産業医資格を有する医師の絶対的大多数は、臨床医である。一方で、実務で産業医に求められるのは臨床マインドではない。そこを理解しかつ実践できている産業医はまだまだ少数派だと思う。産業医有資格者医師に対するさらなる啓蒙活動が、日本の産業医保健全体の質の向上につながると思う。