合同会社さくらSOC労働衛生コンサルタント・産業医事務所

独立系産業医です。労働衛生コンサルタント・メンタルヘルス法務主任者・社会保険労務士・救…

合同会社さくらSOC労働衛生コンサルタント・産業医事務所

独立系産業医です。労働衛生コンサルタント・メンタルヘルス法務主任者・社会保険労務士・救急専門医。JOHTA会員。元ブロガー(日々是よろずER診療)。自社HP https://sakurasoc.sakura.ne.jp/wp/

最近の記事

企業に属する産業保健職のミッションって何? この大きな問いに、企業側担当者と産業保健スタッフのみならず、産業保健スタッフ間でさえ、意外とずれていたりすることを時々感じる。日本産業衛生学会専門医取得のプロセスを踏んでいく中での自分の中での一つの気づきである。

    • 独立開業型産業医として稼働して4か月となりました。その経験で思うことは、出務頻度が低い月1の嘱託先であれ、専属の働きに近い終日出務の嘱託先であれ、保健師さんとの円滑な連携がとても大切だということです。いつも助けてもらっています。ありがとうございます。

      • DESC法 

        某産業医セミナーでお薦めされていた書籍をさっそく購入しました。 まだ、目次をざ~と見通しただけですが、なるほど、これはとても工夫されたワークブックだなと感じました。 それはそれとして、本日の表題としたDESC法が、このワークブックにもとりあげられている(P162)ことに、私の目が止まりました。 というもの、このコミュニケーションの型は、日々の産業医実務の中で、多くの面談者に紹介した手法でしたし、我々産業保健スタッフ間でも、この型は共通認識として通じるように心がけているか

        • かつての仲間たちと久しぶりに集まり、当時の話で盛り上がる楽しい時間でした。「先生はあの時から今もまったくぶれてないね」という私にとって最高の褒め言葉を頂きました。これからもぶれずに、一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思います。

        企業に属する産業保健職のミッションって何? この大きな問いに、企業側担当者と産業保健スタッフのみならず、産業保健スタッフ間でさえ、意外とずれていたりすることを時々感じる。日本産業衛生学会専門医取得のプロセスを踏んでいく中での自分の中での一つの気づきである。

          最近、某事業場の担当者に産業保健業界のワード「北風と太陽」の話を伝えた。北風:ケジメ、太陽:寄り添いなわけだが、産業保健職としては、寄り添いが、依存とならないよう、社員の自立を促す適切な立ち位置が必要。「塞翁が馬」に含まれる教訓には、そのヒントがあるように思う。

          最近、某事業場の担当者に産業保健業界のワード「北風と太陽」の話を伝えた。北風:ケジメ、太陽:寄り添いなわけだが、産業保健職としては、寄り添いが、依存とならないよう、社員の自立を促す適切な立ち位置が必要。「塞翁が馬」に含まれる教訓には、そのヒントがあるように思う。

          本日の産業医衛生講話での語り。「職場で、熱中症かも?と判断し、救急車要請を決断した場合、救急隊には、熱中症という(判断)よりも、具体的な症状(意識消失、発汗、体が熱い、頭痛、足のけいれん等)を伝えることを優先しましょう。医療者にも【先入観】という落とし穴がありますので」

          本日の産業医衛生講話での語り。「職場で、熱中症かも?と判断し、救急車要請を決断した場合、救急隊には、熱中症という(判断)よりも、具体的な症状(意識消失、発汗、体が熱い、頭痛、足のけいれん等)を伝えることを優先しましょう。医療者にも【先入観】という落とし穴がありますので」

          厚生労働省、カスハラ対策マニュアルへの苦情に早々に屈するのかな?事実ベースの知見または社会通念的に妥当であれば、何ら差別には当たらないと思うのだが。https://news.yahoo.co.jp/articles/3a264730e165fd5c3253872a0d5a56555390dfc1

          厚生労働省、カスハラ対策マニュアルへの苦情に早々に屈するのかな?事実ベースの知見または社会通念的に妥当であれば、何ら差別には当たらないと思うのだが。https://news.yahoo.co.jp/articles/3a264730e165fd5c3253872a0d5a56555390dfc1

          当該病院からご遺族承諾のもと経過報告がでているけど、それをみるとやはり研修医の初療だけを誤診誤診と騒ぎ立てる報道は適切ではない。病院組織が研修医をスケープゴートにしてる気もする。

          当該病院からご遺族承諾のもと経過報告がでているけど、それをみるとやはり研修医の初療だけを誤診誤診と騒ぎ立てる報道は適切ではない。病院組織が研修医をスケープゴートにしてる気もする。

          今、マスコミ様は、研修医誤診!という言葉で賑わっているようですが、そんな医療不信を植え付けるような言葉遣いをせずに、SMA症候群は医療クラスタでもレア系疾患であることを合わせて前向きな報道をしてくださいな。過去の自ブログ記事>https://case-report-by-erp.blog.ss-blog.jp/20071021

