4歳児とシャボン玉 - 思いやりとリーダーシップ

"Rock, Paper, Scissors, shoot!"

感動的な瞬間の始まりでした。

４歳児のボスとシャボン剣で遊んでいた時、
「僕にもやらせて！」「私にもやらせて！」
と近所の友達から言われた時の出来事です。

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Rock, Paper, Scissors, Shoot!

近所の友達とボスは英語で話します。
英語で「じゃんけん」は"Rock, Paper, Scissors"
「ぽん」は"Shoot"に当たると思います。

先日家族ですごろくで遊んだ時に、練習しました。

大きなシャボン玉が作れる「シャボン剣」は、近所の年上の友達たちの関心を集めました。

ボスは年上の友達と遊びたがります。
（物怖じしません。笑　私とは大違い。。）

「貸してー貸してー！」
「私も！」
「僕も！」

こう言われた時に、ボスはこう言いました。

"Wait! Rock, Paper, Scissors, Shoot, ok?"

年上の友達を巻き込んで、じゃんけんを始めました。

４人いたので「あいこ」になったのですが、
なぜかボスルールが適応され、

"Ok guys, William, Jack, Megan, and me. OK?"
(名前は仮称)

と順番を決め、しかも自分を最後に持って来たのです。

そして一人ずつ遊び終わると、次々にシャボン剣を渡していくボス。

誰かが二回やろうとすると、年上だろうと関係なく「順番を守れ」と真剣に怒ります。笑　

そして自分の番まで回って来ました。

天使の4歳児とは程遠いですが、大きな成長が見れた瞬間でした。

ボスの順番決めから学ぶ思いやりとリーダーシップ

順番決めスキルは、ボスが最近身につけたことです。

去年であれば、自分のおもちゃを人に貸すことが嫌で、
ギャン泣きで終わっていたと思います。

さらに、順番を「待つ」という忍耐強さに加え、それを考慮に入れた上で不確実性の高い「じゃんけん」という選択肢を年上の友達に提案し、自分が仕切って遊ぶ順番を決めました。（人に決められるのが嫌なのかもしれない。笑）

自分、自分、となりがちな幼少期ですが、少しでも友達と一緒に遊ぼうと他を思いやる気持ちが芽生えているようです。

最後に

✅　順番待ちに見る忍耐
✅　他を思いやる心
✅　リーダーシップ

ボスの成長から考えさせられたことです。

日常生活のほんの一瞬の出来事でしたが、過去を知っていたからこそ気づけたボスの成長で、シャワーをしながら思いっきり褒めてやりました。

「みんなとシャボン玉で遊んだ時、じゃんけんで順番決めれて、びっくりしたよー。トット嬉しかったなー。〇〇が最後だったしねー。みんな喜んでたねー。」

見たことをなるべく具体的に伝えることにしています。

結果だけではなくて、プロセスに対するコメントは、内的モチベーションを高めると香港で学びました。

「結果」をどう捉えるかについては、黒川伊保子さんの記事も読ませていただきました。

男の子を一流にさせる子育て。親がもっともやってはいけないこと（ESSE-online） - Yahoo!ニュース

【黒川伊保子さん】
脳科学・人工知能（AI）研究者。1959年、長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータ・メーカーにてAI開発に従事。2003年より（株）感性リサーチ代表取締役社長。語感の数値化に成功し、大塚製薬「SoyJoy」など、多くの商品名の感性分析を行う。また男女の脳の「とっさの使い方」の違いを発見し、その研究成果を元に『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』（ともに講談社刊）を発表

ボスが天使に進化するまでの道のりは長そうで、今でも気に入らないことがあるとギャン泣きの毎日です。

三歩歩いて二歩下がる

私の母から言わせれば

三歩歩いて三歩下がるかもしれない。

それでも一緒に歩きながら、歩く軌跡を楽しみたいと考えさせられました。

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