知らぬが仏 （しらぬがほとけ） なんでも知りたくなるものですが、知らないからこそ穏やかに過ごせることもあります。自然に抗わず耳や目に入る情報と学びや人生に役立つ情報は積極的に取り入れて、それ以外はあえて知らないままでいるというのも一つです。無駄な情報に振り回されることを防げます

信頼関係は私たちの一つの財産である ジョゼフ・ジュベール 信頼は人生をより豊かにしていく貴重な財産です。信頼により生み出されるものは計り知れません。この財産は自らの行いによって作り出すものです。逆に言えば自らの行動によって失うものです。財産をどのように築くかは自分次第です

一芸は道に通ずる （いちげいはみちにつうずる） あれやこれやに目が移ってしまうものですが、一つのことに集中してその道を極めると、他のことにも応用がきくようになります。中々結果が出ずに焦ってしまうこともありますが、工夫をこらし試行錯誤していくことでその経験が未来に繋がります

誰もが世界を変革することを考える だが誰も己を変えようとは考えない トルストイ 世界に目が向く人は多くても、自分自身にはなかなか意識が向きません。自分自身が作り出している世界を変えるには、自分が変わることと言いますが、中々難しいものです。変化を受け入れる勇気が大切です

花より団子 （はなよりだんご） 何に価値を見出すかは人によります。美しい花にも価値がありますが、美味しく腹を満たしてくれる団子にも価値があります。どちらも価値がありますが、価値がわからない、不要な人にはどちらも価値のないものです。自分の価値観についても考えさせられる言葉です

欲は海水に似ている 飲めば飲むほど喉が渇いてくる ショーペンハウアー どこで満足するかは決めにくいものですが、決めずにいると欲に流されてしまいます。欲が生みだされるのは自然なことです。しかし、同時に現実を見ることで欲を抑えることができます。何に満足するかは自分次第です

つねに敵を許せ それ以上に奴らを嫌がらせることはない オスカー・ワイルド 敵対してしまうといつまでも戦うことになってしまいます。戦えば戦うほど、戦う理由が新たに生まれて終わりが見えなくなります。許すことは簡単ではありませんが、許すことが最も相手に効果的な戦略です

足寒ければ心を傷る （あしさむければこころをやぶる） 足元の不満の高まりは大事なものを脅かします。自分が大事にしていることが全てとは限りません。気がついたら大事なものを失わないように、一部であっても注意深く見て対処していくことが大切です。チームにおいても足元が重要なんです

間違いを犯したことのない人とは、何も新しいことをしていない人だ アインシュタイン 行動すれば間違うことも失敗することもあります。しかしそれは行動したからこその結果です。その経験をどのように活かすかによって、未来が変わります。行動と修正を繰り返すことが成長に必要なんです

七度たずねて人を疑え （ななたびたずねてひとをうたがえ） 何かが起こった際には、自分ではなく人に矢印が向いてしまうものです。しかし、人を疑う前にしっかりと自分自身のことを確認することが大切です。人を疑わずとも解決することが大半であり、逆に安易に人を疑うと問題はエスカレートします

人間は他人の経験から学ぶという、特殊な能力を持った動物である コングリウッド 本などで学ぶことも重要ですが人の特殊能力である「人の経験から学ぶ」ことも大切です。自分の人生だけでは学べない多くのことを、人の経験から学ぶことができるからです。人に興味関心を持つことが成長になります

安物買いの銭失い （やすものがいのぜにうしない） 買い物だけではなく何かを決める時には将来的なビジョンを持って、よく吟味した上で決めるのが賢い選択です。今を見て手頃感があっても将来を見ると逆に損することになってしまいます。良いとされるものは相応の価値があり、相応の出資が必要です