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アポのコントロール〜自分勝手なアポ取りのすすめ〜

さて、明日から新年仕事始めという方も
多いのではないでしょうか。

正月ボケのリハビリとして明日はゆっくり
仕事される方も多いかと思いますが、
明後日以降のアポイントをそろそろ詰めて
いかないといけないという方もいるかなと
思います。

そこで、本日は私が実践している「生産性」の
高まるアポ入れ方法をお伝えしたいと思います。

この方法を実践するかしないかで、スケジュール
の効率に大きな差が生まれると経験上実感して
います。

それは、「自分勝手」にアポイントを入れる
ということです。

自分勝手と聞くと良いイメージがないかも
しれませんが、要は「自分軸」でアポ取りを
提案していくことにあります。

例えば、アポイントを取得する際に、この
ようなお声かけをしている方はいませんか?


「○○さん、来週どこかお時間をいただけ
 ないでしょうか?」

このアポ取りはたしかに、アポイントを取る
という目的達成としては確率が高いです。

しかし、私個人で言うと取引先の担当数は
約50店です。
担当エリアも東西で約100キロ近く離れて
います。

アポが1日1つでいいのであれば、上記の
アポ取りでいいでしょう。

しかし、私の場合、上記のアポ取りをして
いるとどうやっても1ヶ月に全店周り切る
ことは不可能です。

そこで、大切にしていることが「自分軸」で
アポイントを提案していくことです。

例えば、下記のようにご提案しています。

「○○さん、来週月曜日か火曜日の午前中の
 ご予定はいかがですか?」

「○○さん、来週月曜日の11時頃は在社
 されていますか?」

ポイントは日時をこちらから指定することです。

例えば、この月曜日と火曜日に同エリアの
アポイントを入れていくことで、移動としての
効率も高まりますし、無駄時間なくアポイント
を詰め込むことが出来ます。

これは既存のルート営業をする方はもちろん、
新規ルート先開拓としてのテレアポ等でも有効
です。

自分のスケジュール生産性が高まることは
もちろんですが、人間の心理的にも上記の
ような聞き方は相手が答えやすいものです。

それは、「ダブルバインド」と言われる
心理テクニックが使われているからです。

要するに、「二者択一」で相手に問いかける
方法ですね。

相手も選択肢のないところから、答えを出す
より、選択肢があるところから選ぶ方が
ストレスも少ない方が多いです。

例えば、

「休日はどうお過ごしですか?」

という質問よりも、

「休日は外にお出かけされますか?それとも家で
 ゆっくりされますか?」

というダブルバインドによる問いの方が相手も
答えやすく、次の質問にもスムーズに移行でき
ます。

ぜひ、明日からのスケジューリングをより効率的
にするためにも、ぜひこの「ダブルバインド」を
活用してみてください。

それでは。

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