見出し画像

先日お会いした人は、若い頃から野球などの運動をたくさんしてこられた人で、最近ではフィットネスジム通いをしているそうです。

私「ジムって、おもしろいですか?」
●「そう聞くくらいだから、合わないんでしょう?」
私「はい、ダメですね」
●「何がダメですか?」
私「目的がわからないんです。別に筋肉をいっぱい付けたいわけではないから、筋トレする意味が分からなくて。機械使って、何回もするのは億劫です。ランニングには、筋肉付いたら重くなるのでむしろ邪魔になるし、外走っている方が楽しいです。」
●「あ~、なるほどね。僕の場合は、筋肉が付いてきて、ムキムキした身体になっていくのが楽しいんですよ。」
私「そういう目的がちゃんとあるわけですね。」
●「だから鏡を見るのが楽しくなるんですよ。」

この人の身体は確かにすごい筋肉質です。服の上からでもよく分かります。ジム通いを楽しんでいる象徴ですよね。


自分で放火して消化する無駄


一方、痩せるために通っている人もいますよね。そんな人に対して、タレントの所ジョージさんが、ユニークな表現をされています。

所ジョージさんの名言

散々食べて、運動場にお金払って運動して、ランニングマシーンなんて訳の分からないものの上でエネルギーを消化する。だから自分で放火しては消火する、みたいな話ですよ。わかっている人は、そんなことしなくなります。

さすが所さんですよね。食べることを「放火」と呼び、運動することを「消火」と表現しています。とても無駄なことの一例です。

食べると太るわけで、そんなの誰だってわかっていることです。そこでジム行くわけですけど、ベルトの上をイヤイヤ走ってる感じがします。

放火と消火をセットで考えるならば、最初からそれをどう楽しむのか、その方法を考えて実行した方が、より一層楽しみが増えると思うんです。それが遊び心かなと思います。


運動する楽しさが、食べる楽しさを上回れるか?


ダイエットって、義務のような試練のような感じがします。私は、走ることの楽しさを知ったから、多少食べても大丈夫かな、と考えることもあります。逆ですよね。楽しさを何に見出すかによって、同じことをしても意識が変わると思います。

先に紹介した人は、ムキムキになることを楽しみにしていますから、そのため食べ物もかなりこだわるそうです。太ってダイエットの必要な人って、食べ物にこだわりがあっても、それは違うこだわりであり、こうなりたいという理想でもありません。

「食べる楽しさ」だけで、その先がない気がするんです。確かに食べることは楽しいし、幸せを感じます。その先にもうひとつ違う楽しさ、あるいは何らかの遊び心があれば、食べることに対する考え方も変わる気がします。

少なくとも運動する楽しさを先に持っていれば、食べる楽しさもずいぶん変わるはずです。とにかくまずは運動しましょう! 義務ではなく、楽しむために。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。