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圧倒的な行動力を生み出すための秘訣|必要性の高め方

人はなぜ行動するのでしょうか?

それは「必要性」があるからです。

例えばご飯を食べるのも「食べる必要がある」からです。
寝ることも、仕事をすることも、ゲームをすることだって、ゲームをする必要があるからやっているのです。
(何もすることがないからゲームをするという人だったとしても、それは「暇を潰す必要がある」からのはずです)

このように人は必ずその行動をする必要があることだけ行動しています。
しかし、同じ行動でも人によってその「行動力」には違いがあります。

例えば、以前私は経営の勉強をしたいと、あるビジネススクールに通っていました。実はこの時私は自分で会社を経営していて、しかもあと半年以内に経営改善できなければ、倒産するという瀬戸際に立たされていました。

今の自分に何が足りないんだろうと考えているときに、ある経営コンサルタントと出会い、この人の言っていることはまさに今の自分に足りていないことだと気が付き、この人が主催するビジネススクールに通うことを決めました。

そしてそこで出された課題を私は次々とこなし、気が付けばそのスクールに通っている他の受講生をアッという間に抜き去り、私は最速でその講座をやり遂げてしまったのです。

経営コンサルタントの方も「これまでにこんなに早くこの講座を終わらせた人はいない」と驚くほどでした。

それもそのはずです。
私は自分の会社を倒産させるのが早いか、自分の実力が高まってこの苦境を乗り切るのが早いかを競っていたのですから、他の受講生とは明らかに勉強にかける思いが違っていました。

皆さんももしかしたらこれに近い経験をしたことがるかもしれませんね。

例えば受験勉強をしているときに、テストの日が近くなれば、ほとんどの人はラストスパートして、これまでとは全く違うレベルで集中力を発揮して勉強をするはずです。

また最終営業日に、営業成績があと数万円で目標達成という状況なら、他の日とは全く違うレベルで営業活動をするのではないでしょうか。

このように人はその行動をするための「必要性」が高まれば、否が応でも行動力が高まってくるわけです。

つまり、自分が何かやらなければいけないことがある場合、この「必要性のレベル」を高めればいいということになります。

私がこの必要性を高めるために利用しているのが、以下の3つの方法です。

【必要性を高める3つの方法】
①締切りを効果的に設定する
②本当にやりたいことだけやる
③嫌なこともひっくるめて抽象度の高いゴールを設定する

まず一番手っ取り早いのが①の「締切り」を効果的に設定することです。

これは先ほどの受験勉強などが分かりやすいですが、自分だけで締切りを設定するよりも、締切り効果を高めるように他人をうまく使うこのがお勧めです。

どうしてもその日、その時間までに終えなければいけない理由を設けて、そこに向けて自分の行動量を爆発させるように設定するのです。

私は企画書を作るときにはよくこの方法を利用しています。お客様とのプレゼンの前に、誰かに資料を見せる約束をしておいて、その時までに全力で仕上げるようにしています。

これは自分だけでなく、部下をマネジメントするときにも利用できます。
部下が想定しているよりも少し短いくらいで一次締め切りを設定してMTGなどをセットすれば、部下はその時までにできる限りの努力をして準備してきます。

そうすれば、ぎりぎりになって資料を作ることがなくなり、余裕をもって準備することができるのです。

皆さんもぜひ、自分なりにうまい締切り効果を使って「必要性」を挙げてみてください。

次回は②③の「必要性」のあげ方について解説します。

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