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ベトナムのメトロ1号線。

■今年7月メトロ1号線開通。
・最近のニュース、「ホーチミン/メトロ1号線完成率98%、7月開通で3ヶ月間の無料運行、商業運転10月開始予定」。
・ホーチミン市交通運輸局は「同市都市鉄道(メトロ1号線)/ベンタイン~スオイティエン間約20㎞)について、商業運行開始から最初3ヶ月を無料運行する方針を示し、これは市内の『公共交通機関利用者向け支援措置草案』の中で提案」した。

■メトロ1号線の投資総額2650億円。
・また「メトロ1号線に接続する17本のバス路線も同期間無料運行を予定。このほか身体障がい者、子供、高齢者、革命功労者向けの無料乗車、学生向けの50%割引制度等も検討」されている。
・ちなみに「メトロ1号線は投資総額2650億円、このうち87%は日本からの政府開発援助(ODA)を利用し、残りは市予算で賄う。全長19.7km/14駅(うち高架11駅、地下3駅)を設置し17編成(3両編成の計51両)を運行」する。

■滞る工期。
・余談、ベトナム北部ハノイでは2021年11月に『ハノイ市都市鉄道』が開通した。2016年頃、私はある鉄道関係者の方から北部地域の『未来路線図』を見せて頂く機会があり、そこには7路線程が日本のメトロ網の様に絡み合い描かれていた。
・また南部のメトロ1号線は十数年以上前から工事をしており、いよいよ開通かと思いきや工事がストップしては再開を繰り返していた。北部、南部然り鉄道建設には親会社、子会社、下請け業者等様々な人々が携わり、この間で建設工事費用が支払われない等を理由にして計画が滞り、上述のように何年経っても完成せず、工期が伸ばし伸ばしとなる事は珍しくない。そう、私が過去に見た北部の『未来路線図』はまだ一本しか開通していない、と言うことになる。
・何にしても私は興奮している、何故なら電車やバス移動が好きなので、今年こそベトナムの電車に「初乗車できそうだ」、と言う事で早くも今からテンションが爆上がりなのだ。

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