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筋を通さない言動は、人間関係においてその信用を失う。政治家が国民にむけての言動もしかりである。産業保健活動においてもしかりである。
アドバンスト研修会で登壇します。
合同会社さくらSOC労働衛生コンサルタント・産業医事務所です。この度アドバンスト研修会理事長、浜口先生のお計らいによりまして、私の産業医ライフというお題目にて登壇の機会を頂きました。下記の日時です。正会員/無料会員様 先着100名までとなります。多くの先生方のご参加をおまちしております。どうぞよろしくお願い致します。
2024年10月22日(火)20:00~20:45
信頼される産業医を考える
この三柴先生の新規著作には、とてもチャレンジングな章がありました。
信頼される産業医を考える
という章です。
ざっと読んでみて、わが事として振り返ると、三柴先生のおっしゃる産業医像と自分が産業医としてこうありたいという自己認識とさしたるズレはないかなと思いました。
三柴先生は、この章の中で、これからの産業構造の社会変化をふまえ、産業医業務は、その重点が、不調者の就業判定に収斂していくだろう
職域救急シリーズ 第3回
今回はいわゆる臨床の救急現場に近い話ではなく、産業保健現場の本丸ともいえる「予防」の視点にたって、将来の救急疾患リスクとなり得るお話ができればと思い、書いてみました。なお、事例は筆者の経験をベースとしつつも架空のものです。
【事例】40才男性(以下Bさん)
総合貿易会社の事務職員。肥満なし、糖尿病なし、高血圧なし。飲酒習慣なし、運動習慣あり。喫煙者 20本/日x20年。当社では、保健師が定期健
ビクトール・フランクル博士の言葉
産業保健の現場での社員さんとの個別対応において、職場適応支援やストレスセルフマネジメント支援を担うことは、とても多いと思います。産業医としても、もちろん、産業保健師、産業看護師としても。その現場感をもって言えることは、それらをすべて心理の専門家に丸投げするのは現実的ではないと言えます。
ビクトール・フランクル先生といえば、夜と霧 が有名ですね。
多くの名言が残されていますが、本日は次の言葉を紹介
産業医の判断が、時に人の命を救う
さくらSOC労働衛生コンサルタント・産業医事務所です。
産業医は医師のキャリアパスの一つの選択肢として、多くの医師がその一つに挙げていることは承知しております。ワークライフバランスが良い、当直がない云々と、まさに令和の働き方にピッタリとした医師としての一つの生き方かもしれません。
ただ、産業医制度が形骸化して機能してない負の部分もあると私は思います。
・大手広告会社に入社した女性の過労自死
Shrink(1)~(3)を見て
原作者、製作者、俳優の方々 それぞれの立場での真摯な姿勢を感じとても好感が持てる作品でした。三話で終了という短さも、きっとその一端なのでしょう。
(1)パニック症 (2)双極症 (3)パーソナリティ症(境界型)
いずれも、医療の現場だけではなく、職域を対象とする産業保健の現場のスタッフにとっても、非常に役に立つ内容が多かったように感じます。
少し前のことですが、若手の保健師さん(以下、Aさん
書籍紹介:クラッシャー上司
今、兵庫県知事報道で、「パワハラ」が世間のホットワードである。私の産業医実務のなかで、面談した社員さんの実情に則して、役に立ちそうな書籍を薦めることをよく行うが、上記書籍は、この数年の間に、複数の社員さんに紹介した本である。
書籍後半には、対策が書いてあり、とても参考になります。
以上、紹介でした。
職域救急シリーズ 第2回
さくらSOC労働衛生コンサルタント•産業医事務所です。
職域においては、救急医療の知識を発動する機会はそう多くはないとは思います。それでも産業保健の現場でその知識をタイムリーに役立てることができれば、事業者側の産業保健側への信頼が爆上がりするかもしれません。そんなことを考えながら、第2回の事例です。事例は、私の経験をベースにしつつもフィクションに仕立てています。
1:事例45歳男性(以下Aさん)