書くことで自分を知る
読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする
~フランシス・ベーコン~
書くことで安定と成長が加速する
何度も同じ失敗を繰り返してしまう
なかなか思うように成長できない
覚えが良くない
新しいアイディアが浮かばない
このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめしたいのが”書く”を意識して日常に取り入れることです。
書くことを意識して日常に取り入れると…
脳が活性化されて記憶の定着が強化される
アイディアをまとめることができる
学びを自分が理解しやすい言葉に変える
自分の足跡として振り返ることができる
このように、仕事、勉強、普段の生活にも役立つたくさんのメリットがあるんです。
仕事や様々な場面で成功する人の多くが、書くことを日常的に行っています。
私の経験談になってしまいますが、今まで多くの方と仕事をご一緒させていただく中で、スムーズに仕事がすすむ人、成果を生み出す人、周りからの信頼を集める人は、”書く”という習慣を持っていました。
また、書くことは精神面を安定させたり、ストレスの軽減にも繋がるんです。
今回は「書くことで安定と成長が加速する」というテーマで、書くことのメリットや実際に行うタイミングなどの実践方法についてご紹介したいと思います。
仕事で成果を出したい
自分自身の仕事や精神面を安定させたい
自分を成長させたい
このような方は、ぜひ最後までご覧ください。
書くということは、私たちが感じている以上に多くのメリットがあり、あなたのこの先の人生をより良いものに変えてくれます。
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記事を書く原動力になります。よろしくお願いします。
レオナルド・ダ・ヴィンチの習慣
実に多くの歴史上の人物が、日記を書いたり、日常的にメモやアイディアを書き留めていました。
レオナルド・ダ・ヴィンチもその一人です。
レオナルド・ダ・ヴィンチはルネサンス期のイタリアで活動した芸術家、科学者、発明家で、その多才ぶりで知られています。
彼は数々の手帳にスケッチやアイデア、観察したことなどを詳細に書き留め、アートや科学のアイデアに結びつけました。
有名なアート作品の前段階から制作に至るまで、彼は詳細なメモやスケッチを用いていたんです。
彼のスケッチやメモには新しい発見や独創的なアイデアが詰まっており、観察や実験結果、アイデアを綴った手稿は、後の科学の進歩にも大きな影響を与えました。
多才で天才と呼ばれたなレオナルド・ダ・ヴィンチも、数多くのアートや発見の裏には「メモを取る」という地道な習慣があったんです。
他にも、アインシュタインやエジソン、ベンジャミンフランクリンなども日記やメモを大切にしており、習慣化されていたそうです。
書くことで得られるメリット
「書く」ことは、私たちに多くの良い効果をもたらしてくれます。
多くの方が、書くことは「忘れないためのメモ」という記憶の補助機能として活用しているのではないでしょうか。
しかし、書くことのメリットはそれだけではありません。
自身の成長や学びを加速させたり、精神的な安定に繋がったり、思考力や想像力の向上など、様々なメリットがあるんです。
今回は3つのメリットに絞ってご紹介します。
➀自分の思考に向き合って自己理解を深める
書くことは自分の思考や感情を言葉に変えることです。
そのため、自分の思考に向き合って、どのように表現すれば良いかなど整理しなければなりません。
自分の思考に向き合うことで、表現ができるものと出来ないものが見つかったり、自分の強みや成長の余地、改善が必要な点に気づくことが出来たりなど、自分に対する理解を深めることが出来ます。
学びや成長の第一歩は自分と向き合い、自己理解を深めることなんです。
➁新しいアイデアとクリエイティブな思考
書くことによって、新しいアイデアやクリエイティブな思考を生み出す可能性を高められます。
”書く”というアウトプットを通じて、自分の考えを整理したり可視化することで、新たな視点で思考を見つめ直すことができるからです。
また、書くことによって自分の感情とも向き合うことが出来るため、自分の思考や感情の偏りに気付きやすくなります。
意図的に他の視点はないかと考えたり、感情をコントロールしながら見ることができるため、新しいアイデアとクリエイティブな思考を生み出しやすくなるんです。
➂コミュニケーションスキルの向上
書くことは自分の思考や感情を文章で表現しなければならないため、言葉についての理解を深めることに繋がります。
また、表現するまでのプロセスを通じて、情報を効果的に伝える力や、他者の視点を含めて考えるようになるためコミュニケーションスキルが向上します。
自分が文章にしたものを他者に積極的に発信することで、他者との意見交換やアイデアの共有が生まれたりなど、コミュニケーションの機会が増えるというのも、コミュニケーションスキルが向上する一つの理由です。
