の脳の凄いところなのです。
もしこれを機械に計算させようと思ったら膨大な計算量になってしまうのです。
自分にとって重要なものだけを選び出す
人間がなぜこれだけ多くの次元を取り扱うことができるかと言えば、それは「自分にとって重要なものだけを扱うことができる」からです。
逆に言えば、人間は全ての要素の中で、自分にとって今重要だと感じるものだけを選び出す能力があります。
ところが機械に計算をさせると、瞬間瞬間で重要度を変えて計算させるのはとても難しいのです。
しかし人間は重要度を瞬時に変えながら思考することができます。
そしてこの重要度を変えることで、それ以外の余計なものは排除することができるので「次元を下げて考える」ことができているのです。
まとめ
このように人間には機械やコンピューター、AIにはまだ真似できない能力が備わっています。
そして私たちは普段複雑に思えることでも、実は自分の重要度によって次元を上げ下げすることができます。
これが分かれば、複雑な問題に対しても答えを導くことが可能になります。
またできるだけ高い次元を扱えることは一つの能力ですので、できるだけ扱える次元を高くすることも必要です。
ぜひ皆さんも、自分は何次元まで物事を考えることができるのか、観察してみていただければとおもいます。
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