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未来は挨拶をしないのが当たり前になるのか?

「向こう三軒両隣」という言葉が死語になってしまいました。昔はご近所さんとそれなりに仲良くしていたものです。住宅事情や家庭環境が変化したことで、周りにどんな人が住んでいるのかさえ分からないようになりました。

現に私が住むマンションでも、新しく引っ越してきた人が引越しの挨拶に来られることがなくなりました。以前でしたら、せめて隣や上下くらいは挨拶したものです。それが今や、隣にどんな人が住んでいるのか、姿も見たことがないという現状です。

NHKが、日本人の意識調査をしたグラフがあります。

出典=NHK放送文化研究所「『日本人の意識』調査」

データは2018年です。この後に新型コロナで世界が一変していますので、さらにグラフの角度が進んでいるものと思われますが、自分が思っていることと一致していて、納得できる結果です。

笑顔で挨拶しても、完全無視する人の気持ちはどうなっているのだろう?


私のマンションにおいても、こちらが顔を見て笑顔で挨拶しているのに、ほとんどの人が軽く会釈する程度で、挨拶を返して来る人はとても少ないです。完全無視する人も以前より増えました。

私がダブルワークとして働いている病院でも、朝の挨拶をまったくしない人がとても多いです。完全無視する人も多いです。さらに一番気になるのが、学生の研修生ですら挨拶しない人が多い点です。

夕方ランニングしていましたら、下校途中の小学生は元気よく挨拶をしてくれます。あれは抑止力を教えた姿だそうです。不審者だったとしても、先に子供から元気な挨拶をされると犯行に及ぶことを躊躇するそうです。

その教えを大人になると、忘れるのでしょうか?

他人と関わろうとしない、あくまでも「意識の問題」なのかもしれません。

他人のことはきっと気にならないのでしょう。深く知りたいとか、仲良くなりたいなどと考えることもなく、関わることすら拒否しているからこそ、挨拶すらしないのではないかと私は考えます。しかし、本音を聞いてみたいです。「あなたはなぜ、挨拶をしないんですか?」と。

若い人に増えていますから、これからもっと住みにくい社会になるかもしれません。こんなこと言っている段階で、老害扱いされる恐れもあります。世の中の変化についていくために、挨拶をしないという習慣が当たり前になったらイヤですね。

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