見出し画像

私が「長時間労働」をやめることができた理由

「あなたは仕事が早い方ですか?」

私は以前は仕事がとても遅い人間でした。
私が新卒で入社した会社は長時間労働が当たり前とされている会社でした。

そこでは私以外の社員も全員が夜22時まで仕事するのが当たり前。深夜0時まで会社に残っているのも私以外にも常に数人はいました。

しかし、実際に高い営業目標をそれで達成をしていたので、私の中では「長時間働くことで成果を出す」ということが成功体験としても身についてしまっていたのです。

しかし、20代のころはそれでも問題なかったのですが、30代を過ぎてからはさすがに深夜まで働くことが体力的にしんどくなってきました。

しかもストレスを食べることで解消していたので体重は学時代から10Kg以上増加し、また当時はタバコも吸っていたので、1日一箱はタバコを吸っていました。

今思えば、1本吸うのに10分はかけていたとして、1日でタバコを吸う時間だけで10分×20本=200分(約3時間10分)も無駄にしていたことになります。(概算しただけでも恐ろしくなりますねww)

それでも深夜まで働くことは、仕事で成果を出すためには必要なことだと自分に言い聞かせていたのです。

そして今思えば当時自分のことを「私は人の2倍働いてようやく1人前。3倍働いて他の人以上の成果を出せる人」というセルフイメージを持っていました。

自分の生産性の低さを実感した瞬間

しかし、私が起業した時に一緒に働いた人の仕事の仕方を見て、私の考えは一変しました。

その人は毎日お昼近くにオフィスに来て、3時間くらい仕事をするだけなのに、年収は私の10倍以上違ったのです。
(その人はその後自分の会社を上場させ、また自分が投資していた会社を大手企業に売却したことで数十億円の資産を築きました)

私は

「自分は1日10~15時間働いて〇〇万円の年収なのに、彼は1日2~3時間で私の数十倍の年収を稼いでいる。この違いは何なんだ?」

と疑問に感じ、そして彼と同じようになるためには、これ以上長く働くだけでは到底追い付くことが出来ないと感じました。

そこで私は、

「自分一人が出せるパフォーマンスを2倍から3倍に増やすしても年収は同じようには増えない」
「であれば、私以外の人をマネジメントすることで、自分が出せる生産性を高めよう」

と考えマネジメントを必死で勉強し身に着けていったのです。

その結果、私は5年後には年収を2倍に増やすことが出来ました。

セルフイメージを変えて生産性を向上させる

マネジメント力を身に着けたおかげで、私がかかわる仕事で出せる成果を大幅にアップさせることが出来るようになりました。

しかし、私個人の生産性は実はそれほど変わっていませんでした。

その時の自分は「質の高いアウトプットを出すことで、組織を成長させる人」というセルフイメージでした。

また私の口癖も「質を高める」「貢献度を高める」という「質」に対しての言葉は口にしていたものの「量」や「スピード」に関しては殆ど発していなかったのです。

そこで私は、自分のセルフイメージとセルフトークを変えることにしました。

セルフトークに「(その仕事は)一瞬で終わる」「(この仕事は)簡単に片づけられる」という「スピード」を表す言葉を入れるようにしました。

そしてセルフイメージを「私はどんな仕事も『一瞬で高品質なアプトプット』を出すことが出来る」と考えるようにしました。

その結果、現在私個人の仕事量は以前の倍近くまで増えていると思いますが、実際にかけている時間は以前の半分程度にまで減っています。

つまり、私は自分自身の生産性を「セルフイメージ」と「セルフトーク」を変えただけで4倍にすることが出来たのです。

さらにマネジメントの力も加えると、自分の生産性は10年前と比べると数倍~数十倍になっているはずです。

もしあなたが自分の仕事の生産性を高めめたいと思うのであれば、ぜひ自分のセルフトークに「スピード」を表す言葉を入れてみてください。

きっとあなたの生産性は何倍にもなるはずです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事が参考になったと思っていただけましたら「スキ」「フォロー」いただけるととても励みになります!!

また一対一のコーチングをご希望される方は下記フォームから「コーチング希望」とお書きいただきお問合せください。折り返しご連絡させていただきます。

#毎日note #毎日更新 #note #人生 #日常 #毎日投稿 #コーチング #ビジネス #自己紹介 #生き方 #note毎日更新 #仕事 #働く #やりがい #幸せ #お金 #私の仕事 #子育て #教育 #マネジメント #認知科学 交換の大原則 抽象度 人事組織ダイバーシティ インクルージョン

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?