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自由律俳句 #230

【読書しているおばあちゃんの背中】


曇天の図書館はいつもより静かに感じる。

読書しているおばあちゃん。
丸い小さな背中。
なんで懐かしいんだろう。

本の行を指でゆっくりなぞりながら、
うんうんと小さく頷いて読んでいる。

おばあちゃんの周りだけ、時間の流れに変化がある。
私には見えるんだ。
見たらきっと、あなたもそう思うはず。

のんびりと本を読む空間に、
淡い色の時間が流れている。

読むことって素敵なんだ。


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