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東部地域局通信 第5号(2023.1.12)

 静岡県東部地域局では、東部地域の魅力や地域団体の皆様などの活動をより多くの方に知っていただくために、東部地域局通信を発行しています。毎月1回の発行を目指し、東部地域各地の取組を紹介していきます。
※掲載している情報は、2023年1月12日時点のものです。

地域防災への女性の参画促進と その実践方法を考える研修会を開催しました!

ファシリテーターの鈴木まり子氏
(NPO法人日本ファシリテーション協会災害復興委員会メンバー)

 2022年11月7日(月)、当局管内14市町の自主防災組織リーダーや市町防災担当職員ら47名が参加し、「災害対応力を強化する女性の視点」研修を県男女共同参画課との連携で開催しました。研修会では、自主防災組織や防災訓練、避難所運営など地域防災への女性参画 の必要性と課題、参画への実践方法について意見交換しました。
 大規模災害発生時の避難所生活では、避難者の半数は女性です。しかし、避難所の管理責任者の多くは男性で、衛生面や安全面など女性目線での運営が不十分だったり、女性の声が届きにくい現状があると言われています。自主防災組織の体制作りや普段の防災訓練などから、男女双方の視点を取り入れた地域の防災体制づくりを考えていきたいものです。

南海トラフ地震県民意識調査にご協力ください

 県では、今後の防災啓発事業の参考とするため、県民の皆さんの巨大地震に対する考え方や日頃の備えなどに ついてアンケートを実施しています。お時間のある方はご協力ください。
【回答期限】令和5年1月22日(日)まで

「令和4年度南海トラフ地震についての県民意識調査」回答はこちらから(ふじのくに電子申請サービス)

(担当:栗原)

「鎌倉殿の13人」から「どうする家康」へ 「ぶしのくに静岡県」の取組は続きます!!

 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が2022年12月18日(日)に最終回を迎えました。源頼朝、北条氏ゆかりの地が多くある伊豆・富士山地域も大変盛り上がりましたね!今回注目された地域の歴史・文化資源が地域の財産として引き継がれ、地域振興にも活用されるといいですね。
さて、今年の大河ドラマは「どうする家康」。2年連続で静岡県内が舞台地となります。武士の時 代の始まりから終わりまでの歴史・文化資源を有す る「ぶしのくに静岡県」として、県では引き続き歴 史・文化資源を活用した誘客・広域周遊促進事業に取り組んでいきます。

▼ 東部地域には、徳川家康、戦国武将ゆかりの史跡もたくさんあります

興国寺城跡:こうこくじじょうあと(沼津市)
大湯間歇泉:おおゆかんけつせん(熱海市)

(担当:植松)

自転車競技の選手が満喫する場所 「東部(富士山・伊豆)エリア」

 多くの自転車競技選手が活動している東部地域。第二弾では、富士市に拠点を置く「レバンテフジ静岡」を紹介します。レバンテフジ静岡は、JCL(※)に参戦し自転車競技ロードレースで活躍するチーム。 富士宮市出身・在住の高梨選手と富士市在住の二戸代表にインタビューさせていただきました。

UCI(国際自転車競技連合)に加盟している日本籍コンチネンタルチームおよび地域密着型ロードレースチームで構成

(※)JCLとは

高梨 万里王(たかなし まりお) 選手

幼少期から伊豆で自転車のレースに出場してきた高梨選手。今も伊豆や富士・富士宮で練習を積みながら戦っています。地域のイベントに参加した際の感想や、サイクリングコースの紹介、富士宮市での暮らしや、自転車競技を楽しむための初心者向けの解説をしてもらいました。

高梨選手オススメのサイクリングコース 「まりおのお気に入り」も紹介中

▼ 本文はリンク先をご覧ください。

二戸 康寛(にと やすひろ) 代表

 二戸代表は、東京から富士市に拠点を移して、「レバンテフジ静岡」を立ち上げました。レバンテフジ静岡は自転車ロードレースの活動以外にも、地域の活動にも積極的に参加されています。その理由は「レバン テフジ静岡は、地域密着型のサイクリングチームだから。」地域に根ざしたチーム、地域に応援されるチームを目指して取り組まれているレバ ンテフジ静岡の活躍が楽しみですね。
 インタビュー全文では、モンゴルからチームに加わった選手の様子等 も紹介しています。

▼ 本文はリンク先をご覧ください。

(担当:長野)

藤井 美穂(ふじい みほ) 選手

 第三弾では東部地域在住でパラサイクリング選手の藤井美穂選手にご協力いただきました。

パラサイクリングの応援もよろしくお願いします!!

