のべ14ヶ所の旅と39のART鑑賞をした2023年の振り返り
あっという間に、2023年も年の瀬を迎えてしまった。あっという間。今年は良くも悪くも大変ドラマチックな1年だったので、2024年は健やかに穏やかに暮らしたい。もう、ただそれだけ。
とりあえず、大晦日くらいは今年を振り返ってみようかななんて思って、今久しぶりにPC版のnoteエディターを開いているところ。おとなしく過ごしていたつもりだったけれども、振り返るとちゃっかり旅もARTも堪能した1年で5,000字越えのnoteに戦慄している大晦日の23:00。
1月 4ヶ所
昨年の末に体調を崩して休職をしていたので、ゆるゆると新年を迎えて、そのまま、ゆるゆると人にお世話をしてもらっていた。ありがたい。
この頃はまだ、一人で旅もできていたので岡山や京都なんかにふらっと遊びに行って、写真をパシャパシャと撮っていた。
2月 1ヶ所・2ART
https://note.com/sanmari_store/n/n229010afd6be
誕生日を迎えて、29歳になった。体調は良くならないし、この先どうなるんだろうと不安な気持ちでいっぱいだったなぁと思う。そんな中で行った神戸旅は、学生の時ぶりに好きな人とのんびり神戸の街を歩いたり図書館に行ったり図書館の人たちとイベントをしたりできて、知的好奇心を持ち続けられるようなオトナであり続けたいなとハッとさせられるなどした。
相変わらず人のお家にお世話になっていたので、お料理を少しだけしてみたり。お料理をする時間は、何も考えないでひたすら集中できるから、好き。
なぜかこのnoteが、1万人以上に読んでいただけた。おいしいよ、めかぶ。
3月
旅に出ていないどころか、美術館にも行っていないし、写真もほとんど撮れていない。恐らく、今年一番体調が悪かった。もう、昼夜逆転していたんじゃないかな。
唯一覚えているのは、春の選抜とWBCにハマったこと。昼間は選抜を、夜はWBCを観戦する日々。あ、東京ドームにも行ったんだった。
https://note.com/sanmari_store/n/nb58aba19b4b8
4月 8ART
12月くらいからプライベートで不穏な空気が漂っていたのだけれども、ついに警察のお世話になった。これがもう完全にストーカー案件なので、毎日更新はするけれども現在地は絶対に開かせない日々が始まった。なお、今もまだ完全には解決していないのでSNSはほぼ全て時差投稿。
心がそわそわとしてしまう日が多かったので、美術館で作品を眺めている時間が多かったような。美術館はどこも身体障害者手帳の提示で無料ないしは半額で入れるので、ありがたく通わせてもらった。
5月 2ヶ所・13ART
4月に美術館に行ってみたら案外おもしろかったので、足繁くいろんなギャラリーに通っていたみたい。2月に訪れた現代美術館のディオール展にも。もう一度足を運んでいたり。
ちなみにわたしは、高校の芸術科目は音楽を履修していて。というのも、字を書くセンスはないし、絵を描くセンスもないから。センター試験で日本史9割越えが唯一の自慢のわたしですが、文化史と美術史が苦手中の苦手だったので、あの頃のわたしがこのリストを見たら驚くに違いない。
ただ、あの頃何も考えずにとりあえず暗記した日々のおかげでオトナになってみて「あ!これみたことある!!」という出会いはわりと多くて。好きではなかったはずなのに、その既視感のおかげで興味の幅が広がってきていること、本当に不思議でおもしろい。
そういえば、5月は「mybestday marche -じぶんの暮らしをもっと好きになる小さなマルシェ-」のお手伝いにも行ってきた。社会人になってすぐから慕っている古性のちさんのブースで2日間設営と売り子を。自分の好きを言葉にして行動に移していく優しくて凛とした、でもおっちょこちょいなお姉さん。彼女にじっくりお話を聞いてもらったおかげで、今年の後半は大きな決断をした。わたしにとって、大事な節目のイベントになった。
6月 1ヶ所・3ART
6月の一大イベントは、なんといっても高知は仁淀川への旅。コロナ前からずうっと気になっていた憧れの地に、愛機FUJIFILM X-T30を持っていって思う存分写真を撮ってきたこと。体調は良くならないし、プライベートもざわつく日々だったけれども、この旅の間だけは大きく息を吸うことができた気がする。
https://note.com/sanmari_store/n/nf4d4265dd7e7?magazine_key=m95b4ee1b8d09
大きな空と、穏やかな凪。わたしが求めているのは、きっとこれなんだろうなぁと思う。こんなところで暮らしたいと思う、理想のシチュエーションがまたひとつ見つかった。
7月 4ART