          今、マスコミ様は、研修医誤診!という言葉で賑わっているようですが、そんな医療不信を植え付けるような言葉遣いをせずに、SMA症候群は医療クラスタでもレア系疾患であることを合わせて前向きな報道をしてくださいな。過去の自ブログ記事>https://case-report-by-erp.blog.ss-blog.jp/20071021

          ようやく、chatGPT-4oの有料版にアップグレード。ポピュレーションアプローチとしてのExcel操作を今までVBAを書いてやっていたことが、プロンプトで一発で行けることを確認。すげ~

          ようやく、chatGPT-4oの有料版にアップグレード。ポピュレーションアプローチとしてのExcel操作を今までVBAを書いてやっていたことが、プロンプトで一発で行けることを確認。すげ~

          自らの損得を計算し、その結果によって、人に対する態度を変える人は一定数いる。もし、自分がある人からぞんざいな対応を受け嫌な気分になったときは、相手の特性に、その可能性を考え、自分の問題でないと気持ちをリセットするような心の使い方は心得ておきたい。

          自らの損得を計算し、その結果によって、人に対する態度を変える人は一定数いる。もし、自分がある人からぞんざいな対応を受け嫌な気分になったときは、相手の特性に、その可能性を考え、自分の問題でないと気持ちをリセットするような心の使い方は心得ておきたい。

          今日のワード:ルミネーション(反すう思考)。メンタルヘルス関連の産業医面談では、「ぐるぐる思考」とよく言ってます。無意識にこのモードになると自分をどんどん追い込むので、一歩引いて自分を俯瞰し、「気が付くこと」の重要性を伝えています。背景の心理理論は略することが多いですけどね。

          今日のワード:ルミネーション(反すう思考)。メンタルヘルス関連の産業医面談では、「ぐるぐる思考」とよく言ってます。無意識にこのモードになると自分をどんどん追い込むので、一歩引いて自分を俯瞰し、「気が付くこと」の重要性を伝えています。背景の心理理論は略することが多いですけどね。

          これって、モラハラ? と嫌な気持ちになった時、「自分だったら、そんなことするかな?」と自問自答する。結果、しないと思えば、自分の問題ではなく相手の問題と位置づけし、自分の心を守りに入る。自分がダメだから言われるのは仕方ないという認知は自分で自分を追い込む割に合わないマインド。

          これって、モラハラ? と嫌な気持ちになった時、「自分だったら、そんなことするかな?」と自問自答する。結果、しないと思えば、自分の問題ではなく相手の問題と位置づけし、自分の心を守りに入る。自分がダメだから言われるのは仕方ないという認知は自分で自分を追い込む割に合わないマインド。

          私見:企業側が産業医採用を考えるコツ2。健診の事後対応やメンタルの個別対応のみが産業医の仕事という認識に留まっており、産業保健の体制構築に協力的でない医師、職場巡視を軽く見ている医師は、避けておくのが無難。最も、企業側ニーズがそこだけで良いという場合は除く。

          私見:企業側が産業医採用を考えるコツ2。健診の事後対応やメンタルの個別対応のみが産業医の仕事という認識に留まっており、産業保健の体制構築に協力的でない医師、職場巡視を軽く見ている医師は、避けておくのが無難。最も、企業側ニーズがそこだけで良いという場合は除く。

          私見:企業側が産業医採用を考えるときのコツ。「私は、〇〇科です。産業医の経験もありますから、大丈夫です」と言う医師は、より慎重に。〇〇科だから大丈夫だろうは×。産業保健領域には絶対解はなく、企業側との連携こそが大事と分かっている医師はそういうアピールしないものだと思うので。

          私見:企業側が産業医採用を考えるときのコツ。「私は、〇〇科です。産業医の経験もありますから、大丈夫です」と言う医師は、より慎重に。〇〇科だから大丈夫だろうは×。産業保健領域には絶対解はなく、企業側との連携こそが大事と分かっている医師はそういうアピールしないものだと思うので。

          「カスハラ」の話題が最近多い。カスハラとクレーマーは同じっぽいけど、少し違う。A:(社会通念に照らして)妥当な要求、B:Aとはいえない不適切な要求、C:要求がないただの嫌がらせ。クレーマーは、Bだけど、カスハラは、B+C。A,B,Cの適切な切り分け判断が、組織としての早期対応の肝

          「カスハラ」の話題が最近多い。カスハラとクレーマーは同じっぽいけど、少し違う。A:(社会通念に照らして)妥当な要求、B:Aとはいえない不適切な要求、C:要求がないただの嫌がらせ。クレーマーは、Bだけど、カスハラは、B+C。A,B,Cの適切な切り分け判断が、組織としての早期対応の肝