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色彩小説:8月はメロンソーダ(仮)第一話
「いらっしゃい」
落ち着いた声のマスター。
ログハウスのような喫茶店の中は、よく見かける常連のお客さんでいっぱいだった。
マスターが手招きして、カウンターの一番端の席に案内された。
予約席と書かれた手書きの白い紙が置かれている。
「予約席ですけどいいんですか?」
「お客様の席ですよ」
マスターは器用にウィンクをして、手作りのケーキを目の前のお客さんにお出ししていた。
「えっ?うそ!!
「いらっしゃい」
落ち着いた声のマスター。
ログハウスのような喫茶店の中は、よく見かける常連のお客さんでいっぱいだった。
マスターが手招きして、カウンターの一番端の席に案内された。
予約席と書かれた手書きの白い紙が置かれている。
「予約席ですけどいいんですか?」
「お客様の席ですよ」
マスターは器用にウィンクをして、手作りのケーキを目の前のお客さんにお出ししていた。
「えっ?うそ!!