7月もあまり調子は良くなかった。というのも、プライベートな件で警察や弁護士さんのもとに何度か通うことになって。普段はあまり考えたくないと思っていたけれども、誰かに対して説明するために言語化するたびにしんどさが重なっていくような気持ちだった。
「こうなりたくないな」みたいな人のドロドロとした部分をたくさん見た。
なにをするにしても、もう一人の自分に見られても恥ずかしくないような自分でありたいなぁと心から思う。
8月 2ヶ所・3ART
今年の夏は、久しぶりにのんびりと仙台に帰った。そして、おじいちゃんと心ゆくまで仙台観光をした。
わたしは、幼い頃から自転車の練習も父親参観も全部おじいちゃんに来てもらうくらいのおじいちゃんっこ。休職して時間もあったし、おじいちゃんも80歳を越えたので、何かあっても後悔したくないなという気持ちもあってこの夏はおじいちゃんとの日々を満喫した。
日々彼が楽しそうで、その姿をカメラに収めることができて、とても楽しい夏になった。わたしたちは、相次いで家族を2人病気で亡くしたことがある。あの日々は本当にしんどくて、それらを共に乗り越えたわたしたちは戦友みたいなものだから。その戦友との最期の日は「やりきった」と笑顔で迎えたいと思っている。
そういえば、ハンバートハンバートの野音ライブにも行ったんだった。歌声を聞いて、涙が込み上げてくるなんて、初めての経験だった。「わたしは聴覚障害があるから、ライブなんていってもお金の無駄」と思っていたけど、生の音楽の与えてくれるものは何物にも変えられないと知った。来年も、生の音楽に触れにいきたい。
https://note.com/sanmari_store/n/ncec198b13d61
9月 1ヶ所・2ART
夏休みに乗った東北新幹線で「短歌甲子園」の特集記事を見てから、すっかり短歌にハマっている。これは今も続いていて、最近のnoteはもっぱら短歌を詠っている。
https://note.com/sanmari_store/n/n9cd99bab03b1
オチもなにもない歌ばかりで恥ずかしいけれども「語感のいい言葉」というものを意識的に探すようになったような気がする。これは本当に気がするだけかもしれない。
9月は休職していたお仕事を辞めること、新たなお仕事に挑戦することを決めた大事な月。であるとともに、家族が入院しててんやわんや。
10月 1ヶ所2ART
家族の入院に伴って、ひたすらお家のことに専念した月。退院して1週間で救急搬送した夜もあって、わりとしんどかったけれどもなんとか復活してくれて一安心。家族との時間の過ごし方、いろいろと考えさせられる一年だったなぁ。
そんな中で、友人が誘ってくれた小田原でのBBQ。昨年も同じ農園をお借りしてBBQをしたのだけれども、その時間があまりにも心地よくて。今年も開催してくれたkotaくんには本当に感謝。相変わらず、小田原の山の上は穏やかな時間が流れていました。また来年も集いたい人と集いたい場所があることで、生きていける。
あ、noteの毎日更新が1年を迎えました。
https://note.com/sanmari_store/n/n1867d929445b
11月 3ART
ついに、5年半勤めた職場を退職してしまった。
すごく好きなお仕事だったけれども、そのぶん自分の限界を考えないで頑張りすぎてしまう場所だった。自分以上に愛おしいと思える存在がいるということ、彼らの大切な時間を一緒に過ごせる幸せを噛み締める、そんな日々だった。
きちんとお別れができなかったことはものすごく心残りだけれども、いつかきっとどこかで会えたときに、両手いっぱいのハグをしたい。
12月 2ヶ所1ART
そんなわけで、新しいお仕事がはじまった。周りの人たちに恵まれて、心穏やかに健やかに年末を迎えて、今なんとかこうしてnoteを書いている。
いやーー。この365日毎日noteを更新しましたよ、わたし。(半分くらい詠っていたけれども)
本当に、激動の2023年だった。もう1回この1年をやり直せと言われても絶対にやり直したくないくらい、ドラマチックな日々。(起こった問題のほぼ全ては、収束に向かいつつも未解決)
2024年は、とにかく穏やかに暮らしたい。もう「ありふれた1年だった」と言いたい。
でもきっとその「ありふれた」にもいろんなドラマができるんだろうし、そのすべてが明日のわたしを作っていくんだろうから。まだまだ消化できないことたちも、少しずつ日々を重ねながら「おもしろかった」ことのひとつになってほしいと、切実に願う大晦日。
今年もありがとうございました。来年はもうちょっと文章書きます。
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