マガジンのカバー画像

渡部亮平の夢見ることなら目一杯

3
脚本家、映画監督、CMディレクターの3足のワラジを履く渡部亮平の、日記です。
運営しているクリエイター

記事一覧

将来の夢についての覚書

将来の夢についての覚書

小学生の文集によくある定番の質問といえば、”将来の夢”だろう。
5年生のとき、僕の友達でとにかく運動神経がバツグンで、走るのが速かったタケちゃんは将来の夢として、
「西野くんとラーメン屋をする!!」
と書いていた。タケちゃんと西野くんは仲が良かった。でもなぜラーメン屋だったのか。タケちゃんも西野くんもラーメン好きの印象はなかった。
ふと気になって、西野くんの将来の夢を見てみると、
「医者」
と書い

もっとみる
就職失敗したから脚本家になった話

就職失敗したから脚本家になった話

画像は2009年4月に撮ったもの。
まだ人生で「脚本」というものをひとつだって読んだことのない頃。赤坂にあるシナリオ作家協会のシナリオ講座に通うために道に迷わないようにと、パソコン画面の地図を撮ったのだと思う。
思い返すと、シナリオ講座に通ったことは、人生の分岐点だった。

どうしてシナリオ講座に通うことを決めたのか。
答えはシンプルで、就職活動が全然うまくいかなかったからだ。

就職失敗のおかげ

もっとみる
脚本家、映画監督、CMディレクターをしている32才の男が日々いろいろ思うこと

脚本家、映画監督、CMディレクターをしている32才の男が日々いろいろ思うこと

をnoteに書き連ねていこうと決めました。
はじめまして、渡部亮平と申します。これで〈わたなべ〉と読みます。

こちらのnoteでは普段仕事をしながら考えていることや、作品を形にするときの思考について、また、「脚本家」「映画監督」「CMディレクター」という仕事について、一体どんな仕事なのか、どうすればなれるのか、私自身まだまだド新人なので生意気なことは語れませんが、それでも、伝えられる限り丁寧にお

もっとみる