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覚えるから忘れるんです。最初から覚えていなければ忘れることはありません。

「物忘れがひどくなったわ~」とお嘆きの人がとても多いです。その後必ず出てくる言葉が「認知症かな~?」です。

その言葉を聞くたびに私はいろんなことを考えます。たぶん、考え過ぎるくらい考えます。

なぜ?

から、私の考えはまず始まります。

「なぜ今そう思ったの?」

「そう思ったら、そっちへ行っちゃうよ。だからそんなこと思っちゃダメなんだよ。」

そう思うけど、言ったことはありません。だって、言ったって無駄ですから。

認知症に関する知識や予防法は巷にたくさん溢れています。なぜ知らないんだろう?って思います。物忘れがひどくなったから認知症だと決めつけていては、ストレス溜まりますよ。そう言ってあげたいけど、それもまた無駄な話になりますから言いません。


冒頭の会話に関しては、おそらく「今日は天気が悪いですね」といった、社交辞令のような意味のない会話なのでしょう。もしくは「私もよ」と同調してほしい投げかけなのだと思います。

人は「みんなと同じ」ということに安心感を抱きます。だから私も深く考えずに同調してあげれば良いだけなのに、そんな気の利いた言葉がなかなか出ません。


「最近、予定を勘違いしたり、忘れることが多い」という人もとても多いです。しかし私はそんなことが起こりません。なぜなら、最初から覚えていないからです。とても単純な話ですが、覚えるから忘れるんです。最初から覚えていなければ忘れることはありません。だから私は最初から覚えることなく、一日に何度もスケジュールを確認します。これで解決しませんか?

あと高齢者がよく言われるのですが、カレンダーへの書き間違いです。

手帳には月曜日に書いているのに、台所のカレンダーには火曜日の欄に書き込んでしまったという「書き間違い」です。これは昔からの固定観念が邪魔していますよね。カレンダーに予定を書くという習慣をやめればいいだけです。

何度も手帳開くのが面倒くさいから、いつも見るカレンダーですぐ分かるようにしたいのでしょう。その生活習慣や固定観念が裏目に出ているわけです。自分の性格を考えてどうすれば良いのか解決策を積み重ねるしかありません。高齢になってからでは新しい対応策が難しいので、早めに改善しておきたいですよね。


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