見出し画像

孤独こそ、好きなことに没頭できる贅沢な時間

昨日は「孤独を避けようとするほど不幸になる」ということを書きました。

昨日に引き続き「孤独こそ最高の老後」松原 惇子(著)を読んで、書いていきます。著者は、なぜ孤独が最高だと言っているのか? 共感できる内容が盛りだくさんです。

人付き合いのストレスが激減し、自分勝手に自由に生きられる


夫婦というのは、気持ちの距離感が近い分だけ、相手が自分の期待通りに動いてくれなかったり、自分を大切に思ってくれなかったりすることに不満を感じるようになります。それは家族でも親せき、友人においても同じことです。濃い人間関係よりも薄い方が良いのです。老後は孤独でも案外平気になるもので、相手のことを気にしなければストレスはない、と著者は言います。

まったくその通りだと私は思います。深く関われば関わるほど、ストレスを感じるようになります。現代社会においてはストレスは避けて通れないと言いながら、自分からストレスを負いに行ってしまっているのです。ストレスは人間関係でしか生まれないといっても過言ではありません。であれば、人間関係が薄い方がストレスが少ないに決まっています。

歳を重ねるにつれ、しがらみが少ない方が精神的に楽に生きられます。薄い関係の友達が少しいれば気疲れせず、楽しい人生を送ることができるのです。年を取ってからの友人は、近すぎず遠すぎず、適度な距離を上手に保つことができれば、定年後であっても新しい友人を持つことができます。

弱い心に蓋をして人間に求めず、求めるなら猫と暮らすことをオススメする、と著者は言います。人に媚びず、猫と一緒にいると「前向きに生きる元気をもらう」ことができます。老後のパートナーとしては、犬ではなく猫が最高なんだそうです。

自分の世界に徹底的に没頭することができる


孤独こそ、好きなことに没頭できる贅沢な時間なのです。没頭できるもの、好きなものがない人は、たまたま「まだ出会えてないだけ」かもしれません。希望を捨てず、前向いていればきっと出会えます。

時間:若い頃に比べてたっぷりとあります
収入:働かずして年金が入ります
健康:まだまだ自分で動ける体力があります

孤独とは、よきお友達だと気付き、孤独というお友達を連れて好きなことに没頭することです。老いてこそ、一人だからこそやれることは、本当にたくさんあります。実は、孤独はメリットだらけなのだと著者は言います。そう考えれば、なんだか明るい未来になってきますよね!

老後資金の心配はゼロ


老後の不安は、老後になると消えます。死まで想像できる年齢になると、先が見えるから逆に不安がなくなるそうです。過剰な心配は取り越し苦労になります。楽観的な人の方がいろんな面で得をするのは誰でもわかっています。

孤独の人の方が自分のお金を自由に使うことができます。別にお金が足りなくなったとしても誰に迷惑をかけるわけでもないので、気楽なのです。自分の覚悟さえ決まれば、余計な心配から開放されて生きていけるのです。すると、今を楽しもうという気持ちになれます。

収入を得ることにマインドを切り替えていく


月に4万円稼げれば楽しい老後が送れます。僅かなお金でもいいので入ってくるお金があれば、生きるエネルギーになるし、気持ちが楽になります。年金が減ってしまうのは誰にとっても悲しいことで、多くの人はそのことに対して不安を抱えることでしょう。しかし、自分一人分だけでいいのなら、収入もそんなに多くなくても大丈夫なのです。年をとっても働き続けるということは、健康的にも生きる上でも、極めて重要なことなのです。

孤独こそが最高の生き方だと思えば、これから年老いていくのが怖くなくなります。明るい未来を想像して堂々と年を取りたいものです。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。