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Think Big.

■ベトナムのGDP成長率。
・最近のニュース、「ベトナム統計総局発表、製造業、サービス業等経済は力強く回復し第二四半期の国内総生産/GDP成長率は6.93%となった」。
・この成長率の内訳は「農林水産業3.34%の成長で全体の付加価値増加に対して5.36%の寄与を示し、工業/建設業は8.29%の成長で45.73%、サービス業は7.06%の成長で48.91%寄与」となる。

■全体でも高い成長率。
・2024年上半期全体では「GDPは6.42%の成長を記録し、2020年から2024年の期間で2022年上半期の6.58%に次ぐ高い成長率」となった。
・農林水産業では「農業が安定した成長を維持し、一部の多年生作物の生産量が前年同期比で増加し水産養殖も好調だった」、工業/建設業は「工業が成長を維持し一部の主要工業製品が新規注文に応える形で増加」、製造加工業は「8.67%増加」、電力生産/供給業は「13.26%増加」。
・また建設業は「7.34%増加」、サービス業は「世界的な消費需要の回復に伴い輸出が高い伸びを示し経済成長に積極的に寄与した」、卸売/小売業は「前年同期比7.34%増加」、運輸/倉庫業は「11.02%増加」、金融/保険業は「5.18%増加」、宿泊/飲食サービス業は「9.94%増加」等と示される。

■目標大きく、そこに向かって努力する。
・余談、今年1月ベトナム政府発表した2024年度のGDP成長率目標を6.5%と示し、2024年第一四半期は5.66%、第二四半期は上述の通り6.93%と報道される。
・ちなみに外部機関や銀行は2024年度ベトナムのGDP成長率をHSBC6%、スタンダードチャータード銀行6%、ADB6%、IMF5.8%、世界銀行5.5%、UOB6%等と発表。
・外部に比べてベトナム政府の数値は6.5%と高めに設定されているが、その理由は見栄えを良くした対外的なアピールなのか。いずれにしても強気の目標はベトナのプライドの表れでもあると察している。GDP成長率比較は「目標を大きく、そこに向かって懸命な努力をする」大切さを改めて教えてくれる。

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