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人生の歩き方。

■ベトナム人口と出生率。
・最近のベトナムNEWS(2023年11月13日付)、「ベトナム人口予測2044年(1億700万人)ピーク、出生率低下で2100年7200万人に減少」。
・また、「日本、タイ、中国、韓国等の23ヵ国の人口は2100年には半分以下に減少することが見込まれる」。

■高齢化社会に突入。
・現在、ベトナムの出生率は急速に低下、高齢化(65歳以上)社会に突入した状態だ。
・ちなみに、「フランスは高齢化社会(65歳以上の人口7〜14%)から超高齢社会(65歳以上の人口14〜21%)への移行に115年を要したが、ベトナムはこの過程を19年で終える」という。
・ベトナムの出生率は省や地域等で異なり、ホーチミン市は国内最低の出生率『1.39』(1人の女性が一生の間に生む平均的な子どもの数)となる。ちなみに人口を維持していくために必要な出生率は凡そ『2.06』と言われる。

■生き方は徐々に変化し始める。
・また、多くの夫婦が不妊や二次不妊、不妊症に悩み、低出生率は人口構造に深刻な影響を与え、労働年齢人口の減少、移住の問題、高齢化の加速、人口規模の縮小等をもたらすと言われる。
・ベトナム政府は出生率を高めるための草案で、「第二子を出産した女性に金銭的な支援を行う」、「子どもの授業料を免除または減免」等と提案される。
・若いベトナム人の結婚時期は以前に比べて遅くなり、25歳半ばになると両親の「いつ結婚するんだプレッシャー」が辛いから実家に戻りたくない、とある女性は漏らした、
・今では20代後半や30代女性でも、「結婚はまだ考えていない、友だちとお茶したり、旅行したり、自分の時間をもっと自由に楽しみたい」と良く見聞きするようになった。結婚観、余暇の楽しみ方、人生の歩き方等、ベトナム人のライフスタイルは徐々に変化を見せ始める。

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