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楽天証券とSBI証券〜改悪を受け乗り換える?〜

今月に入って「楽天証券改悪」についてすごく
賑わってますね。

本日は改悪点を確認し、SBI証券に乗り換える
ことが良いのかを見ていきます。

2月1日に楽天証券より下記の通り変更案内が
ありました。


今回論点となる改悪点は大きく2つです。

①クレカ決済時のポイント還元率変更

楽天証券で投資信託などを購入する際にクレカ
決済においては「100円につき1ポイント」の
1%還元となっていました。

しかし、今回の変更で「500円につき1ポイント」
の0.2%還元になります。
これは2022年の9月買付分から変更となります。
※代行手数料が年率0.4%未満の銘柄が対象
 ですが、おそらくほとんどの方が対象です

今まで投資をクレカ決済で行うことにより、
1%の還元があったため、還元で得たポイントを
再度ポイント投資に回すというサイクルが効率
良くできておりました。

例えば、つみたてNISAを月に33,000円買付して
いる方であれば、330ポイントが付与されていま
した。
それが今回の変更からは、66ポイントしか付与
されなくなるということです。

②楽天SPU ポイント投資条件の変更

これまでは毎月500円以上のポイント投資が
あれば、楽天市場でのSPUが1倍プラスとなって
いました。

しかし、2022年4月以降はマネーブリッジの設定
が必須でかつ、楽天証券での米国株と投資信託で
それぞれ3万円以上のポイント投資がなければ
1倍プラスとなりません。


片方だけでのクリアでも0.5倍はありますが、
これまで500円で済んでいたところ、3万円の
ポイント投資は現実的ではありませんね。


これら2つが大きな改定点です。

これを受け、SBI証券に乗り換えを行うという
選択をご検討されている方も多いようです。

SBI証券のクレカ決済における還元率は、
三井住友ナンバーレスカードで0.5%、
三井住友ゴールドナンバーレスカードで1%
となっています。

通常ナンバーレスカードをお持ちの方が多いと
思いますので、これから証券口座を開設して
投資をスタートするという方はSBI証券がお得
かと思います。

しかし、楽天証券も今回の改悪と併せて、
「楽天キャッシュ」での積み立てが開始と
なります。

楽天キャッシュでの決済で還元率は0.5%を
維持できます。そのため、楽天証券既存ユーザー
の方は8月からの買付は楽天キャッシュで行えば
いいかと思います。


8月から12月分の買い付けは0.5%上乗せで
1%を維持できるみたいです。

SBI証券には保有ポイントやマイレージも存在
しますが、そこまで大きな差が生まれるものと
認識していませんので、既存楽天証券ユーザー
はわざわざSBI証券に乗り換えるメリットは
そこまでないと私個人的には思います。

8月以降は楽天キャッシュでの積み立てを
すれば良いかと思います。


というのも、SBI証券も一定数のユーザーの囲い
込みが完了した時点で、楽天証券と同じように
条件変更をし始める可能性も考えられます。

乗り換えたものの、すぐ条件変更となり楽天で
やっていたのと変わらないということもあり得る
話だと思います。

とは言え、数百円でも得をしたいという方は
SBI証券乗り換えがいいかもしれませんね。

通常であれば、証券会社から証券会社への
保有投資信託の移管には「投資信託出庫手数料」
というものがかかりますが、SBI証券もやり手
です。

投信お引越しプログラムと題して、他社でかかった
投資信託出庫手数料をキャッシュバックして
あげるからこっちおいで!というキャンペーンを
やっているみたいです。

そのため、移管の手数料も抑えられるため、
乗り換えも今ならアリかもしれませんね。

ただし、現在つみたてNISAを楽天証券で
やっているという人は、金融機関の変更は
一度でもその年のNISA枠を使ってしまうと
その年はできませんのでご注意を。

私個人的には、乗り換え時に必要な移管の手続き
などを行う費用対効果がそこまで高くないため、
それに費やす自分の時間が勿体ないと思って
しまいました。

そもそも「改悪だ!」と騒がれていますが、
元々が意味不明なくらい良すぎたボーナス期間
だっただけです。

それが通常運行に戻っただけなので、ここまで
楽天証券を悪のように改悪呼ばわりはどうかと
思います。笑 

私は使いやすさの観点や、楽天経済圏の利用が
まだ効果的であること、改悪は他の会社でも
あり得ることを踏まえて、これからも楽天証券
を使い続けようと思っています。

なお、銘柄数とかはさておき、ポイントだけで
言うとダークホースが登場しました。

「マネックス証券」です。

2022年2月25日よりマネックスカード積立で
ポイント還元率1.1%となるようです。

なんだかもうイタチごっこで潰し合いですね笑

やはり、生活費としての消費は楽天ポイントが
個人的に使いやすいので、楽天証券からは離れ
られないです〜

ぜひご自身の気が向くがままに変更するしない
をご検討ください。

それでは。

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