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私たちが「古民家」にこだわる理由

こんにちは。
蚕都GrantsのTwitterの中の人「きの」です。

私たちがクラウドファンディングで挑戦する金額は450万円です。
これは、他のプロジェクトと比べても、かなりの大金であると言えるかと思います。そして、これだけのお金をクラウドファンディングという形で集めること自体に、賛否両論もあることでしょう。

プロジェクトの実行にはなぜこれほどのお金が必要なのか?
今回は、その理由について書いてみたいと思います。


クラウドファンディングで目指す450万円という金額の3分の1を占めるのが古民家の改修費用です。

しかし、
「地域の人たちや障害当事者が集まれるコミュニティスペースを作りたい」
「京都府北部に発達障害の当事者会を開きたい」
この二つの計画自体は、場所が古民家でなくともおそらく実現できると思います。

それでも私たちが古民家にこだわる理由は、地元・綾部市でプロジェクトをおこす意味の大きな一つになっています。

古民家は都会ではほとんど見ることができなくなっており、今では貴重な建造物です。古民家でしか体験できない文化がそこにはあります。
古民家をプロジェクトの”柱”として活用することは、「古民家の保存・再利用→空き家を減らす」という目に見える成果だけでなく、建築職人が地域特有の建築技術を継承することにもつながります。

また、古民家をコミュニティスペースにすることができれば、地元の若い方や都会から来ていただいた方にも古民家の魅力を伝えていくことができるでしょう。
ひいては、古民家での活動を通して、地元・綾部市、もっと言えば「地方」「田舎」の良さを発信していけるのではないかとも考えています。


文化や民俗を「再考」して活かすことによって、そこに「なりわい」が生まれます。
その担い手に精神・発達障害者を、と考えるのが私たちのプロジェクト・蚕都Grantsです。

既存の社会では、文系の発達障害者は理系の発達障害者と比較すると自分たちの得意なことを活かせる仕事が少ないのが現状です。

しかし、私たち蚕都Grantsはこう考えます。
文系の発達障害者でも、「文化を再考する」ことによってお金を稼ぐことができるのではないでしょうか。偶然にも蚕都Grantsのメンバーは、全員がいわゆる「文系脳」の持ち主です。文章を書いたり、物事を論理的に考察するのが得意・好きであるといえるでしょう。私たちは障害者の経済的な自立に挑戦していきます。

自分の得意なことや関心のあることへ挑戦すれば、心身の健康を取り戻すキッカケにもなります。その結果として私達以外の方々にも有益な文化を再考・保存、蚕都Grantsメンバーや地元の障害のある方々の「生きづらさ」の解消を私たちは目的としています。
精神障害者が障害者雇用で直面しがちな「やりがいのなさ」や「低賃金」という問題は、「既存業務ありき」という雇用の仕組みに大きな要因があるのではないでしょうか。その点も「得意なこと」「関心のあること」「やりたいこと」への挑戦が前提になっていれば、相当に解決されるはずです。

地元・綾部……つまりは「地方」「田舎」でしかできない活動と、「文化の継承・保護」を私たちは大切にしていきます。
実は、私たちが推し進めている養蚕もそこに該当するのです。


私たちのプロジェクト・蚕都Grantsに一人でも多くの方が興味を持ってくださることを願います。

クラウドファンディングはもうしばらくで開始される予定です!
ぜひとも応援よろしくお願いいたします。


私たちの活動に興味を持ってくださった方は、ぜひサポートをお願いします! 蚕都Grantsは精神・発達障害者の「経済的自立」を目指しています。頂いたサポートは、プロジェクトの活動資金にあてさせていただきます。