深い呼吸が、代謝の良い体を作る!
あなたは呼吸していますか?
そりゃ~、していますよね。呼吸しているから生きています。
では、呼吸の深さを気にしたことはありますか?
深呼吸!
ラジオ体操の最後に深呼吸しますよね。深呼吸というのは、体操の最後のするものという固定観念はありませんか?
日常的に深呼吸していますか?
私はストレッチや自力整体をする時には、必ず呼吸を意識するよう生徒さんに指導します。ところが、深く呼吸することがそもそもできない人が高齢者にはとても多いです。
そんな人は「呼吸が浅い」わけです。
呼吸が浅いということは、肺の奥深くへ酸素を送り込んでいません。それでは自律神経が整いません。だからそんな人は、夜が眠れない人です。
「呼吸を日常的に意識することができません」と言われた人が以前いました。その人のお体を触ると、横隔膜から大胸筋が硬くなっているために、そもそも深い呼吸ができない状態になっていました。
横隔膜(おうかくまく)というのは、肺呼吸に関わる筋肉のひとつです。
大胸筋は、胸にある筋肉で、この筋肉が硬くなると呼吸が浅くなります。
自分でこの辺りの筋肉をほぐすことができれば呼吸がしやすくなるはずです。でもその前に、まず呼吸の仕方についておさらいしておきましょう。
呼吸の仕方にも、上手と下手があります。あなたはどうですか?
下の映像はランナー向けに話していますが、日常生活にも役立ちますのでお時間ある時にぜひご覧ください。
鼻から4秒吸って、口から6秒吐く。
これが鮎川式46呼吸法です。
なめらかな呼吸で行ってください。呼吸が変わるだけで、ずいぶん変わりますよ。酸素が脳へ行き届き、肺の奥深くへも入りますと、細胞が活性化します。
私たちは呼吸しているからこそ生きています。酸素を取り込まなければ、死んでしまいます。酸素の取り入れ方が上手な人と下手な人があるわけです。マラソンすれば自然とその方法が身に付くのですが、運動しなくても呼吸に意識をすれば、上手な酸素供給ができるようになります。
深い呼吸が、代謝の良い体を作る!
約37兆個の細胞が私たちの体の中で動いています。細胞が生まれ変わることを「新陳代謝(しんちん・たいしゃ」と言います。「代謝が良い」というのは、細胞の生まれ変わりが早いという意味です。若い人の肌がプルンプルンなのは新陳代謝が良いからです。年と共に代謝が落ちます。落ちないようにするためにも、新鮮な酸素をたくさん送り込んでください。そのためにも上手な呼吸をやってみましょう!
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