見出し画像

「ドリームキラーになる人」と「ドリームサポーターになる人」は本質的に何が違うのか?

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「ドリームキラー」と「ドリームサポーター」は本質的に何が違うのかについて解説したいと思います。

なぜ人はドリームキラーになってしまうのか?

ドリームキラーとは、読んで字のごとく「夢を壊す人」です。

ドリームキラーについては過去に記事を掲載していますので、詳しくはこちらを参照いただければと思います。

この記事の中で人がドリームキラーになってしまう理由を「人は自分ではよくわからないものに対しては否定的な反応をしてしまうから」と説明しました。

特にあなたの周りであなたを心配する人ほどドリームキラーにはなりやすくなります。例えば親や教師は、あなたの夢を壊したいというよりも、親や教師自身が理解できないことは止めておいたほうが良いのではないかと考えてしまうのです。

そのため、あなたが何か新しいことを取り組もうとすると「止めておいたら」「難しいよ」「危険じゃないの?」とあなたの考えや決断を止めようとしてきます。

これが結果的にはあなたにとってのドリームキラーになってしまうのです。

そしてこの真逆の存在が「ドリームサポーター」になります。

ドリームサポーターとは、あなたの夢(ゴール)の達成を応援してくれたり、サポートしてくれる人たちのことです。

この人たちは、たとえあなたが突拍子もない考えや決断をしたとしても「いいんじゃない」「きっとあなたならできるよ」と、否定せずに応援してくれます。

そして仮にあなたが途中で挫折したとしても、それを責めたり馬鹿にしたりせず、また次なる挑戦を促してくれるのです。

人はドリームサポーターがそばにいてくれると、とても心強く、安心感を得ることができるので、次々と新しいことに挑戦でき、いずれゴールを達成することが出来ます。

人がドリームキラーになるのは、コンフォートゾーンを侵害されるから

ではドリームキラーになってしまう人とドリームサポーターになる人では何が異なっているのでしょうか?

その重要な要素が「コンフォートゾーンを変化させられるかどうか」です。

「コンフォートゾーン」とはその人にとって居心地がいい空間、状態、考えになります。そして人はコンフォートゾーンが乱されたときにあの手この手を使って維持しようと反応します。

例えば夏の暑いときに、あなたはエアコンの効いた快適な部屋で過ごしていたとします。その時に突然誰かが現れて「エアコンの風は体に悪い」と言って冷房を切ってしまい、途端に部屋は蒸し暑く不快な状態になってしまいます。

するとあなたは、快適な状態に戻そうとその相手の人を説得したり、その相手を部屋から追い出して再びエアコンを入れようとするでしょう。

実はこの自分のコンフォートゾーンが侵害されたときに、それをもとに戻そうとする力(行為)が、人をドリームキラーにしてしまう本質的な理由なのです。

例えばある親が「子供はいい大学に行き、安定した公務員の仕事に就くことが一番安心」というコンフォートゾーンがあった場合に、突然子供が「俺、ミュージシャン目指すわ」と言い出したら、それは親にとっては「不快な考え」ということになります。

そのため親は自分のコンフォートゾーンを維持しようと「ミュージシャンなんて売れなかったら全然生活することなんてできないんだよ。もっと安定してお金を稼げる仕事のほうが良いんじゃない?」と子供を説得してしまうのです。

つまりドリームキラーになってしまう人というのは、自分のコンフォートゾーンを変えられない人なのです。

ドリームサポーターは自分のコンフォートゾーンを変えることが出来る

ではドリームキラーの反対であるドリームサポーターどんな人かと言えば、自分のコンフォートゾーンを変化させられる人ということになります。

例えば先ほどと同じようにある親が子供に対しては安定した職に就いてほしいというコンフォートゾーンを持っていたとします。

そこに子供が突然「ミュージシャンになりたい」と言ってきました。
しかしドリームサポーターである親はいきなりその考えを否定したりしません。

・子供はなぜミュージシャンになりたいのか?
・ミュージシャンになったときの子供の人生にはどんな良いことがあるのか?
(仮になれなかったときにはどんなリスクがあるのか?)
・子供の人生にとって挑戦することと、しないことでは長い人生を考えてどちらがいいのか?
・ここで子供の考えを否定したときに、この子の人生にどんな影響が出てしまうのか?

といったようなことを瞬時に考えます。
そして「子供の人生は子供のモノだから、自分で責任をもって決定すればいい」という結論を導きます。

その結果、自分が持っていた「子供に対するコンフォートゾーン」を瞬時に変化させます。

「子供には安定した職業に就いてほしい」
⇒「子供には自分の人生に自分で責任を持てる人になってほしい」

そしてたとえ子供が途中で挫折するようなことがあったとしても、自分は最後まで味方でいてあげよう、と温かく子供の成長を見守ろうと考えるのです。

このようにドリームサポーターになれる人は、新しい情報が入ってきたときに、既存の考えに固執するのではなく、瞬時により視点の高い方向に考えを変えることが出来、新しいコンフォートゾーンを作ることが出来ます。

まとめ

以上のことを整理すると、ドリームキラーとドリームサポーターの違いは

ドリームキラーは自分のコンフォートゾーンを変えられない人

ドリームサポーターは自分のコンフォートゾーンを新しい情報も包括したより視点の高いコンフォートゾーンに変えられる人

となります。

そして実際にコンフォートゾーンを瞬時にアップデートできる人は、自分自身のゴールに対しても新しい情報を仕入れるたびに、上書きをすることが可能です。

これは、皆さん自信がゴールを達成するうえでも重要な能力になります。
情報や環境は刻々と変化していきます。
その時に既存の考えに固執していては、自分のゴール達成もおぼつかなくなるでしょう。

そうではなく、情報や環境は変化するものだと捉え、それに合わせて自分の考えやコンフォートゾーンを変化させることが出来れば、常に自分自身を最新の状態にすることが可能となります。

つまり自分が他人に対して「ドリームサポーター」でいられる能力と、「自分自身のゴール」を達成させられる能力はイコールということになります。

ぜひ自分のコンフォートゾーンを常に高いレベルにアップデートすることを心掛けてみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。もし今回の記事が参考になったと思っていただけましたら「スキ」「フォロー」いただけるととても励みになります!!

また一対一のコーチングをご希望される方は下記フォームから「コーチング希望」とお書きいただきお問合せください。折り返しご連絡させていただきます。

#毎日note #毎日更新 #note #人生 #日常 #毎日投稿 #コーチング #ビジネス #自己紹介 #生き方 #note毎日更新 #仕事 #働く #やりがい #幸せ #お金 #私の仕事 #子育て #教育 #マネジメント #認知科学


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?