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中高年の正しい歩き方に関していくつかに分けて書いてきました。そして行き付くところは「スローランニング」です。

スローランニングとは、歩く速度で走ることです。

簡単なやり方としては、二人ペアで行います。Aさんが歩きます。その横をBさんは走ります。ある一定のところまで行くと交代して、Aさんが走り、Bさんが歩きます。これを繰り返していくのです。

「走る」と聞くと「とんでもない!」と拒否されるのが普通です。騙されたと思って一緒にやってみましょう、と言って実際やってみると、皆さん走る速度が速すぎるのです。確かに走るという行動は、歩くより速度は速いのが一般的です。駅へ行く時、電車に間に合わないと思って走ったことで間に合うことがあります。点滅する信号を慌てて渡る時に走る人もいます。ようするに、走るというのは、時間短縮のために行うものと考えがちです。だから一緒に走ってもらうと、速度が速くなるのです。

歩く人と並んで走ると楽にできる

そうではなくて、歩く速度の人と並んで走るわけですから、走る速度は、歩く速度と同じなのです。そして、この歩く速度を昨日の例にも挙げましたように、「遅い~標準~速い」という3種類の速さで行って、走る人はその歩く速度に合わせて行っていただきます。

走るという固定観念を持たれている人に話すと、絶対に拒否されます。だから走るという概念を覆すことが分かれば、簡単に行うことが可能となります。一度やってみたら「な~んだ」という感じです。いとも簡単にできてしまうので拍子抜けするくらいだとも言われます。「これだったらできるわ」「スローランニングやってみたら体がフワフワして気持ちいい」などと言われます。

走ることは、全然辛いことではない

走るということに関しては、「しんどい」「つらい」などというマイナスイメージが付いてしまっているので、その垣根を取っ払うことが一番最初は難しいです。ところがいざやってみると、なんてことはないのです。

何も考えずにダラダラ歩いているだけでウォーキングしていると解釈している人と比べると、ずいぶん運動量が増える気がしませんか?

そうなんです。一時間ダラダラ歩くよりも、10分間スローランニングした方が遥かに運動効果は高いのです。一人でも自由にいろんな速度でできるようになると、遊び感覚でできます。5分歩いて、1分スロージョギングして、また5分歩いて・・・などと、自分の体力に合ったメニューを自分で作ればいいのです。

いつも同じコースではつまらない

毎日同じコースを歩く人がとても多いです。しかしそれで楽しいですか? 毎日とは言いませんが、いろんなコースを歩いた方が楽しいと私は思うのですが、いかがでしょうか? 高齢者の場合、遠くまで行き過ぎたら返ってくるのが大変だと言われる人もあります。それは無計画で出るからです。あらかじめ地図を見て、どのくらいの距離か調べてから出てみましょう。地図なんて最初は見方が分からなくても見ていると分かってくるものです。Googlemapが使える人はもっと便利な考え方もできるはずです。

ただ歩くというだけなのに、考え方次第でもっともっと楽しくすることができます。すべてはあなた自身が決めることです。自分でできない場合は、できる人に頼めばいいだけです。チャレンジしてみようと思うか思わないかの差だけです。正解なんてありません。自由に自分のプランを考えて遊んでみましょう! そう、とにかくなんでも遊びにつなげることです!

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。