➃メンタルを安定させる
書くことによって自分の思いや考えを吐き出したり、思考を整理することができるため、精神面を安定させることができます。
頭の中でなんとなく考えているものや、モヤモヤとした気分は、ストレスや悩み、不安の原因になることがあります。
また、ストレスや不安、悩みなどは、放っておくと頭の中でどんどん大きくなってしまいます。
書いて文章にすることで、感情的な思考から論理的な思考で考えられるようになったり、曖昧な状態を明確にすることが出来ます。
書くことは脳の様々な機能を活性化させる
書くことによって、脳の機能を活性化させるということを理解すると、書くことが単なる動作ではないことがわかり、書くことを意識づけることができます。
言葉や思考を整理したり、動作しながら文章を認識して誤りを修正したり、この一連の流れが脳の異なる部位を刺激し て、脳の神経細胞同士の結びつきが増えることにより学習や記憶形成が生まれやすくなります。
また、 アイデアや感情を文章に表現する過程で創造的な思考が必要となるため、新しいアイデアや論理的な思考力の向上に繋がります。
書くことは注意深く情報を処理し、表現するため集中力が必要となるため、集中力を向上させることにも繋がります。
このように、書くという行為には複雑な情報整理が必要になるため、脳に様々な刺激を与えることになるんです。
言語処理、思考、分析の領域など様々な刺激が与えられ、結果的に多くのメリットに繋がります。
”書く”を実践・継続する方法のご紹介
書くことのメリットや脳を活性化させるということを理解していたとしても、実践するタイミングがわからなければ、取り組むことや継続することが難しくなってしまいます。
いくつか例をご紹介します。
朝の目標設定
毎朝、日記やメモを使って自分の感情や今日行いたいことなどの目標を書くことは、”書く”を習慣化しやすく、取り組みやすいためおすすめです。
自分の仕事やスケジュールの整理にも繋がるため、計画性を高めることにもなります。
はじめの慣れないうちは、目標を一言で書くなどでも構いません。
慣れてきたら、目標を立てた理由や背景、思い等を書いていくと良いでしょう。
一日の振り返り(日記)
1日の振り返りとして、日記をつけることも書くことを習慣化しやすい取り組みの一つです。
慣れないうちは文章ではなく、時間の流れに合わせて、その時に感じたことを一言書くという形でも構いません。
また、その日の感謝すべき出来事や気づきを書くことも、”書く”に加えてポジティブな気持ちを促進することに繋がるため、モチベーションコントロールとしても有効です。
アイデアブックの作成
アイデアが浮かんだら、すぐに書けるようにアイデアブックを作成するのもおすすめの一つです。
急にひらめいたアイディアは、思考が整理されていないためすぐに消えてしまうこともあります。
これは頭の中の整理が出来ていないためです。
しかし、アイディアは貴重な財産です。
日常の中で得た新しい貴重なアイディアが蓄積していき、未来のプロジェクトに活かすことができます。
毎日が新しいアイデアで溢れてくると、書く習慣だけでなく、書くことが楽しくなるかもしれません。
はじめは「1日3個は必ず見つける」というように、自分のルールを作るのも一つの方法です。
週の振り返り
週の終わりに振り返りの時間を設け、その週の成果や課題を書き出したり、嬉しかったことを書くという方法もあります。
来週への意欲や課題、改善点を考えて書くことで自分を振り返って、次週のプランを練るのも良いでしょう。
毎日は取り組めないという方にもおすすめの”書く”習慣作りです。
読書・ニュースのメモ
読んだ本や見たニュース記事についてのメモをとり、興味深い箇所や自分の意見を書いてみるというのも良い方法です。
書いたものを他者と共有したり発信することで、他者との交流に繋がったり、自分にはない感性や視点を手に入れることができるなど、書くことをきっかけとして喜びや学びを感じられるようになると、習慣化しやすくなります。
本を読む時間がないという方は「3ページを読んだ感想」など、自分で取り組める内容に工夫すると良いですよ。
書くことで自分を知る
書くことは非常に難しいことですが”書く”ことで自分の思いや考えを知ることができます。
書くことは自分と向き合う機会でもあるんです。
自分を成長させるためには、自分を知ることが重要です。
自分を知るための一つの手段として、自分の思いを”書く”ことにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
書くことで自分が変わり、人生が変わるのではないかと私は思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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