宇宙人として考え、宇宙人としてそのままを生きる基盤の完成【知っていることをここに体現する】

単純なことを実現するまでに相当の時間がかかった。私が私自身でいるというそれだけの「基盤作り」に費やした時間のことだ。
では、これまで私は私でなかったというのか。そんなことはない。そのときどきで本人なりの最善を尽くして、私であろうとしていた。
でも、そうさせない力、反対する力が自分の内面にあったのだ。その割合は減少し、小さなものになりつつあったが、あり続けたことに違いはない。
これについては別トピックとしても先日2024年6月7日のライブ配信で語っている。アーカイブは★「心の自由と魂の望み・真実を外に探さない」(YouTubeチャンネル「地球生活ひと休みカフェ」)で再生できる。

この記事タイトルの「宇宙人として考え、宇宙人としてそのまま……」の部分は、宇宙人という語の代わりに「創造者」とか「夢主」とか「夢を見ている存在」という言葉を入れても、私にとっては同じ意図になる。
でも、地球人の枠に閉じこもらないという意味で今回は「宇宙人」という語を採用することにした。


そうじゃなくっても、いいんじゃない?

それまで私の内面にあった分裂は、自分自身をいかに「人間仕様に合わせるか」という目的のために生まれた、本当には私そのものじゃないものの見方、考え方、情緒反応だということができるだろう。
私のライブ配信ではそれを「にせものの心」と呼んで説明したことがある。

人間仕様といっても、私自身が採用した中でのそれらを指すことは確かだが、それにしたって、そうしたものの見方や考えは狭苦しいものだった。
いつだって自分の内に浮かんでいた思いを代弁するなら、
「そうじゃなくってもいいんじゃない?」

だって、なぜそうでなければならないのかが、本当にはわかってない。
魂は納得しない。この地球で学んだ人間仕様の心は「???」だらけ。
だけど、これまでは――そんな風に感じる自分を置いてきぼりにし、日々、人間らしい私に化け続けていた。にせものの心を活発に使って。
なんでそのように感じるべきなのか、そう思わなければならないのか、そんな風に生きなければならないのかが不明のままでもだ。
実は、そうありたいと思えないし、それが好きじゃないのに……?

そうした問いは、底にあっさり押し込められ、常識や「そういうものだよ」という説得が蓋のようになってのしかかってくる。
え、あっ、それが大人というものですか? ならば大人を降りてもいいですか? え、年齢的に、自動的に大人ってことになるんですか!?
そしたらそのような考え方を強制されると!?
強制……ですか。でも、誰に?

自分に何かを強制できる存在なんていないよねー、と、ここで正気に戻る。
ああそうだ、これをやり続けていたのは自分なんだと。

こうしたことをすべて自覚のもとに「見える化」していてもなお、人間仕様の恐れの残骸に私が悪戦苦闘していたということが興味深い。なんと、最近までそうだった。先月、5月19日のnoteで公開した、
「人も自分も傷つけ得るという観念(モンスター)が氷解するとき」
この気づきから一気に解体はスピードアップし、まぼろしの根っこはまぼろしだったことが露呈された。

架空の設定にたくさんの理由付けをして「支えたら」、「それに肉付けしたら」こんな世界が生まれるんだ、というようなものだ。全部が確かなものに見えていて、体験としても現実・リアリティーになっていたら……。

私たちの意識の「創造の力」には驚かされる。
この能力は本物で、その部分は朗報だ。
さて、それでは、それを今度は「どう使おうか?」

内に住む案内人

「創造」というと、これから何かを作るかのようだけど、そうではない。
私はこうした発信活動を通して折にふれこのことを表現しているため、重複の説明になるかもしれないが、大切な点なのでもう一度言う。
すべては存在している。その中で、自分が何を選ぶかだ。

自分が本当に体験したいこと、実現したいことは、「知っていること」と感じられる。
この時間軸ではそれを未来と呼ぶかもしれない。別の並行現実と呼ぶのかもしれない。だけどそれは「すでにある」。知っている。
といって、詳細を説明できるわけじゃない。シナリオを伝えられるわけじゃない。地図を描けるわけでもない。

でも、私は知っている。
誰もにとって、魂の自己と一致しているときの感覚はこれだ。
自分のことを様々な証拠や材料を用いて説得にかかる必要はなく、ただ「知っている」という感覚がまず、ある。この場合のそれは必ず自分にとってのよろこび、嬉しいこと、幸福な感覚だ。生きててよかった! とエクスタシーに満ちるくらいの。
疑念も、迷いも、人間仕様の心が茶々を入れるときにだけ生じる。人間仕様の心は「何も知らない」からだ。知らない状態で、知っていると思い込んだことを元に、知っているつもりになって生きているため、たやすく疑い、迷う。

こんな不確かな、人間仕様の「知っているつもり」を頼りにすることはできない。それは「魂の道」を教えてくれないし、導けない。能力的に、どうやってもその道を担当することはできないのだ。
一方、誰もの内に住んでいる案内人がある。
その案内人は、


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