マガジンのカバー画像

12
その日 その時 感じたことを 感じるままに。
運営しているクリエイター

記事一覧

【詩】日常の風景

【詩】日常の風景

鳥のさえずり

川の流れ

遠くから聞こえる

フルートの音色

柔らかな陽の光に

溶けてしまいそうな

午後のそよ風と

キミの笑顔

いつの日か

思い出になっても

鮮やかに

もっとみる
【詩】ひみつ

【詩】ひみつ

鍵をかけた

小さな部屋

あなたと

わたしと

小さな生きものたち

泣いて

笑って

巻き戻される時間

切り取られた

欠片を生きる

思い出キラキラ

忘れたくない瞬間

うまくいったときは

そのまま

あなたと

わたしと

永遠のタマシイ

誰にも見つからないように

鍵をかけた

小さな部屋

もうだいじょうぶ

もっとみる
【詩】幸せのカタチ

【詩】幸せのカタチ

幸せってなんだろう?

ほんわかする気持ち

ずっと笑っていられる時間

あなたの隣にいられること

幸せのカタチってどんなだろう?

まるい?ハート?

それとも、、、

むかし読んでた詩集に

四葉のクローバーのしおりが

なんとなく挟まってた

幸せのカタチが四葉のクローバーなら

探しやすいのにな、、、

でもきっとだいじょうぶ

幸せを探すのは

あなたと2人

探す時間そのものが

もっとみる
【詩】出会いと別れ

【詩】出会いと別れ

知らないうちに そこにいた

知らないうちに 一緒にいた

知らないうちに 過ぎていた

知らないうちに 愛していた

知らないうちに いなくなった

あなたはわたしに

なにを伝えたかったの

今さらもう

応えてはくれないけど

人を愛すること

その切なさも

あなたから教わった

優しさと強さを

いつもこころにもって

わたしを救ってくれたのに

わたしは傷つけることしか

できなかった

もっとみる
【詩】現実逃避

【詩】現実逃避

いつか
あの雲を超えられたら
わたしの見たい景色が
見られるのかな

ビルの屋上からなら
手が届きそうで…
届かなそうで…

いっそ
飛べそうな気がする

背中に翼が生えて
自由に飛べたら

こんな世界を望んでたわけじゃない
こんなふうになりたかったんじゃない

誰にも届かなくて
誰にも聞こえなくて

あぁ
飛べたらいいのに

雲の向こうに今すぐ…

もっとみる
【詩】雲の向こう側

【詩】雲の向こう側

キラキラ光る雲

太陽は雲に隠れて見えないのに

雲を真っ白に照らし出す

そこになにがある?

そこにだれがいる?

もしそこにあの人がいるのなら

伝えてほしい

あなたを愛して良かった と

そばにいられて良かった と

もっとみる
【詩】ひまわり畑にて

【詩】ひまわり畑にて

黄色い花

夏の花

太陽みたいに笑う

キミも笑う

時よ 止まれ

何年かのちに

この写真を見たボクは

どう思うだろう

なつかしい と

笑っていられること

こころから願う

もっとみる
【詩】最期の想い

【詩】最期の想い

こころのすみっこに

ほんの少し残しておいた

キレイな想いをあげましょう

いいことなんて

何もなかった人生だけど

すべてが輝いてしまいました

最後の最期に出会えた人

お空の向こうの

大切だった人に会うため

生き急いでしまったけれど

きっとわかっていたんだね

世捨て人の人生

自分を大切にして

そう言われてはっとしました

最後の最期に出会えた人

だからありがとうと

最期の

もっとみる
【詩】分岐点

【詩】分岐点

進むには厳しい道のり

わかってる

でもわたしにはやりたいことがある

望んでる未来がある

今はまだ手探りだけれど

夢のために進みたい

頑張れと誰かが言う

やめとけばと誰かも言う

でも

誰か は関係ない

わたしの問題

そう わたしの問題

頑張るのも 辞めるのも

自分次第なんだ

それに気づくまでは

他人の顔色ばかりおいかけてた

つまらない人生だった

わかってるよ

進む

もっとみる
【詩】すきなもの

【詩】すきなもの

青空がきらい

爽やかすぎるから

太陽がきらい

明るく照らしすぎるから

虹がきらい

美しく儚すぎるから

楽しい曲がきらい

そんな気分になれないから

いや、そうじゃない

それらを素直に

すき と言えるヒトが

うらやましいだけ

ほんとは

ほんとはね・・・

もっとみる
【詩】地獄の果て

【詩】地獄の果て

それが正解なのかは
誰にもわからない

だから

答え合わせはできない

いきることの全てに
絶望していたボクは
ただ そこにいた

キミがボクのことに気づくまで
ボクはボクがわからなかった

生きているかも
生きていていいのかも
ボクにはわからなかった

「生きてていいんだよ」

キミが言った

無気力だったぼくを
キミが
キミだけが見つけてくれた

『だけどさ
生きるのなんて
意味ないよね』

もっとみる
【詩】堕落

【詩】堕落

君の優しさに甘えすぎて
わたしは駄目になる

なにがあっても
なにもなくても
君はわたしを最優先するから

わたしは君に
なにをしてあげれるだろう

わかっている
わかっているんだ
わたしは君を傷つける

わかっていながら
離れられない

それでも君はいいという

君は優しすぎるから
君の優しさに甘えすぎて
わたしは駄目になる

こんなにも堕落したわたしを
君は直視できるのか

もっとみる