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企業の市場離脱>新規参入。

■GDP成長率は過去4年間で最高。
・最近のニュース(2024年4月2日付)、「2024年第1四半期、ベトナム5.66%GDP成長率過去4年間で最高も、企業の市場離脱が新規参入上回る」。
・2023年、2024年第1四半期の経済回復の兆しにもかかわらず、新たに市場参入した企業数が解散や活動停止した企業数を下回るという状況が明らかになった。
・ベトナム統計総局(GSO)発表、「解散や活動停止をした企業数が新規参入企業数を4700社上回っており、これはビジネス環境に残る課題」と見解を示した。

■現状は「過去数年間の低い基準からの成長」。
・第1四半期は「観光サービス部門や製造業の顕著な回復に支えられ、特に製造業は前年同期比で約7%の増加を見せ、輸出入も増加傾向にある」。また「国際観光客の訪問者数は月間150万人を超え、コロナ禍前2019年の同期を上回る成果を上げた」。
・しかし「経済の改善は見られるが、過去数年間の低い基準からの成長であることを忘れてはならない」とも専門家は見解を示す。

■政府と企業間の協力強化が求められる。
・現在のベトナム状況は様々な要素が絡む「企業は資金調達アクセスの困難さや高い利率等が企業活動に影響を与える憂慮すべき指標」、更に「貿易黒字は主に海外直接投資(FDI)部門によるものであり、国内経済部門は赤字を記録」等の要因が挙げられる。
・経済の持続可能な成長は「政府がビジネス環境の改善や経済の多角化を図る上で重要な課題であり、ベトナムは政府と企業間の協力強化」が求められている。

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