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ぐるぐる思索

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色々考えたことを、思うままなんとなく書いた系記事。 あんまり推敲もしてない。
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2022年2月の記事一覧

自縄自縛

分裂している。
視界に入る文字のことではない。それはただのスマホの見過ぎか乱視が始まったのかそういうアレだ。なかなか目のピントが合いづらくなってきた。

何か選択肢があることで正解のないこと、例えば「今日外出するかどうか」どうしようかなと考えた時に、必ずどちらの答えも一通り検討してしまう。
「出かける」だと、引きこもってばかりいるからよくない。散歩したほうがいい。運動不足だ。行きたい展示会が終わっ

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ストレスって

ストレスってなんだろう。
ストレスが何かは体感してわかってはいる気がしているけど、他の言葉で言い表してみろって言われると結構難しい。

数年前に休職したことがある。そのさらに数年前から頭痛にめまい、吐き気に腹痛とストレスが原因の体調不良をずっと抱えていて、結局休職したのも精神的肉体的ストレスが爆発したからだ。

……とここまで書いて、休職したのって具体的に何年だったっけなTwitterさかのぼった

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自分が好きなモノが自分に一番似合うと思うの巻

自分が好きなモノが自分に一番似合うと思うの巻

ファッションセンスがない。
というか流行り廃りに興味がないので、センス自体がどうかは判らない、というのが厳密な意味では正しいかもしれない。

スカートとかモテカワ(古い!古すぎる!)みたいなふわふわ系とか、ヒラヒラしたものも、本当に好みではないので、若い頃「絶対似合うって~」とか言って薦められるのもすごく嫌だった。
ああいうとき「似合わないから」って断ると「そんなことないよ!見てみたいから着てみて

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男女間の友情

男女間の友情

男女間の友情があるかどうか。時折そういう話題やテーマが記事やテレビで語られている。ずっと「時折見かける」ということは、答えが出ないテーマだからであって、人と時と場合による為だと思う。

性別に関係なく、恋愛体質の人はいるものだろうし、そういう人にとっては友情は存在しないのかもしれない。いや、恋愛体質だったことがないからわかんないけど。

私は私以外の人になったことがないので、自分の視点と価値観でし

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シャイとはなんぞや……

友達と教室で話している時、学食で昼ご飯食べている時、親戚とドライブしている時、同僚と飲んでいる時。
いちいち気にしているつもりはないけれど、言われると、おっ言ったなこいつ!と思うひとことがある。

「俺、シャイだから」

言われた瞬間、はい言ったーーはい嘘ーー!って思ってなんとなく「俺シャイだから言った奴フラグ」を心の中で立てているのは、私の独断と偏見であって、別にフラグを立てたからといってその人

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教師になりたくなかった私の、恩師だったことがある人との思い出

教師になりたくなかった私の、恩師だったことがある人との思い出

うちの家系は教師が多い。母も教師をしていたし、母方の祖母も伯母も父方の祖父も伯父に従姉も教壇に立つ仕事をしていた(らしい)。

母は私も教師にしたがっていた。小学生の頃の担任の先生複数人にも、先生になるといい向いていると言われた覚えがある。理由は全くわからないが。私としては、それこそ小学生の頃から答えは決まっていたので、親はまだしもどうして先生からそう見えるのか不思議でならなかった。
「えぇーー無

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忘れたことと忘れられないこと

忘れたことと忘れられないこと

年に一度の検診を受けに乳腺外科に出かけた。
会社の健康診断でひっかかって通うようになったので、働いていた職場からものすごく近いところにある。

検診を受けるだけで憂鬱だというのに、職場の人がうろうろしていて出くわさないか、無駄に神経を使うので、今となってはもう少し別の病院にしておけばよかったと思う。
ぱっと見あまり変わらない景色、でもお店が入れ替わったりして、なんとなく変わったその町を歩きながら、

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根本原因を探しながら逃げるの巻

根本原因を探しながら逃げるの巻

書きたいことがたくさんあるし、毎日パソコンに向き合う時間を作ってアウトプットをするリハビリをしよう。
そういう動機で初めてまだ一週間経つか経たないかなのに、もう何も指が動かない。うち3日は休日で碌に書いていないのに(早速休んだし)。

これについて書こう、あれについてはどうだろう、そう思考を巡らせていると、どれもこれも結局自分が向き合いたいことって、主に母から言われたひとことがこんなに突き刺さって

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夢に遊びに来る人

夢に遊びに来る人

眠っている間に見る夢は覚えている方だった。
夢だから荒唐無稽だし、明らかに願望が反映されているなと思うようなこともあれば、何の影響でこんな夢見てるの!?と思いながら目覚めるのも常だった。

お手軽なエンターテイメントみたいなものだと思っていたが、不眠の気が出てきて服薬しないと生活が立ち行かなくなったころ、ひどい気分で目覚めることが常になった。
無理やり寝かせているからだろうか、覚醒前に脳が見せるの

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判断基準と「正解」

判断基準と「正解」

あなたの髪質は?猫っ毛ですか?細いですか?傷みやすいですか?
10年以上前、試しに選んだ美容室に入って受付をすると、カウンセリングですと渡された紙には、質問がたくさん並んでいた。
そんなこと訊かれても……と困惑した。天然パーマではあるが、猫っ毛というのかどうかわからない。細いかどうかも、傷みやすいかどうかも、他の人と比べたことがないからわからないよ!

人はみんな自分の髪質を理解しているものなのだ

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承認欲求の向かい側

承認欲求の向かい側

「作家は総じて自己顕示欲が強い」

十代後半の頃に何かの本で読んだか、誰かから聞いたか、一言一句同じかどうか記憶にはないが、とにかくそのような言説を知った。
文章を書いて公開するという行為は、自分の考えや思いを不特定多数に公開するから、というような意味だった。
知らない物事について反証が特にない場合、比較的簡単にへぇそうなんだと納得してしまいがちなので、まあそうだろうな、と思ったのは覚えている。

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まずは書く

まずは書く

子供の頃から本を読むのが好きだ。
だからなのか、言葉や文章を書くことに何の抵抗もなかった。小学校低学年の頃から、息をするように書けた。
長じても、国語の成績はいつもトップクラスに良かったし、小論文の課題は対策なんかしなくたってなんでもかけたし、難しいと思ったこともなかった。

でも、例えば「読書感想文」、「遠足の感想文」……何らかの「感想」を書くのは苦手だった。
一行目しか浮かばない。「面白かった

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