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「職業」の本質理解|「職業」とは何なのか?

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「職業とは何か?」について考えてみたいと思います。

「職業」とは機能を提供することである

世の中には様々な職業が存在しています。

・会社員
・弁護士
・医者
・政治家
・スポーツ選手
・・・

など、おそらく数百種類以上の職業が存在しているのではないかと思います。

ではこの「職業」の本質とは何でしょうか?

結論からお伝えすると、
職業とは「世の中に機能を提供すること」です。

例えばプロ野球選手という職業であれば「野球をすること」が仕事になります。

では「野球をすること」でどんな機能を提供しているのでしょうか?

プロ野球選手が仕事をする相手は、もしかしたら相手チームと思うかもしれませんが、そんなことはないですね^^

プロ野球選手が機能を提供する相手は、野球を見てくれている「観客」「ファン」になります。(球団やスポンサーともいえるかもしれませんが、球団やスポンサーは結局は自社の「お客様」である「観客」「ファン」が喜んでくれないと、お金を出している意味がありませんので、本質的には「観客」「ファン」が対象でしょう)

つまりプロ野球選手は「観客」や「ファン」に対して機能を提供しなければならないのです。

ではどんな機能か?

「観客」や「ファン」は一流のプロスポーツ選手の活躍を見て、
「感動」や「夢」「満足感」「充実感」(自分が応援しているチームが勝つことによって)を得たいと考えているはずです。

つまりプロ野球選手は、
「観客」「ファン」の期待に応えるという機能を提供しているのです。

機能を果たすことで対価を受け取ることが出来る

ここで一つ大事なポイントがあります。

職業とは「世の中に対して機能を提供すること」なので、求められている機能を果たすこと(結果を出すこと)をしなければなりません。

先ほどのプロ野球選手であれば、観客が期待しているパフォーマンスを出すことが機能を果たすことになりますので、結果を出すことが出来なければ、期待されている機能を果たしていないことになります。

プロの世界はとても厳しいですから、結果が出ない期間が長く続けば当然「移籍」や「解雇」になる可能性が高まります。

代わりに大谷翔平選手のように、私たちが想像すらできないようなパフォーマンスを出せば、果たしている機能は他の選手と比べものになりませんから、結果として一般人では想像できないような金額の対価を受け取ることが出来ます。

つまり、私たちが仕事で受け取っている対価というのは、私たちがその職業で期待されている機能をしっかり果たすことによって、はじめて受け取ることが出来るということなのです。

実際にはここを誤解している方が意外といます。

自分が果たすべき機能よりも「自分がどれぐらい受け取ることが出来るのか?」ばかりを見て職業を選んだり、「会社から求められている結果」に意識を向けている人が多いのが実態です。

これを構造的に説明すれば、機能を果たすということは「利他的な行為」であり、自分や会社が受け取る対価は「利己的な行為」となります。

この利他的な行為を見ずに、自分たちの取り分だけを気にするようになると、本来の「職業」の定義がどんどん見えなくなってしまいます。

そして、そういった人たちが多くいる職場は必ず生産性が下がり、結果として売上や利益が下がるので、会社としても個人としても存続する能力が低くなってしまうのです。

機能を果たす能力が高まれば自分の存在価値も高まる

ここまでの説明でもご理解いただけるように、自分がその会社や社会の中で必要とされるかどうかは、その就いている「職業」に求められている機能を果たすことが出来ているかどうかにかかっています。

そしてこの世の中は、しっかり機能を果たしている人には、お金という対価だけでなく、「信用」を受け取る権利も与えられます。

信用はあなたへの期待値の表れであり、期待値が高い人には様々なオファーが届きます。

より高いポジションでの仕事や、あなたがやってみたと思う仕事をもらえるチャンスも高まります。

つまりあなたの「存在価値」が高まるということなのです。

もしあなたがもっと自分のことを周りに認めてもらいたいと考えるのであれば、自分が果たすべき機能が何なのかをしっかり見極め、その機能を果たすことに全力を注ぐ必要があります。

多少の時間差はあるかもしれませんが、機能を果たしている人には必ず、それに見合う対価が入ってきます。

そこを見誤って短期的なお金だけに意識を向けてしまうと、長期的に見て自分の存在価値が下がってしまい、結局は自分が受け取れる対価も少なくなってしまうのです。

まとめ

今回は「職業とは何か?」について解説しました。

どうしても普段仕事をしていると、目標やノルマなどがあり、自分がどんな機能を提供しているのかよりも「会社から求められている結果」に意識が向きがちです。

または「自分がどれだけ対価を得ることが出来るのか?」が気になる人も多くいます。

しかしそれでは「職業」の本来の機能を果たしていないため、結果的には自分たちの存続能力が下がってしまうのです。

そうではなく、今一度自分たちが果たすべき機能をしっかり見つめ、それに応えられているのかをチェックしてみてください。

それが皆さんの存在価値を高める最も本質的な対策になるはずです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事が参考になったと思っていただけましたら「スキ」「フォロー」いただけるととても励みになります!!

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