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体力や気力の衰えは、年齢と共に徐々に低下していきながら、ある時点で急降下すると言われることが多いです。高齢者と話をしていると、「急に気力が無くなった」「急に体力が落ちた」と言われます。このイメージをグラフ化してみました。

体力が有り余っている若い時は、120%の勢いがあります。年と共に徐々に下降し始め、ある瞬間、グラフでは「B点」と「D点」で急降下します。

個人差はありますが、私の周りの高齢者の話を基にしますと、「最初に落ちるA~B点は、75歳頃」「次に落ちるC~D点は、80歳過ぎ」だそうです。

言い換えれば、75歳くらいでガクンと体力・気力が落ち、80歳を超える頃、さらにドーンと落ちるそうです。年齢は個人差がありますから参考までにしていただきたいのですが、今日言いたいことはここからです。


年取ってからの筋トレやリハビリは、どれだけ効果があるのか?


デイサービス等へ行って、筋トレ、あるいはリハビリと称して、体力の増強をし始めるのが、C点を過ぎてから、人によっては、D点あたりから実施することでしょう。

それは、要介護にならないよう頑張りましょう、という意味です。A点やB点では、まだその必要性を感じないそうです。周りから言われて行き始める人もいますが、これもまた個人差があります。

私が一番言いたいのは、体力・気力が落ちかけてから、「さあ、頑張りましょう!と言われても、どれだけ頑張れますか?」ということです。そもそも体力・気力が落ちかけてるんですから、それから新しいことを始める、筋トレを始めるなんてことできますか? あるいは、それから始めて、どれだけの効果が期待できますでしょう?

では、もうひとつイメージグラフをご覧ください。

先に紹介した折れ線グラフが「緑の線」です。A点から先の下降線は同じで、A点の位置を押し上げてみたのが「黄色の線」です。こうすることで、最終的に要介護の赤線に到達することなく人生を終えることができます。

A点を仮に75歳としましょう。75歳までに、体力気力ができるだけ落ちないような「黄色の線」の生き方をした方が良いと思いませんか?

A点以降はもしかしたらもっと下降するかもしれません。でしたらなおさら、A点の位置を高く保つ努力が必要だということになります。


一日も早く運動習慣をつけましょう!


体力が落ちてから頑張るより、体力が落ちないように若い時から頑張っておくことが必要だと私は考えます。

間違っていますか?

とくに50代が大事だと私は思います。50代をおろそかにして、運動しない不摂生な生活をしてしまうと、A点がもっと早くやってくる可能性だってあります。

年が行けば行くほど、運動習慣を始めることは億劫になっていきます。それは明白です。だからこそ、今からすぐにでも始めるよう心がけていただきたいです。あなたの体は、あなたが管理者です。大事に一生お使いください。

一番良いのは、年取ってもデイサービスに行くことなく、高齢者施設に入居することもなく、自分の足で歩き、自分の口でおいしく食べ、ある日突然亡くなることです。そのためには、体力・気力が必要なことなんて、当たり前のことです。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。