 東京パラリンピック女子500mで7位入賞を果たした藤井美穂選手は、現在東部地域で生活しており、伊豆周辺でトレーニングに励んでいます。 トレーニングコース紹介では狩野川河川敷と、伊豆ベロドロームへの登坂を実際に走行していただきました。インタビューの際は東部地域での暮らしや、パラアスリート同士のトレーニングエピソードを話していただきました。
 トレーニングコース紹介動画はYouTube富士山・伊豆サイクリング チャンネルで近日公開予定です。

(担当:望月)

自分の育った地域の素晴らしさを伝えたい―富士自然観察の会 会長 小澤 緑(2022年「平太さんと語ろう」発言者)

 富士自然観察の会は1985年に発足し、「自然に親しみ、自然を理解し、自然を保護する」をスローガンに身近な自然や富士山周辺の自然の観察を通して、子どもを中心とした幅広い年代を対象に地域の自然環境や人を好きになって欲しいという思いのもと活動しています。現在、155世帯の会員がおり、樹木、花、昆虫等様々な分野に精通されている運営委員とともに年間40 回以上観察会や保全活動等を実施しています。

 会長の小澤さんは、2022年9月に富士市で開催された知事広聴「平太さんと語ろう」に登壇。現在、同会の活動の他にも、子どもたちが地域の中で、主体的に環境保全活動や環境学習を行う「こどもエコクラブ」でも活動しています。(担当は小学生の頃、この活動に参加していました。)

「子どもたちとの活動が自分の活動の原動力になっており、身近な自然と親しむ活動をとおして地域の自然環境や人を好きになって欲しい。」と語る小澤さんは今日も子どもたちに身近な自然の素晴らしさを伝えています。

▼ 取材内容の全文は下記のリンク先からご覧ください。

(担当:堤)

統計から見えてくる東部地域の姿Vol.4―令和4年自動車保有台数調査 その1

 皆さんは、車はお持ちでしょうか?
 我が家では、夫婦2人世帯で自家用乗用車1台、自動二輪車1台を所有しています。
 令和4年4月1日現在の県内自家用乗用車の保有台数は2,216,856台で1世帯当たり1.48台、二輪・原付は 355,110台で1世帯当たり0.24台となっています。
 東部地域局管内では、熱海市と長泉町で県内順位が 1位となっている項目がありました。

県内順位1位の項目

  • 自家用乗用車1台当たり人口 熱海市 2.17人/台

  • 保有総数の1台当たり人口 長泉町 1.42人/台

  • 1世帯当たりの二輪・原付台数 熱海市 0.33台/世帯

▼ より詳しい内容は、下記リンク先をご覧ください。

(担当:長谷川)

ふじっぴーと行く! 東部地域で話題の取組

 静岡県東部地域管内の市町が実施している特徴的な事業やイベントを、当局職員がふじっぴーと一緒に取材し紹介します。今回は小山町と伊豆市の事業を取材させていただきました!

小山町のデマンドバス 夏のDigi田甲子園で4位 ~誰でも自由に移動できるシステム~

 夏のDigi田(デジデン)甲子園(※)で4位に入賞した「小山町のデマンドバス」に乗車してきました!小山町では、通勤・通学の利用者が多い時間帯は路線バスを運行し、行き先や時間帯が不規則な日中はオンデマンドバスを運行しています。
 オンデマンドバスの運行システムは、利用者がアプリや電話で乗車・降車場所を選び、予約状況に応じてAIが最適ルートを運転手に通知する効率の良いシステムです。詳細は東部地域局 公式noteをご覧ください。

国の「デジタル田園都市国家構想」実現に向けた地方公共団体の取組を広く募集し、特に優れた取組を総理大臣が表彰するもの。

(※)夏のDigi田甲子園とは

▼ 取材内容の全文は下記のリンク先からご覧ください。

(担当:中野)

伊豆市制20周年に向け若手職員有志が企画! 『伊豆市デザインラボ』

 伊豆市は令和6年に市制20周年を迎えるにあたり、伊豆市のこれからを柔軟に考え、よりよい伊豆市の実現のために20代から30代を中心とした職員有志のチーム『伊豆市デザインラボ』を設置しまし た。
 取材日は、20周年記念イベントの実施案のほかに今後のチームの取組や職場環境の改善等についてワークショップ形式で意見交換を行っていました。市担当者は、「今後は広域行政推進のためにも他市町や県とも意見交換を実施していきたい。」と語っており、これを機に市域を超えた取組がさらに広がっていくのが楽しみです。

(担当:堤)